圓光寺は、京都らしい景色を楽しみたい方にはぜひ足を運んでいただきたい場所とも言えます。日常の忙しい生活に、一息入れたいと思っている方にもとてもおすすめです。景色はもちろん、座禅体験なども行われており、魅力溢れる圓光寺に、あなたも足を運んでみたいと思いませんか?圓光寺の魅力や歴史について詳しくお伝えしていくとしましょう。
圓光寺の紅葉とは
1番の見所は、書院から眺める「十牛の庭」の景色です。圓光寺は、最近紅葉の注目のスポットとも言われています。先ほどのお庭もそうですが、平成に入ってから作られた「奔龍庭」や、洛北最古と言われる「栖龍池」など、美しい景色がさまざまな所で見られるのです。奔龍庭は、まず始めに目を引く場所で、まるで来訪者を歓迎しているようにも見えます。その庭は、白砂を雲と海に見立てて、そこに龍が顔と背中を覗かせているというイメージで作られたと言われています。そしてここでの最大の魅力「十牛の庭」は、まさに京都らしい景色と言えるでしょう。軒下の廊下に、赤い絨毯に、美しいお庭という空間は、うっかり時間を忘れてしまう程の素晴らしい景色と言えます。圓光寺は、この素晴らしい景色の他にも、紅葉が終わりの時期もおすすめです。落葉が散り地面いっぱいに、落葉が広がる「敷き紅葉」は、また紅葉を違う角度で楽しむ事が出来て、来訪者の心を魅了すると言えます。そして、入梅の頃(初夏)のシーズンには秋の紅葉と対比するように若々しく伸びだす 新緑の「青もみじ」も魅力のひとつと言えるでしょう。
圓光寺で朝活の座禅をしてみては
京都にお越しの際は、圓光寺で特別な思い出を作ってみませんか?毎週日曜に、早朝6時から座禅会が開かれています。初めての方でも参加しやすいように、座り方のレクチャーや呼吸法なども丁寧に教えてもらう事が出来ます。座禅について少しお話ししていきましょう。座禅とは、僧や尼さんの修行のひとつになります。身を整え、呼吸を整え、心を調えて、心を無にし、自分を探す旅に出ると言った意味合いがあります。
圓光寺は、最近まで本当に尼や僧達が修行の場として使っていた場所で、座禅体験をする事が出来ます。座禅体験は、午前6時~午前8時の間に、座禅、作務、法話、粥座を体験する事が出来ます。圓光寺は、苔むした庭園の中に、にっこり微笑むわらべお地蔵様が有名なのですが、居眠りをするお地蔵様もいらっしゃいます。ぜひ、探してみてください。
圓光寺へのおすすめのアクセス方法
こちらに行くにはバスかタクシーで行く方法をおすすめします。 バスで行く場合は、京都駅からの所要時間は、約1時間になります。JR京都駅中央改札口を出ると、目の前がバスターミナルになります。そこでA1乗り場より、市バス5系統の銀閣寺・岩倉行きに乗車しましょう。京都駅からは、26停留所目の一乗寺下り松町で下車しましょう。そのバス停からは、徒歩で到着します。タクシーの場合は、所要時間はバスの半分程度の約30分で着きます。複数の人数で訪れる際は、こちらの方が時間を有効に使えるとも言えます。
圓光寺の詳細
【期間】2024年11月9日(土)〜12月8日(日)
【時間】8:00~17:00
【拝観料】大人1000円、小中高生500円
■電話 075-781-80255
■拝観時間 午前9時~午後5時
■拝観料 大人500円、中高生400円、小学生300円
■駐車場 30台