一生に一度の前撮りを、京都の美しい紅葉と共に行うのはいかがでしょうか?古都京都らしい風情あるステキな写真が撮れること間違いなしです。今回は、京都の紅葉と共に前撮りの撮影を行う際の流れやポイントについてまとめました。
鮮やかな紅葉と、古都京都らしい伝統的な建築物との見事な調和は、季節限定の素晴らしい風景ですよね。そんな風情ある景色を背景に、前撮りを検討している方も多いのではないでしょうか?世界中から多くの観光客が一目見ようと訪れるほど圧倒的に美しい秋の京都での前撮りの撮影は、一生に一度の記念と思い出になること間違いなしです。
こんな方にもおすすめです
■披露宴はドレスなので、和装の写真も残したい!
■せっかくなので、特別感のある写真を撮りたい!
■京都旅行も兼ねて前撮りしたい!
京都で前撮り撮影する際の一般的な流れ
まずは問い合わせから!
問い合わせは、電話でもメールでも可能ですので、紅葉シーズンの京都での前撮りを希望していることを伝えましょう。ここで、前撮り撮影の希望日や撮影の詳細を決めるための打ち合わせの日程を決めます。紅葉のシーズンはもちろん、桜の季節や新緑の時期も混みますので、早めに予約を入れておくことをおすすめします。打ち合わせ
打ち合わせでは、アルバムの種類や撮影場所などの詳細を決めます。アルバムに関してはサンプルを、撮影場所に関しては写真を参考にできるので、理想に限りなく近づけることができます。この打ち合わせの際に、衣装合わせも行うケースが多いようです。実物の衣装を見て、さらに試着もできますので結婚の実感がさらにアップします。もし遠方の場合は、打ち合わせを電話やメールで行ったり、衣装は当日選ぶことも可能ですので、安心です。申し込み・予約
打ち合わせの際に予約することもできますし、後から連絡して予約することも可能です。混雑が予想されるシーズンに希望している場合は早めにおさえておきましょう。撮影当日
撮影の当日は、美容スタッフが着付けからヘアメイクまで行います。なので、当日家を出る時は薄めのベースメイクのみにしておきましょう。準備が整ったら、撮影場所へ移動して撮影を行います。紅葉シーズンの京都で前撮りする場合の様々な疑問
撮影当日に雨が降ってしまったら?
ロケーション撮影ということで、やはりお天気が心配ですよね。撮影前日の夕方時点で、天気予報での降水確率が50%となっている場合には、前日の段階で延期となることが多いようです。また、撮影の途中で雨が降ってきてしまった場合には、別日に撮影することもできるそうです。着物が途中で崩れてきてしまったら?
普段あまり着る機会がないため、トイレに行ったり移動したりするだけで着物が崩れてきてしまう心配もありますよね。しかし、撮影場所まで専門スタッフが同行してくれるケースが多いので、撮影する直前に着物やメイク、髪形の崩れまでしっかり直してくれるので、ベストな状態で撮影に臨めます。撮影場所までの移動方法は?
ドレスや着物の着付けを行う場所から撮影する場所までは、お店が用意する車で移動することがほとんどです。それなら普段気慣れないドレスや着物でも安心ですね!!自分で用意が必要なものはある?
「当日は手ぶらでOK」としている撮影専門店が多いので、撮影のために特別に準備しなければならないものは特にないと言っていいでしょう。足袋や肌着なども全てセットだというケースが多いのが嬉しいですね。ただし、お店によっては足袋や肌着は自分で用意する必要があったり、洋装の場合はブライダルインナーやストッキングなどを事前に要しておく必要があることもありますので、きちんと確認しておきましょう。金額はどのくらい?
