京都と言えば紅葉をイメージする人が多くいます。
京都市は11つの区に分かれていますその中でも中京区とはどのあたりかご存知ですか??
中京区は、京都市のほぼ真ん中の位置にあります。御池通,烏丸通,河原町通,四条通沿いには,官公庁,政治・経済団体,金融機関,商店などが集中しています。観光はもちろん娯楽・ショッピングなどで、活気のある街並みであり、京都市の産業・経済活動の中心とも言えます。
さて、そんな京都の中心でも紅葉は綺麗に見える場所があるのか気になりませんか??中京区で、おすすめの紅葉スポットをご紹介していきましょう。
実は紅葉の隠れスポットとも言われている「神泉苑」。
神泉苑は池(法成就池)を中心とした庭園をもつ寺院になります。境内の西側に本堂があり、神社の様でもあり、公園の様なお寺とも言えます。
昔から、京都の三方(東北西)の山々から地下に降りてきたパワーが、この池から地上に湧き出ると言われている言わば、京都で1番の風水パワースポットでもあります。ひとつだけ願いをこめて、橋を渡り善女龍王社にお参りすると願いが叶うと言われています。
苑内は、春になれば桜やつつじ、夏になれば青もみじがとても美しい場所でもあります。紅葉のシーズンの見所は、善女竜王社、法成就橋、そして龍王船の周囲になります。そして法成就池の水鏡などで紅葉を満喫することが出来ます。なんて言っても、人の数が他の観光スポットより少ないため、じっくりゆったりと鑑賞出来るのも嬉しいポイントになります。
【拝観時間】
午前8時半~午後8時
【拝観料】
無料
【アクセス】
下鉄東西線「二条城前駅」下車 徒歩約2分
寺社ではあまり見られない堀や石垣と一緒に紅葉を楽しめるスポットが「二条城」。
二条城は、もともと徳川家康が将軍家の京都での宿泊所として、建てられました。そして、公家や天皇を守護するために建てた城とも言われています。ただこれが、実際のところは幕府に反発しないように、見張るためのものだったのでは?とも言われています。
二条城の紅葉は、カエデ、ツツジ、イチョウ、ハゼなどいろいろな葉っぱの色付く姿を見ることが出来ます。紅葉のシーズンの見所は、二の丸庭園と清流園がおすすめです。このふたつを拝観しながら、紅葉を楽しむとなると約1時間ほどかかります。二条城の紅葉の特徴は、敷地内のあちらこちらで、紅葉が見られるということ。自分好みの紅葉を探す散策をしてみても面白いかもしれません。こちらの紅葉の見頃は、11月中旬~12月上旬と言われています。混雑を避けて、ゆっくり楽しみた方におすすめの時間帯は、開城間もない午後9時頃がおすすめ!また紅葉のシーズンは、ライトアップも予定されており、日中とは違う二条城の美しい紅葉の世界を楽しむことが出来ます。
【入城時間】
午前8時45分~午後5時
二の丸御殿は午後9時~午後4時
【入場料】
620円
入城+二の丸御殿1030円 展示収蔵館100円
【アクセス】
「二条城前駅」下車 徒歩約2分
【ライトアップ詳細】
実施期間
11月3日~12月9日
午後5時半~午後10時(最終入場は午後9時)
拝観料は、大人1200円 小学生800円
江戸時代に人工的に作られた川というよりも、灌漑や給水に使われた用水と呼ぶ方が正しいとも言える「高瀬川」。
高瀬川は、江戸初期の京都の豪商が、大阪から京都に、米や木材を運ぶには、大阪から京都の中心部まで舟で運ぶと経済的と考えたところで、私財で造ったものになります。今では有名な料亭が並び、京都らしい風景を見られるのエリアになります。
春は桜の名所とも言われ、秋の紅葉もまた京都の街並みと組み合わさり、とても素敵な景色を見ることが出来ます。気ままに散歩しながら、紅葉を見られるスポットになります。
中京区には紅葉はもちろん綺麗ですが、少し足を延ばして、観光スポットを回ってみてはいかがですか??
■本能寺
■大江能楽堂
■京の台所商店街「錦市場」
などが観光スポットになります。ぜひ一度訪れてみては??