京都・中京区にある紅葉の名所

京都市のほぼ中心に位置している中京区は、公官庁や金融機関などが集中しているエリアです。年間を通して観光やショッピングなどでも賑わう都会ですが、そんな京都市・中京区でも美しい紅葉を楽しむこともできるのです。この記事では、京都市中京区で紅葉を見ることができる観光スポットや、見どころについてご紹介していきます。

京都市のほぼ中央に位置し、金融機関や公官庁などが集中しており、さらに観光やショッピング等で賑わう中心街です。一見、歴史的な観光スポットや美しい紅葉が見れるとは思えないような都会ですが、そんな京都市・中京区でも素晴らしい紅葉を堪能することができるのです。

二条城(にじょうじょう)

世界遺産にも登録されている二条城は、15代将軍の徳川慶喜が武家政治を天皇に返上した「大政奉還」が行われたことでも有名ですよね。

二条城の紅葉の見ごろは?

二条城の紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬までとされています。しかし、二条城には何種類もの紅葉の木があり、その種類によって若干色づく時期に差があります。例えば、ハナミズキの紅葉の見ごろは10月下旬から11月中旬ですが、モミジの見ごろは11月下旬から12月上旬となっています。 [hr][/hr]

二条城の紅葉の見どころ

二条城の紅葉の見どころは、「二の丸池庭園」と「清流園」です。「二の丸池庭園」は小堀遠州が作庭したといわれていて、特別名勝に指定されています。巨石をふんだんに使用した水際も必見です。また、「清流園」は色鮮やかなカエデが多いことで知られています。

二条城へのアクセス

二条城へのアクセスは、地下鉄東西線の「二条城前駅」からすぐです。市バスを利用する場合は、市バス9、50、101号系統「二条城前」で下車です。

神泉苑

1200年以上の歴史を持つ神泉苑は、平安情緒あふれる名所として知られています。 神泉苑の池にかかる法成橋は、願いを念じながらわたると願いが叶うとされ、この地で源義経と静御前が出会ったという伝説から恋愛成就のパワースポットともされています。

神泉苑の紅葉の見どころ

神泉苑の紅葉の見どころは、境内にある大きな池の水面に移りこむ色鮮やかな紅葉の姿です。池が境内の大部分を占めている京都市内ではめずらしい神社なのです。 日没後には夜間ライトアップも行われるので、昼間でも夜間でも美しい光景を堪能することができます。

高瀬川(たかせがわ)

京都の鴨川に並行して流れる高瀬川は、江戸時代に人工的に作られたものです。森鴎外の「高瀬舟」は、京都のこの高瀬川を舞台にしたものなのです。大阪から京都に米や木材などを運ぶ際に利用され、水深が浅いのが特徴です。 高瀬川は桜の名所として知られていますが、秋の紅葉も素晴らしいものです。場所や距離を決めず、気の向くままに散策するのもおすすめです。 [hr][/hr]

京都市のほぼ中心に位置している中京区は、公官庁や金融機関などが集中しているエリア。年間を通して観光やショッピングなどでも賑わう都会ですが、そんな京都市・中京区でも美しい紅葉を楽しめる観光スポットがいくつかあります。大政奉還の舞台でも知られる二条城や、大きな池が特徴的な神泉苑、かつては物流に活用された高瀬川がその代表的なところです。