まだ間に合う?4月下旬でも見られる、京都の素晴らしい桜の名所は?

春の訪れは早いもので、気が付けばもう4月も始まって終わろうとしています。「今年の桜はもう見られないかな…」と諦めていませんか?1年に1度しか見られない、絶景を逃してしまうのはもったないないことです。今からでも間に合う京都の桜の名所をご紹介しましょう。

京都は1年を通して、国内外からの観光客で賑わいます。京都の春の人気スポットをご紹介していきましょう。

1位 仁和寺
2位 東寺
3位 清水寺
4位 哲学の道
5位 善峯寺
6位 原谷苑
7位 平安神宮
8位 淀川河川公園背割堤地区
9位 京都御苑
10位 醍醐寺

仁和寺とは?

まず仁和寺とは、皇族とゆかりの深い門跡寺院と言われています。平安時代に建てられそれ以降、江戸時代の終わりまで、代々皇族が住職を務める寺院になります。由緒正しいお寺であり、平安時代から鎌倉時代においては、最も格式が高いとされた寺院とも言われています。 仁和寺の桜の見頃は、4月上旬から中旬と言われています。ここの桜の名所で最も有名なのが「御室桜」になります。今現在「日本さくら名所100選」にも選ばれるほどの絶景になります。御室桜の特徴は、実は高さが低い点になります。樹高が2〜3m程と言われており、樹高が低いことから、お多福の鼻が低いことと掛けられ、お多福桜などと呼ばれています。お多副とは昔で言うと「かわいらしい」と言った意味合いであり、古くからたくさんの人々に愛されていたという事がうかがえます。この樹高の低さゆえに、御室桜の間から境内の五重塔を見通すことができます。これが、桜の名所とも言える景色を作り出すのです。

4月下旬の本当のおすすめスポットは?

京都の桜の開花宣言は、2020年で見ていくと、3月23日京都市内で桜の開花が発表されました。それから遅れること早1か月の4月下旬に見頃を迎える名所は多くあるのです。 桜の木々の種類が豊富な「平野神社」 ケーブルカーの沿線が1番の名所「八瀬周辺」 生き生きとした植物が作り出す絶景を見られる「京都府立植物園」 国宝と桜の圧巻の景色を作り出す「三千院門跡」 世界遺産の庭園を彩るサトザクラが見所「元離宮二条城」 子授け・安産にご利益があることでも有名な「梅宮大社」 シダレザクラを見ながら精進料理を頂くことが出来る「退蔵院」 実は4月下旬に見頃を迎える名所はこんなにも多いのに驚きです。

約60種類の400本の桜を見られる「平野神社」とは?

平野神社とは、本殿は重要文化財に指定されており、伊勢神宮、松尾大社などと並ぶ格式ある名社になります。江戸時代には、「平野の夜桜」として桜の名所としても有名となりました。平野神社は、珍しい種類の桜を見ることが出来るのも特徴と言えます。平野神社の代表的名桜である「魁桜」「寝覚桜」「平野妹背桜」「手弱女桜」「突羽根桜」などの桜が他にはない美しい景色を作り出しています。そしてなにより、品種が多ことで、長く桜の景色を楽しむことが出来るのもこの神社ならでは。早咲きの品種であれば、3月中旬に咲き始めますが、遅い品種であれば、4月20日頃に咲くものもあり、約1ヶ月間という長い期間美しい景色を人々に見せてくれます

車窓から桜を見ることが出来る「八瀬周辺」

いつもと違うお花見をしたいと考えているあなたにおすすめ!桜は下から見上げることが多いと思います。ケーブルカーから見える桜の景色は、桜を上から見るので、一味も二味も違います。京都八瀬と比叡山を結ぶ、高低差日本一と言われているケーブルカー&ロープウェイから見える景色は、壮大な自然の中で桜の美しさを感じることが出来ます。標高の気温差により、山下から少しずつ開花をしていくので、その時期によって異なる桜の表情を見ることも出来ます。

これからでも遅くない春の訪れを、あなたも感じてみませんか?

 

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