着用する衣装の数や撮影場所、もちろん利用する専門店によっても金額は異なり、10万円台~20万円台が相場のようです。撮影日を土日にするか、それとも平日にするかによっても金額が異なってくる場合もあります。おすすめの時期とロケーション
前撮りのおすすめスポット
祇園
「THE京都」といった雰囲気を感じさせる町並み、祇園は、京都随一の繁華街であり歓楽街です。街には舞妓さんがいたり、茶屋・料亭・バーなども多く、今でこそ昔のおもかげは薄れましたが、それでも格子戸が続く家並みを見ていると京都の風雅と格調を感じられます。 そんな祇園での撮影には何かと制限もあるようで、例えば撮影可能な時間は午前中のみ、小道具などの使用はNGなどが挙げられます。観光客であふれかえる街なかでの撮影の為、配慮はしてくれますがそれでも観光客が写り込んでしまったりする場合もあるようです。また、家族などの同行者は近隣住民に迷惑にならないような配慮が必要です。 注意点はありますが、それでもせっかく「京都」で撮影するなら、京都らしさが感じられた方が良いですよね。そういった意味では、ぜひおすすめしたいスポットとなっています。東山八坂
祇園に次いで、京都らしさを存分に感じることができるスポットになります。白く美しい石畳が続く細い路地では上品で風情ある一枚を撮ることができますし、趣ある町家をバックに撮影するのもおすすめ。この際は、色打掛が非常によく映えます。また有名観光スポットの「八坂の塔」も風格があり素敵です。白川
サラサラと風になびく柳の木が有名な白川。こちらは紅葉シーズンにも撮影可能です。また、キラキラと太陽を跳ね返す輝きが美しい白川の水面、そこにかかる一本橋(行者橋)も有名です。他にはない風情あるロケーションで撮影することができますので、こちらもおすすめです。自然公園
四季折々の花々や樹種を楽しむことができる自然公園。広大な園内に紅葉が散り落ちて、美しい絨毯ができあがります。広さを生かして奥行きのあるダイナミックな一枚も可能。色々な樹種があるので、和装だけでなく洋装での撮影もおすすめです。こちらの注意点としては、風船やシャボン玉などの小道具は使用不可。また、植物園内の大広場では各種イベントが行われていることもあり、その際は混雑が予想されます。梅宮大社
梅の名所としては京都で一番の歴史を誇る梅宮大社。広い境内には、池やそこにかかる橋、様々な種類の梅の木。梅に限らず八重桜やつつじ、紅葉など四季折々の景色を楽しむことができます。和の美しさを存分に感じさせる一枚になることでしょう。 こちらの注意点は、ご祈祷は行っていないことと、神社本殿内では撮影不可ということ。また希望があれば和室をおさえることもできるそうです。養源院
新緑のシーズンには、眩しいほどの鮮やかな青もみじがあたり一面を彩り、紅葉シーズンには紅葉が参道の上に散り落ちて、美しい絨毯を作り上げます。石畳の上品な白色が真っ赤に染まった紅葉を一層美しく魅せてくれます。こちらの注意点としては、2019年内は部分的に境内が工事中となっているので、場所によっては撮影に支障がある場合もあります。こちらのスポットが気になる方は事前に確認するようにしましょう。今宮神社
厳かで貫禄ある立派な御本殿がある今宮神社では、神社ならではの真っ赤な鳥居など色彩豊かな中で撮影することができます。広い境内には春は桜、秋には紅葉と年間を通して四季折々の美しさがあります。雑誌などでも取り上げられている名物のあぶり餅屋さんもあり、その前で遊び心ある一枚なんかもまた素敵な思い出となりそうです。(定休日要確認)また、格式高いご祈祷を行うことも可能です。(要予約)注意点は、境内のみでしか撮影することができず、本殿内やご祈祷中は撮影不可であることや、小道具も使用不可ということなどです。吉田神社
こちらも今宮神社同様、神社ならではの景観がおすすめポイントとなります。それに加えて、市街地から少し離れた場所にあるため境内は静寂に包まれ心地よい風や小鳥のさえずりなど自然を感じながらリラックスした雰囲気で撮影を楽しむことができる点もおすすめポイントとなります。撮影は早めの予約が必要です。また、ご祈祷は行っていませんので希望する方はご注意ください。別名「嵯峨御所」ともいわれる大覚寺は、数多くの文化財が安置される格式高い寺院になります。 境内には竹林や、日本で最も古いとされる人工池、その周辺には散歩道など、さまざまな撮影スポットがあります。紅葉シーズンにはさらにその美しさが際立ちます。
前撮りプランの例
◆スタジオゼロ:和装2点ロケプラン(158,000円ですが、キャンペーンあり)
新婦様の着物2着と、新郎様の着物1着を選び、お好きなロケーション2か所で撮影するプランです。
プランの内容は、
・白無垢+色打掛または引き振袖2着(白無垢には絹帽子が含まれています)
・新郎紋付袴1着
・和装小物一式
・足袋、肌着
・着付け+ヘアセット
・新婦ヘアメイク(髪飾りも含まれています)
・新郎ヘアセット
・全撮影データ(約350カット)
・ロケ異動車
・20ページのアルバム
・家族写真撮影
まとめ
紅葉シーズンの京都は、観光して楽しむのはもちろん前撮り撮影にもおすすめです。遠方に住んでいたり、忙しくてなかなかお店へ行くことができないという場合でも、電話やメールで撮影の詳細の打ち合わせをすることができ、衣装合わせも当日でも可能だという専門店もあります。着付けやメイなどは全て専門のスタッフが行ってくれるので安心して撮影に臨めます。