いつまで京都の桜を楽しむことが出来る?これからでもまだ間に合う名所もご紹介!

日本の春の風物詩とも言える、「桜」。この時期にしか見られない絶景を目に焼き付けようと多くの方が、名所に足を運びます。そんな時に、「桜が咲いていなかった」「桜が散ってしまった」など、せっかく足を運んでも絶景を見ることが出来なかったらとても悲しいですよね。京都の桜を満喫するにはいつまでに、見に行けばいいのか?一緒に見てきましょう。

2024年の京都の桜の開花予想は、3月22-23日と言われています。2023年の日付を見ると、京都の桜の開花日は3月17日となっており、満開日は3月30日頃になりました。ここから推測出来ることとして、2024年は、3月23日~4月2日頃が、満開を迎えると予想されます。

平年の京都の桜開花予想時期は?

平年の京都の桜の開花は、3月28日頃で、満開となるのは4月5日頃と言われています。ただ開花、満開の時期は、1週間前後ずれることもあると言われています。

開花予想とはどのようにしてわかるのか?

桜の開花予想とは、どのように出しているかと気になりますね。この開花予想は、花芽の生長が気温に依存する性質を利用して出されています。桜は、夏頃に翌春咲く花のもととなる花芽を形成します。そこから、休眠に入り、花芽は冬の低温に一定期間さらされると休眠から覚めます。これを休眠打破と言い、花芽は休眠打破のあと温度の上昇とともに生長し開花すると言われています。

桜が開花となったら、どのぐらいで満開になるのか?

ソメイヨシノの開花から、8割以上が咲いた状態になるまでの日数は、地域により異なります。九州から東海・関東地方では約7日と言われ、北陸・東北地方では約5日と言われています。北海道地方では約4日と言われています。北上するほど日数が短くなっているのがわかります。 桜の開花期間は、気温や天候にもよりますが、満開から一週間程度で花が散ると言われています。花が咲いた後、気温が下がり花冷えが起こると花は長持ちすると言われ、咲いた後に雨が降ると早く散ると言われています。

京都の桜の名所ランキング

2024年のウェザーニュースの行ってみたい京都の桜名所調べによると…
1位 仁和寺
2位 嵐山
3位 醍醐寺
4位 清水寺
5位 平安神宮
6位 京都御苑
7位 南禅寺
8位 円山公園
9位 岡崎さくら回廊十石舟めぐり
10位 淀川河川公園 背割堤地区

おすすめの桜の新名所「線路×桜並木」

新しい名所とも言えるのが「蹴上インクラインの桜」は、あまり耳にしたことがない方も多いかもしれませんが、今までの桜の絶景とは少し違った景色を見ることができます。 地下鉄「蹴上駅」から徒歩5分、またはJR「京都駅」から5系統の市バス「岡崎法勝寺町」から徒歩5分というアクセスもいい場所で見ることの出来る絶景になります。琵琶湖疏水の蹴上インクラインにある、桜並木は、例年4月上旬になると約90本ほどが美しく咲き誇ります。桜並木にしては、本数は多いとは言いませんが、ここが名所になった理由は、「使用されなくなった線路」を取り囲むように、桜が植えられていることなのです。全長582mの世界最長と言われている傾斜鉄道跡は、高低差さは何と「36m」にもなります。この傾斜鉄道は、昭和23年まで、船を運航するために活用されていました。戦後、舟便が廃止になり、現在の風景になっていったと言われています。

出来れば「秘密」にしておきたい穴場の桜の名所

京都の風情ある景色と桜を堪能したい方におすすめが、「木屋町」。高瀬川沿いに続く200本の桜並木と街並みの景色は、京都ならではと言えます。木屋町は京都の中でも、繫華街ではありますが、昔ながらの街並みが多く残る場所とも言えます。更にここのおすすめは、夜間のライトアップになります。高瀬川に映る夜桜と明かりに、風情のある街並みは、日常の喧騒を忘れさせてくれます。 2022年の春は、新しい京都の桜の世界にあなたも飛び込んでみませんか?

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

日本の桜の名所が多く集まる京都。2024年の見頃はいつ頃になる?