ひんやりスイーツが恋しくなってくる季節。観光などで火照った体をクールダウンさせてくれそうな和甘味でひと休みして、リフレッシュしませんか? 今回は観光地・京都で愛されるあんみつのお店を2軒ご紹介します。
まずは京阪出町柳駅から歩いて7分、市バス停河原町今出川からはすぐの「みつばち」。手づくりの「白玉あんみつ」650円に使用する素材は北海道の赤えんどう豆、波照間の黒糖、千葉県産の天草と、全国から選び抜かれたものばかりで、ちょこんと添えられたアンズがさわやかなアクセントになっています。特製の黒蜜をかけて召し上がれ♪
また、夏季限定のお楽しみメニュー「特製あんず氷」は、名物のあんみつのアンズの蜜がたっぷりとかけられたかき氷。ビタミンカラーの濃厚な味わいのかき氷に暑さも吹き飛びそうですね! お好みで寒天と赤エンドウをトッピングすれば、味や食感の変化も楽しめますよ。
季節替わりの暖簾がお出迎え♪ 近くには鴨川も流れているので、散策がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
続いては、地元の常連客から「あんみつの月ヶ瀬」と呼ばれて愛される祇園の甘味処の看板メニューをご紹介します。糸寒天から作られるプルプル食感の寒天と、沖縄県波照間産の黒糖で作る黒蜜が相性バツグン! 丹波大納言を使ったなめらかな餡や求肥、豆のどれもが見事に調和したあんみつは、宝石のような輝きを放っていると思いませんか?
あんみつのてっぺんを飾るのは、サクランボなど季節のフルーツ。サクランボの季節である3~4月末頃に提供される桜あんみつは、白あんに桜葉を練り込んだ桜あんに白玉と抹茶白玉が添えられ、白蜜がかけられたやさしい味わいです。
平成24年(2012)に、河原町から祇園に移転した「月ヶ瀬 祇園いちむら」。昭和元年(1926)の創業以来、90年以上にわたって地元の人に愛されてきた甘味を、京都らしい風情満点の祇園でぜひ堪能してくださいね。
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みつばち
TEL:075-213-2144
●京都市上京区河原町今出川下ル梶井町448-60 ●市バス停河原町今出川からすぐ ●11~18時 ●日・月曜休 ●Pなし
月ヶ瀬 祇園いちむら(つきがせ ぎおんいちむら)
TEL:075-525-2131
●京都市東山区祇園町南側584 ●市バス停祇園から徒歩2分 ●12~19時 ●水曜、第3木曜(祝日の場合は翌日)休 ●Pなし