人ごみを避けてゆったりと観光したい!そんな願いが叶う京都の紅葉の隠れスポットと見どころをご紹介します!!

京都には、東福寺や清水寺など有名な紅葉スポットがたくさんありますが、人気がゆえに紅葉シーズンは大混雑します。一方で、それほど有名ではなくても歴史的な京都らしい建築物と鮮やかな紅葉の美しい調和を楽しむことができる紅葉の「穴場スポット」も京都にはいくつもあります。そこで今回は、人ごみを回避して京都の紅葉をのんびりと堪能することができる紅葉の穴場スポットをご紹介いたします。

京都の紅葉の見ごろは、例年11月上旬から12月上旬ぐらいとされています。ただし、お目当ての紅葉スポットの地域やその年の気候などによって多少時期が前後しますので、お出かけの際は最新の情報をチェックしましょう!!山間部に位置している紅葉スポットは、京都市の中心部に比べるとやや早めに色づき始めます。

ゆったりと紅葉を堪能できる隠れスポットは?

季節を問わず多くの観光客が訪れる京都ですが、特に秋の紅葉シーズンの有名観光スポットは混雑必至の状態です。美しい紅葉の風景を写真におさめようとしても、人が多いため思うようなアングルでの撮影ができなかったり、写真に他の観光客が映りこんでしまう場合も。情緒を感じながらゆったりと秋の京都を堪能するなら、比較的混雑していない穴場スポットがおすすめです。

神護寺

高尾山の中腹に位置している神護寺は、清滝川沿いにかかる高尾橋を渡り、約400段ある石段を上った先にあります。山間部であることから、京都の中心部と比べてやや早めに色づき始め、見ごろは例年11月上旬から11月下旬とされています。夜になるとライトアップされた紅葉が、昼間とは雰囲気の異なった幻想的な光景に。神護寺の紅葉を眺めながら湯豆腐や山菜ごはん、お抹茶などの京都らしいお食事や飲み物を堪能できる穴場茶店もあり、のんびりと秋の京都を満喫することができます。

最勝院高徳庵(さいしょういんこうとくあん)

南禅寺の裏手にひっそりと佇む最勝院高徳庵。琵琶湖疎水が流れる水路閣のさらに奥に位置していることもあり、紅葉シーズンでも訪れる人が少ない穴場スポットになっています。本堂の目の前にある樹齢100年の「縁結びの松」と、樹齢300年の百日紅(サルスベリ)の鮮やかな調和は非常に美しい光景です。また、風情ある参道から眺める紅葉も素晴らしいものです。

毘沙門堂

毘沙門堂は天台宗五箇室門跡の一つで、秋になると境内を色鮮やかなモミジが彩ります。 2016年に塗り替えられ、再建時である江戸初期の色彩や風情がよみがえった弁財天堂と紅葉を一緒に眺めることができます。

善峯寺

11月中旬から12月上旬が紅葉の見ごろとされている善峯寺樹齢600年の天然記念物である游龍の松の緑と、鮮やかな紅葉との調和は、非常に美しいものです。山の中腹に位置しているため、広大な境内の向こうには赤や黄に染め上げられた色鮮やかな山を臨むこともできるのです。回遊式庭園に点在する堂塔伽藍と、色鮮やかな紅葉の美しい調和は、鉄道会社のCMにも起用されたほどです。 [hr][/hr]

まとめ 京都には、東福寺や清水寺など有名な紅葉スポットがたくさんありますが、人気が非常に高いため紅葉シーズンは混雑必至です。しかし、一方で、秋の紅葉シーズンでも比較的混雑が少なく、ゆったりと紅葉を堪能することができる穴場スポットが、実は京都にはたくさんあり、その中でも神護寺や最勝院高徳庵、毘沙門堂、善峯寺の紅葉の風景は素晴らしいものです。