大徳寺は、日本の宝の宝庫

日本最大の禅寺である大徳寺は、一休さんや千利久などのお茶の文化と縁が深い人々と関係がある場所になります。境内には、20を越える塔頭があり、それぞれの魅力もまた違ってきます。数々の塔頭の中には、名庭と呼ばれる素晴らしい庭を持つ所もあり、見所も満載です。さて大徳寺について、詳しくみていくとしましょう。

正式名所は、龍寶山大徳禅寺と言います。建物が建てられたのは、700年程前になり、ご本尊は釈迦如来になります。大徳寺も、多くの寺院が荒れ果ててしまった応仁の乱に巻き込まれてしまい、廃れてしまいます。その後、多くの人の力により、再建がされ、織田信長の葬儀に使用されたり、千利久の切腹を命じられたきっかけとなったり、様々な歴史に関わりがあったと言えます。現在は、境内の中には多くの国宝や重要文化財に指定された建物があり、日本の宝を見られる場所として、観光客にも人気のスポットになりました。ただ、20のうちの塔頭のうち、普段は4つしか見る事が出来ません。他の塔頭は、特別公開にて期間限定で見られることもあるので、お出かけの際はそちらも合わせて調べていく事をおすすめします。この特別公開は、桜や紅葉の時期に合わせられることが多いと言われています。 [hr][/hr]

大徳寺の御朱印

こちらで頂く事が出来る御朱印は、かなりの種類があります。通年でもらう事が出来る御朱印は、宗務本庁の 「本朝無双禅苑」、大仙院の「拈華殿」、龍源院の「大園殿」、高桐院の「高桐院」、瑞峯院の「独坐大雄峰」の5種類になります。御朱印が頂ける場所は、塔頭それぞれになります。オリジナルの御朱印帳はありませんが、大仙院の御朱印帳として、表紙に庭園が描かれ、裏に「喝」の字があしらわれたデザインの御朱印帳は販売されています。 [hr][/hr]

大徳寺へのおすすめのアクセス方法

こちらにはバスで行くのがおすすめです。京都駅からの所要時間は、約1時間になります。まずJR京都駅中央改札口を出て、目の前がバスターミナルになります。そこのA3乗り場より、206系統のバスに乗車しましょう。京都駅からは、23停留所の大徳寺前で下車になります。そのバス停から徒歩約6分で到着します。 [hr][/hr]

大徳寺の詳細

■住所 〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町53 ■電話 075-491-0019 ■拝観時間 午前9時~午後4時 ■参拝料金 大人800円、中高生500円、小学生以下無料 ■駐車場 50台。最初の2時間は500円で利用できますが、その後30分で100円。 [hr][/hr]

大徳寺は多くの塔頭がある為、そのひとつひとつにも歴史が詰まっています。そのひとつひとつについては、改めて、ご紹介していきたいと思います。ぜひ足を運んだ際には、歴史の背景などにも目を向けて、拝観していただくとより素晴らしい旅になる事は間違いありません