ライブカメラで、京都の桜の咲き具合を見てみよう!

お花見に行って「あれ?予報で桜が満開と言っていたのにな…」と寂しい気持ちになったことがある方もいるでしょう。やはりそこの土地や場所によっても、桜の開花具合は違います。遠方から京都に桜を見に行くとなれば、ぜひ満開の時に訪れたいものです。そんな時に便利なのが、ライブカメラです。

ライブカメラとは、風景などの映像を、コンピューターネットワークを通じてリアルタイムに配信するサービスになっています。現地にいなくても、春であれば桜の開花状況はもちろん、冬は雪の積雪量なども知ることが出来るので、旅行先の天気などを知るには大活躍になります。(メンテナンス時期の休止や、催し、行事が開催される時期のみの稼働など、状況は都度変化しますのでご留意してください。)

■清水寺
・桜の見頃
3月下旬~4月上旬
・住所
京都府京都市東山区清水1-294
・アクセス
JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、五条坂下車、徒歩10分

■銀閣寺(哲学の道)
・桜の見頃
4月上旬
・住所
京都府京都市左京区浄土寺石橋町~若王子町
・アクセス
JR京都駅から市バス100系統清水寺・祇園・銀閣寺行きで37分、銀閣寺前下車すぐ

■東本願寺(渉成園)
・桜の見頃
4月上旬
・住所
京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
・アクセス
JR「京都駅」烏丸口より徒歩約10分

■京都御所
・桜の見頃
3月下旬~4月下旬
・住所
京都府京都市上京区京都御苑3
・アクセス
地下鉄丸太町駅・今出川駅からすぐ

■仁和寺
・桜の見頃
4月中旬
・住所
京都府京都市右京区御室大内33
・アクセス
嵐電御室仁和寺駅から徒歩3分。またはJR京都駅から市バス26系統で35分、バス停は御室仁和寺下車徒歩すぐ。

など多くの寺院仏閣が設置しています

清水寺

清水寺は、京都にある世界遺産の1つ。 清水寺の桜は、京都市内の眺望と一緒に楽しむことが出来ます。約1000本のソメイヨシノが咲き乱れる景色は、さすが圧巻の美しさ。ここで見て欲しいおすすめスポットは、奥の院から見た清水寺です。奥の院からは、桜に包まれた舞台を見ることが出来ます。もちろん定番スポットではありますが、桜の時期は桃色の中に、清水の舞台が浮いているように見え、とても美しいのです。

銀閣寺(哲学の道)

銀閣寺から若王子橋まで疏水べりにつづく道になります。大正時代に植えた約300本の桜が成長し、桜の名所となったと言われています。満開を迎えると、まるで桜のトンネルのように見え、多くの観光客で賑わいます。また散っていく姿も素敵で、水面を流れゆく花びらはとても情緒あふれる景色となっています。

東本願寺

桜色に彩られた傍花閣は、趣があり時が止まったように感じられるほど、ゆっくりと桜を鑑賞することが出来ます。傍花閣は、庭園では珍しい楼門造りの建物となっています。こちらの作りもぜひ、じっくりと鑑賞して欲しいポイントになります。

京都御所

京都御所は、広い御苑内には桜の木が多くあるので、じっくりゆったりとお花見を楽しむのにはぴったりなお花見スポットになります。近衞邸跡のイトザクラをはじめ、桜松や車還桜など、他では見られない変わった桜に出会うことが出来ます。

仁和寺

さくら100選にも選ばれた仁和寺。仁和寺とは、皇族とゆかりの深い門跡寺院と言われ、平安時代に建てられました。それ以降は、江戸時代の終わりまで、代々皇族が住職を務める寺院として、由緒正しいお寺になります。仁和寺の桜で、ぜひ見て頂きたいのが「御室桜」になります。御室桜の特徴は、樹高が低いことです。ソメイヨシノは樹高10m前後に対して、こちらの御室桜の樹高が2〜3m程になります。樹高が低いことから、昔は、お多福の鼻が低いことと掛けられ、お多福桜などと呼ばれていました。お多福とは「かわいらしい」と言った意味合いがあり、古くからたくさんの人々に愛されていた桜であることもうかがえます。この樹高の低さが相まって、御室桜の間から境内の五重塔を見通すことができ、絶景を作り出すのです。 さて、あなたもライブカメラを使って、京都の桜の様子を見てみませんか?ライブカメラの情報を元に、今年の春の桜鑑賞の計画をたててみませんか?

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

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