京都の桜を満喫するおすすめのコースは?

京都は、歴史的建造物も多く、1年中国内外から観光客の方が訪れる場所になります。旅行中の時間は限らています。なかなか時間が有り余ることはありません。せっかく来たのだから、さまざまな物を見るというのも旅行の醍醐味とも言えます。京都の桜は、他の地方と違い歴史的な建造物などとの融合で、より一層美しい景色を作り出します。せっかく京都に来たのであれば、たくさんの桜を見て帰りたいもの。そこでおすすめのコースをご紹介してきましょう。

これで、桜を1日で満喫できる!そんなコースがこちら。

それぞれご旅行のご予定もありますし、時間に合わせて2パターンご紹介。1日使って満喫するには、「インクライン~南禅寺コース」半日を使って満喫するには、「祇園~哲学の道コース」になります。

2024年の桜の開花予想は?

平年の京都の桜の開花は、3月28日頃になります。満開となるのは4月5日頃と言われています。ただ開花、満開の時期は、1週間前後ずれることもあると言われています。2024年は3月21-22日頃の開花になると言われています。ただこの時期は、どうしても多くの方が京都に訪れる期間でもあります。混雑を回避するには、なるべく徒歩で動き、混雑しやすい時間をずらすようにするのが得策です。

1日コースはどんな感じ?

移動手段は、地下鉄と徒歩のコースになるため、渋滞の心配がないので時間を有効に使うことができます。回るコースとしては、京都駅から蹴上駅へ移動し、徒歩で7ヶ所の桜の名所を観光したのち蹴上駅から、京都駅の順に回っていきます。

京都1日コースの7か所の桜の名所
■インクライン
■岡崎疏水
■平安神宮
■金戒光明寺
■真如堂
■哲学の道
■南禅寺

2020年桜の名所おすすめスポットになった「蹴上インクライン」とは、琵琶湖疏水の蹴上インクラインにある、桜並木のことになります。例年の見頃は、4月上旬になり、約90本ほどの桜が咲く、全長582mの世界最長と言われている傾斜鉄道跡になります。この傾斜鉄道は、昭和23年まで、船を運航するために活用され、戦後舟便が廃止になり、現在の風景になっていったと言われています。線路の上を歩きながら見る桜の景色は、また味があっていいものです。

また、南禅寺で見られる絶景スポットとしては、歌舞伎でも有名なセリフにも使われている三門の上から眺める景色になります。「絶景かな、絶景かな」という有名なセリフは、ここから見た景色を表していると言われています。この三門の上に行くには、拝観料(600円)を払うことで上がることが出来ます。ぜひ訪れて欲しい場所のひとつになります。

半日コースはどんな感じ?

京都観光でも人気のスポットとも言える東山エリアを半日で回るコース。こちらのコースは約5キロになります。桜のシーズンは、この辺りはどうしても混雑しやすいためなるべく早い時間に訪問するか、平日に行くのがおすすめになります。

京都は半日コースの5か所の桜の名所
■祇園白川
■円山公園
■知恩院
■南禅寺
■哲学の道

祇園白川と言えば、無料で桜を楽しめるスポットとしても有名です。特に巽橋・辰巳大明神付近は必ず立ち寄って欲しいポイントになります。桜と石畳と柳が織りなす京都らしい風情ある景色は、時間を忘れさせてくれます。 どちらのコースにも入っている哲学の道とは、小さな疎水に沿った遊歩道のことになります。若王子橋から銀閣寺橋まで続く、約2㎞にわたる桜並木です。京都の桜名所としても上位の人気スポットになります。この周辺にはオシャレなカフェなども多く、ゆったりとお茶やコーヒーを飲みながら、桜を満喫することが出来るので、ゆったりと桜を鑑賞したい方にはおすすめです。また桜吹雪が水面を覆う姿もとても美しい光景になります。 京都の桜の美しさを、より効率よく見ることの出来るコースで充実した旅をしてみませんか?

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

日本の桜の名所が多く集まる京都。2024年の見頃はいつ頃になる?