断面図も楽しみたい、色とりどりのフルーツ大福 むしやしないにもおもたせにも笑顔がこぼれます

お腹の虫が鳴いたとき、ちょっとした食事や甘いもので小腹を満たすことを京都では「むしやしない」と言います。今回は、おいしいものでお腹の虫が鳴くのを治める「むしおさえ」が充実している創作和菓子のお店をご紹介します。おいしいのはもちろん、見た目にも華やかなお菓子なら、お腹の虫が鳴く前にも食べたくなってしまうかも知れませんね。

八坂神社から歩いてすぐの祇園北側に店を構える、むしやしない処「祇園 仁々木」では、伝統的な京菓子という枠にとらわれず、親しみやすさとおいしさに重点を置いた素材の組み合わせや、現代人の趣向に合わせて乳製品やチョコレート、フルーツなどを取り入れた革新的な京菓子づくりに力を入れています。 店内には京かりんとうや黒豆大福、みたらし団子など、小腹がすいたときに気軽につまみたくなる「むしおさえ」の数々がそろっています。また、たっぷりの生クリームと牛乳を使った、濃厚でなめらかな「祇園プリン」も人気で、プレーン、抹茶、アールグレイ、ほうじ茶の4種類に、季節限定のフレーバーが登場します。 [hr][/hr]

仁々木が立ちあがた新ブランド「果実の福」

中でも注目を集めるのは、仁々木が新たに立ち上げたフルーツ大福専門工房「果実の福」のフルーツ大福。主に国産の旬のフルーツを白餡やホイップクリームにあわせて餅で包んだ自信作で、季節ごとに8種類ずつ店頭に並びます。白餡には最高級の北海道産大手亡豆を使用するなど素材選びにもこだわりが光り、自由な発想でフルーツ大福のおいしさが引き出されます。 キウイの福 ぶどう三昧の福 みかんの福 王様いちごの福 贅沢よくばりの福 カラフルなフルーツが描かれた進物用のパッケージもキュートなので、あの人にもこの人にも贈りたくなってしまいそうですね。 [hr][/hr]

むしやしない処 祇園 仁々木(むしやしないどころ ぎおん ににぎ) TEL:075-541-2120 ●京都市東山区祇園町北側347-115 ●京阪祇園四条駅から徒歩8分 ●火・水・金・土曜:10時~翌2時、月・木曜:16時~翌2時、日曜、祝日:10~18時 ●不定休 ●Pなし