京都の桜は美しいことで有名!その中でも本当は教えたくない穴場スポットとは?

京都 光溢れる桜の花筏4K Youtube

京都は世界遺産が17つもある日本を代表する人気観光地になります。京都は歴史的建造物も多く残されていますが、手つかずの自然も残っており、そのふたつが融合することで、京都らしい風情ある景色を作り出します。四季の中でも、京都はさまざまな景色を作り出し、人々の心を魅了していきます。その中でも、おすすめなのが春の季節になります。日本の春の風物詩と言えば「」を思い出す方が多いと思います。京都の桜は、歴史的な建造物と相まって、一際素晴らしい景色になります。その中でも穴場のスポットをご紹介していきましょう。



■シダレザクラの圧巻の姿を見ることが出来る「原谷苑」
■線路と桜が作り出す絶景はSNSでも話題のスポット「蹴上インクライン」
■桜の品種の多さは京都一とも言える桜の社とも呼ばれる「平野神社」
ここに行けば、桜の魅力を存分に味合うことが出来るのは間違いありません。と言い切れるほどの絶景が見られる穴場スポットとも言えます。

桃源郷はここにあった…多くの方が絶賛する「原谷苑」

この「原谷苑」は、常に一般公開されている場所ではなく、桜と紅葉のシーズンのみ一般に公開される穴場スポットになります。ここが一般公開になったのも、人伝いに広まった「シダレザクラの美しさ」にあります。「原谷苑」は、洛北の原谷にある個人所有の桜園のことになります。原谷苑の広さは、4,000坪になります。苑内には、ソメイヨシノ・シダレザクラ、ベニシダレザクラなど、約20種400本の桜が植えられています。樹齢60年をこえるベニシダレザクラにおいては、日本一とも言われるほどの数になります。こちらを数にすると200本以上と言われています。ここの見所は、目の前でシダレザクラを見ることが出来る点になります。他のシダレザクラの枝っぷりとは迫力が違います。

線路×桜が作り出す、写真映えもばっちり「蹴上インクライン」

こちらは桜並木として、桜の本数が多い訳ではありません。この場所の絶景を作り出すのが「使用されなくなった線路」になります。これらを取り囲むように桜が植えられており、線路を散策することも出来るので、普段は入れない線路の中で写真を撮ることが出来ます。これも人気のスポットのひとつの要因とも言えます。この使われなくなった線路とは、世界最長とも言われている全長582mの傾斜鉄道跡になります。その昔、蹴上舟溜から南禅寺舟溜までの斜面に舟を往復させるために敷設された傾斜鉄道で、明治23年1月に完成し、翌12月から運転が開始されました。昭和23年11月まで実際に使われていたと言われています。この時代では、人馬に頼っていたため水力発電を利用した舟を運ぶ鉄道は、それからの京都の発展に大きく貢献したとも言えます。桜の季節はもちろんですが、1年を通して木々達が織りなす美しい変化と線路が交わった景色は、多くの人の心を魅了します。

一風変わった珍しい桜を見たいあなたへ

ぜひ珍しい桜を見たい方におすすめなのが「平野神社」になります。実は桜にも珍しい品種というのがたくさんあるのです。例えば、ハイビスカスの様な花の中心が赤くその周りが黄色から黄緑に変化する「御衣黄」という桜。この桜は、緑の花が咲くのが特徴です。この桜が見られるのは、京都御所、平野神社、仁和寺になります。また京都では平野神社でしか見ることのできない、めしべが2本あり、実を結ぶときに2つの実をつける桜。こちらが「妹背」と言います。実をつけた姿があまりにも可愛らしい姿であったことが、この桜の由来になったとも言われています。また、桜の花びらが20枚も重なって花を咲かせる「楊貴妃」も平野神社で見ることが出来ます。さすが桜の社と言われているだけあり、他では見られない桜を多く見ることが出来ます。 桜は薄ピンクという概念が変わった方もいるでしょう。日本の春の風物詩の桜の種類を知ってからのお花見はまた違う楽しみ方が出来ますよ。今年は、桜の花そのものに注目して、お花見を楽しんでみてもいいですね。

京都 桜の絶景(4K) Youtube

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