京都を満喫!夜間拝観で紅葉を楽しめる穴場名所8選

お休みが短くて、京都に数日しかいられない場合、1日めいっぱい紅葉三昧したい方も多いはず。今回ご紹介するスポットは、意外と夜間拝観していることが知られていない穴場な場所が多いです。ゆっくり紅葉鑑賞したい方には、おすすめします。

東寺の基礎知識

東寺について、少しご紹介しておきましょう。「東寺」は真言宗の総本山であり、「教王護国寺」とも呼ばれています。 796年に「西寺」と共に平安京の右京と左京を護る王城鎮護、また東国と西国を護る国家鎮護を目的として建立されました。 東寺は、唐で密教を学んできた弘法大師空海が、当時の天皇である嵯峨天皇から給預され、日本初の密教寺院となりました。 1994年(平成6年)には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。    

夜間拝観

東寺では、夜間特別拝観時にライトアップと金堂・講堂を見ることができます。放生池越しにカエデの紅葉と五重塔を撮影すると、池に映った逆さ紅葉と五重塔も写すことができますよ。 「そうだ、京都へ行こう」キャンペーンで取り上げられたため、毎年の恒例イベントの東寺の夜間拝観。オープン直後よりも受付終了前に入場したほうが比較的すいているようです。
開館時間:5時~17時 金堂、講堂:8時〜17時(受付終了16時30分) 宝物館・観智院:9時〜17時(受付終了16時30分) 夜間拝観:11月01日(水)~12月10日(日)(2023年)18時00分~21時30分(受付終了21時) 拝観料 秋期特別公開(9月20日~11月25日): 御影堂・食堂:無料 金堂・講堂:大人500円、高校生400円、中学生以下300円 宝物館:高校生以上500円、中学生以下300円 観智院:高校生以上500円、中学生以下300円 共通券:高校生以上1,000円、中学生以下500円 夜間拝観:1,000円  
 

夜間拝観の注意点

この時期の特別拝観は昼と夜とで入れ替え制を実施しているので、昼から夜にかけて境内に居ることはできませんのでご注意ください。 冬目前、晩秋の京都ですので、夜間拝観される方は暖かくしてお出かけくださいね。

アクセス

京都市南区九条町1

  • JR京都駅八条口下車、徒歩15分
  • 近鉄電車東寺駅下車、徒歩10分
  • 市バス東寺東門前バス停下車、徒歩1分

見ごろ 11月下旬~12月上旬

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随心院

小野小町の邸宅跡に建つお寺です。本堂前の庭園などで紅葉のライトアップを見ることができます。明るく照らされた苔もお見逃しなく。夜間拝観と同時期には小町祭も開催。本尊の如意輪観音坐像ご開帳やミス小野小町コンテストも行われます。
開館時間:9時~16時30分 夜間拝観:11月17日~11月26日(2023年)18時~20時30分 拝観料 大人500円、中学生300円 夜間拝観:大人700円、中学生500円

アクセス

京都市山科区小野御霊町35

  • 地下鉄東西線小野駅下車、徒歩5分
  • 駐車場:自家用車約50台無料

見ごろ 11月中旬~11月下旬

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醍醐寺

豊臣秀吉の醍醐の花見で知られる醍醐寺。夜間拝観では、下醍醐にある弁天堂、金堂、五重塔などの建築物が紅葉と共にライトアップされます。弁天堂の前では、池に映った逆さ紅葉も見ることができますよ。 醍醐寺では、夜間拝観の事前予約も行っています。
開館時間:3月1日~12月第1日曜日:9時~17時 12月第1日曜日の翌月曜日~2月末日:9時~16時30分 発券は閉門1時間前まで(入場は閉門30分前まで)
夜間拝観:令和5年11月11日(土)~12月3日(日)午後6時~午後8時50分 (受付終了午後8時10分) ※昼夜完全入替制
拝観料 春期・秋期(3月20日~5月15日・10月15日~12月10日)
三宝院・霊宝館・伽藍:大人1,500円、中高校生1,000円、小学生以下無料 拝観料:1,000円(中学生以上) 団体20名以上は800円

