宝筐院で静かなひと時を過ごしてみませんか?

出典:宝筐院 – Wikipedia

全国の中でも、京都は観光地の名所が多く集まる場所と言えます。その京都の中でも、お寺に泊まる事が出来るのをご存知ですか?あまり人には知られていない宿坊があり、のんびり優雅な時間を過ごすことが出来るのが宝筐院になります。さて、この宝筐院の歴史や魅力について詳しくみていくとしましょう。

宝筐院の歴史とは

宝筐院はその昔、善入寺と呼ばれていました。平安時代の終わり頃から鎌倉時代の間は、住職は皇族が務めてきた格式が高い寺院です。南北朝時代に入ると、その争いにより一時はこの寺院も荒れた状態になりますが、黙庵周諭禅師により臨済宗のお寺として、復興がなされたと言われています。その後、足利義政により現在の名へ変えられたと言われています。この時代は、足利家の力により繁栄をしますが、幕府が滅びると同時に寺院も荒れ果てた姿へとなってしまい、幕末には廃寺へとなりました。その後50年後に再度復興されて今の形へとなっています。 [hr][/hr]

宝筐院の宿坊

宿坊とは寺院に泊まる事を言い、宝筐院でも寺院に泊まる事が出来ます。こちらは女性専用の宿坊となり、客室は和室が3部屋で最大10名まで利用する事が出来ます。こちらの宿坊は、他の宿泊客と同じ部屋になる事もありますが。こちらは、女性専用という事もあり、とても清潔感がある宿坊となっていますが、暖房が無いようです。その代わりにコタツが用意されていたとの声もありました。宿泊した方の多くが、こちらのお庭の素晴らしさに感動しており、特別な旅の思い出になるのは間違いないようです。詳しい宿坊の内容については、宝筐院へと直接お問い合わせくださいませ。 [hr][/hr]

宝筐院の魅力的な紅葉

宝筐院の絶景と言えば、庭園になります。こちらは、色とりどりのカエデと苔のコントラストがなんとも美しく風情がある景色と言えるでしょう。入口から門をくぐり、石畳の道の両脇をモミジが空を覆い、トンネルを作ります。そのトンネルの中に居ると、時が止まった様な感覚になります。 宝筐院の紅葉の見頃としては、11月下旬から12月上旬になります。ここでの注意点としては、宝筐院は三脚、一脚、そして大型と中型カメラの持ち込みは禁止になっています。せっかくの美しい景色を、写真に夢中になるばかりにマナーが悪かったという前例からこの措置が取られたと言われています。非常に残念な事ですが、記念撮影の為の、小型カメラの撮影は可能なので、マナーを考えながら思い出を写真に残すようにしましょう。公式サイトにて、拝観のご案内にて詳しく説明書きがありますので、そちらも併せてご覧くださいませ。 [hr][/hr]

宝筐院のアクセス

こちらへ向かうおすすめの方法は、電車になります。京都駅からであれば、所要時間約35分で行く事が出来ます。京都駅のJR山陰本線の園部方面行きに乗車しましょう。普通列車であれば約15分、快速列車であれば約10分で嵯峨嵐山駅に到着します。そこから徒歩約15分で到着します。電車であれば、観光バスとは違い渋滞に巻き込まれる事もないので、時間を有効に使う事が出来ます。ただ、バスの1日乗車券等を旅行のプランに入れている場合は、そちらの方がお得に行く事も出来るでしょう。自分の旅行のプランに合わせて、アクセス方法を選ぶのもいいでしょう。 [hr][/hr]

宝筐院の詳細

出典:宝筐院 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign
■住所 〒616 – 8424 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1 ■電話 075-861-0616 ■時間 午前9時~午後4時 ■参拝料金 大人500円、中小生200円 ■駐車場 なし [hr][/hr]

ぜひ京都へお越しの際は、女性であれば宿坊を経験してみるのも、また新しい旅の発見が出来るかもしれませんね。秋の紅葉のシーズンに合わせて行けば、拝観前の時間に優雅に紅葉を見ながら、物思いにふけるなんて優雅な時間を過ごすことも出来ます。