伏見稲荷大社は外国人を中心に、京都で一番人気の観光スポットとなっています。紅葉スポットとしてはあまり知られていませんが、境内では意外と紅葉を見られるんです。
伏見稲荷大社のそばには紅葉の名所もいっぱいあるので、他の場所と組み合わせて訪れるのもおすすめです。
伏見稲荷大社で紅葉の写真を撮影するのにおすすめの場所は?
伏見稲荷大社と言えば、真っ先に思いつくのが朱色の千本鳥居。千本鳥居の入り口付近では、紅葉と鳥居を一緒に撮影することができます。
楼門へと向かう参道でも、紅葉をちらほら見かけます。
奥社奉拝所から始まる「お山めぐり」のコース上にも紅葉スポットはあります。
千本鳥居を上ると、京都の町と紅葉が同時に見られる四ツ辻に到着。眼力社では、逆立ちしたような狐像と紅葉を一緒に撮影できます。
千本鳥居よりも脇道のほうが紅葉を発見しやすく、玉山稲荷社の左側の道を少し上に向かった場所にある対の狐像と紅葉は絵になります。
境内にある池の周辺は、おすすめの紅葉スポットです。
八島ヶ池のほとりの「啼鳥菴」(ていちょうあん)は2017年(平成29)12月に新しくできた休憩所で、テラス席からは紅葉を眺めることもできます。
おさんば池の紅葉は、すぐ近くのバーミリオンカフェのテラスからどうぞ。新池(谺ヶ池)でも紅葉を見ることができますよ。
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伏見稲荷大社の紅葉のライトアップ
伏見稲荷大社ではライトアップは行われないのですが、境内が24時間開放されていることもあり、釣り灯籠は灯ります。
しかし、紅葉には照明をあててはいないので、紅葉をメインにご覧になりたい方は日没までに訪れることをおすすめします。
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伏見稲荷大社の紅葉の見ごろはいつ?
その年の気温の変動によって多少時期は異なりますが、11月中旬から12月上旬にかけて、紅葉の見ごろを迎えます。
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伏見稲荷大社の紅葉シーズンの混雑状況は?
京都の中でも特に人気のスポットであるため、紅葉時期はとりわけ多くの人でにぎわっています。
24時間オープンしているので、社務所や門前のお店などを利用されない方は、朝日が昇ったばかりの時間に訪れると、かなりマイペースで観光できます。
日没が近い時間も、日中に比べると割と混雑せずに見て回ることができます。
やはり11月23日ころが一番混雑しますので、ピークを過ぎた12月のはじめに訪れるのもありかもしれません。
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伏見稲荷大社の見どころ
やはり伏見稲荷大社を訪れたら「お山めぐり」を行う方が多いです。山頂まで行かなくても、展望スポットである四ツ辻などで折り返すこともできますよ。
奥社奉拝所のあたりにある「おもかる石」。石灯籠の先の丸い部分を願い事を念じながら持ち上げて、自分が予想したよりも石が軽ければ願いが叶い、重ければ願いが叶うのが難しいといわれています。
楼門は夜にはライトアップされるので、少し幻想的な雰囲気を楽しむこともできます。
参道と並行する裏参道商店街は、いなりせんべい、伏見人形などいろんなおみやげを買ったり、名物を食べたりするのにぴったりのスポットです。
東福寺
京都で1、2を争う紅葉スポットです。境内の清滝の裏から、東福寺に抜けることもできます。一番の紅葉スポットである通天橋は、日によっては入場制限を行うこともあるので、ハイシーズンには朝早めの訪問をおすすめします。
通天橋と臥雲橋では11月中は撮影禁止なので、12月のあたまに訪問するのもいいかもしれません。
塔頭寺院の光明院でも、紅葉を見ることができます。
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泉涌寺
東福寺と同じく、境内の清滝の裏から抜けることもできます。楊貴妃観音をまつる泉涌寺
は、御座所庭園が特に紅葉の名所として知られています。
また、泉涌寺の境内にある塔頭寺院の雲龍院と今熊野観音寺も紅葉の名所として知られています。雲龍院では、丸い「悟りの窓」と四角い4つの「障子窓」から紅葉を眺めることもできますよ。
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石峰寺(せきほうじ)
赤い中国風の門が目印のお寺です。伊藤若冲作の五百羅漢像や彼のお墓があることで知られています。残念ながら、五百羅漢像の撮影やスケッチは禁止されていますが、作品を見ているとほのぼのとした気持ちになってきます。
隠れた紅葉スポットでもあるので、伏見稲荷を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください
アクセス
京都市伏見区深草薮之内町68
- JR奈良線稲荷駅下車、徒歩すぐ
- 京阪電車伏見稲荷駅下車、徒歩5分
- 市バス稲荷大社前バス停下車、徒歩7分
まとめ
外国人に特に人気のある伏見稲荷大社ですが、京都のリピーターでも訪れたことのない方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。多くの観光客が集まるということは、それだけ魅力的な観光スポットという証でもあります。紅葉が見られるスポットも境内にはいろいろあるので、今年は他の紅葉スポットと組み合わせて訪れてみてはいかがですか。