アクセス

京都市伏見区醍醐東大路町22

  • 地下鉄東西線醍醐駅下車、徒歩10分
  • 京阪バス醍醐寺前バス停下車すぐ
  • 駐車場:自家用車約100台分

見ごろ 11月中旬~12月上旬

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平等院

平等院の名は1万円札に鳳凰堂の鳳凰、10円玉に鳳凰堂のデザインが使用されていることで広く知られています。平安時代に栄華を極めた藤原道長の子・頼道が創建しました。シーズン中は、鳳凰堂前に阿字池が広がる平等院庭園や塔頭(たっちゅう)の浄土院に向かう沿道などで、約200本の紅葉を眺めることができます。 2017年、15年ぶりに復活した夜間拝観では、約120基のLEDによるライトアップが行われ、平等院庭園が暗闇に浮かび上がりました。
開館時間:庭園:8時30分~17時30分 ミュージアム鳳翔館:9時~17時 鳳凰堂内部拝観:9時30分~16時10分(受付9時10分~、1回50名様、20分交替) ライトアップ:11月18日~12月3日(2023年)の金土日祝 18時~20時30分(受付終了20時)。昼夜入替制 拝観料 庭園+ミュージアム鳳翔館:大人600円、中高校生400円、小学生300円 鳳凰堂:内部拝観+300円 ライトアップ:大人1500円 小中学生1000円

アクセス

宇治市宇治蓮華116

  • JR奈良線宇治駅下車、徒歩10分
  • 京阪電鉄宇治線宇治駅下車、徒歩10分

見ごろ 11月下旬~12月上旬

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鹿王院

嵐電Webサイトのイベントお申し込みページから申し込むと、1日100名限定先着順で夜間拝観に参加できます。約300メートルある石畳の参道や枯山水庭園などのライトアップを、ゆったりと眺めることができますよ。
開館時間:夜間拝観:11月10日~12月17日(2023年)※月曜日は休み 17時30分~20時00分(受付終了:19時30分)
拝観料:夜間拝観:2,500円(お抹茶・和菓子付き)
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法輪寺

嵐山花灯路の時期にはふつうのライトアップとはひと味違ったデジタル掛け軸を開催。日替りで音楽ライブも行われます。ホットアップルティーのサービスもありますよ。その年の気候にもよりますが、嵐山花灯路がはじまったばかりのタイミングならば、紅葉もぎりぎり楽しむことができるかもしれません。
開館時間:9時~17時 夜間舞台:12月8日~17日:日没〜20時30分 拝観料:無料 夜間舞台:無料

アクセス

京都市西京区嵐山虚空蔵山町

  • 阪急電車嵐山駅下車、徒歩約5分
  • 市バス阪急嵐山駅バス停前下車、徒歩約5分
  • 駐車場:自家用車20台分

見ごろ 11月中旬~12月上旬

青蓮院門跡

青蓮院門跡は、代々皇族が住職を務めたことで知られている寺院です。青蓮院門跡での見どころは、相阿弥作の「築山泉水庭」と小堀遠州作である「霧島の庭」です。 ライトアップされた光景は、まるで星屑を散りばめたような、他では味わうことのできない幻想的な空間です。 さらに、青蓮院門跡は東山の山頂に位置していることから、夜の京都の街を一望することができます。
開館時間:9:00~17:00(受付終了16:30)
夜間ライトアップ:18:00~22:00(受付は~21:30)
拝観料:500円
ただし、2022年から2024年秋までは改修工事にともない中止中です。

アクセス

京都市東山区粟田口三条坊町69-1

  • 地下鉄東西線・東山駅下車、徒歩約5分
  • 京都市バス・神宮道バス停下車、徒歩約3分

見ごろ 11月中旬~12月上旬

まとめ 夜間拝観しているスポットを訪れることで、紅葉をいつもよりもっと堪能することができます。また、昼間とは印象がガラリと異なる雰囲気を楽しむことができるのも魅力です。 ぜひ、今年は夕食の時間を少しずらして、夜も紅葉に浸ってみてはいかがでしょうか。