常照皇寺に桜の名木を見に行きませんか

出典:常照皇寺 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign

常照皇寺というお寺をご存知でしょうか。天皇ゆかりの由緒あるお寺で、周囲の自然な山々がまるで天然の庭園のような美しい場所です。一年を通して美しい自然に親しむことができるお寺ですが、ぜひ足を運んでいただきたいのは春の桜のシーズンです。

常照皇寺は北朝初代の光厳天皇が開いた臨済宗天龍寺派の禅寺で、正式名称は大雄名山万寿常照皇寺です。周囲の自然があまりにも美しいので、天皇は滝を白玉泉、山自体を万樹林などと名付け、歴史の動乱期をここに隠れ住んでいたそうです。1579年に明智光秀によって全焼されてしまいますが、御水尾天皇や徳川秀忠によって再興されます。本尊は釈迦如来で、重要文化財に指定されている木造の阿弥陀如来があります。常照皇寺は桜の名所として有名で、秋には山々が美しい紅葉を見せてくれます。

桜の名所としての常照皇寺

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常照皇寺の境内は京都府の史跡に指定されており、春には桜の名木を求めて多くの人が訪れます。お寺の近くには桂川が流れていて、川沿いにとても美しい桜が咲いています。 [hr][/hr]

九重桜

出典:常照皇寺|京都 桜の名所開花情報2019|そうだ 京都、行こう。
京都府の桜では唯一国の天然記念物に指定されています。京都には19件しか国指定天然記念物がないので、京都府にとってもとても貴重な桜です。はっきりした樹齢はわかりませんが650年と推定されています。杭を枝に合わせて配置し支えることでやっと立っているような状態にもかかわらず、見たものを圧倒するような生命力にあふれています。 [hr][/hr]

左近の桜

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京都御所の紫宸殿にある左近の桜から株分けされた桜で、樹齢150年ほどとされています。九重桜の北側に植えられています。

常照皇寺 詳細

住所:京都市右京区京北井戸町14-6 アクセス:京北ふるさとバス 山国御陵前 徒歩5分 拝観時間:9:00~16:00 [hr][/hr]

まとめ いかがでしたか。常照皇寺は京都駅から1時間30分以上かかる遠い場所にあるので、行くのは大変かもしれませんが、名木と呼ばれる桜はぜひご覧頂きたい美しさです。