松尾神社へ歴史を感じに行ってみませんか。

松尾神社はご存知でしょうか。あまり知られていませんが、実は京都の中でも非常に歴史がある松尾神社。ご利益が沢山あると言われていたり、珍しい占いをすることができたり、お酒の資料館を見学できたりなど歴史を感じながら様々な物に触れることができるという興味深い神社です。今回はそんな松尾神社を最大限楽しめるようにお勧めのスポットを紹介します。

出典:松尾大社 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign
松尾大社は5世紀頃に建設されました。中国大陸から日本に移住してきた、秦氏と呼ばれる一族が神社の建設をしたと言われています。秦氏は千本鳥居のある伏見稲荷大社も建設したと言われており、実は大昔から京都を発展させてきた一族だそうです。また秦氏は酒造のエキスパートと言われており、松尾大社が日本第一酒造神と呼ばれた由来です。

樽うらないをしてみませんか

樽うらないは、1回300円で2本矢を頂けます。その矢を樽に向かって射て、それがどこに当たったかによって占うというものです。大吉、当たり、あまり福、とあり占いの結果によってそれぞれに合わせたお守りを貰うことができます。他の神社では中々見ることのできない占いですので、松尾大社に行かれた際は一度試してみてはいかがでしょうか。

境内にあるご利益スポット

松尾大社のご利益は、縁結び、安産、出世、開運、健康長寿、土木建築、節酒祈誓などがあると言われおり、境内にはいくつかのご利益スポットがあります。

亀と鯉

出典:京都市、松尾大社の写真 – トリップアドバイザー
特に人気があるのは「幸運の撫で亀」と「幸運の双鯉」です。実は亀と鯉は神様の使いとして祀られており、松尾大社の境内には至る所に亀と鯉の像があります。中でも正門の両側に設置されている「幸運の撫で亀」を撫でると家庭円満や長寿にご利益があり、「幸運の双鯉」を撫でると夫婦円満や恋愛成就、出世などにご利益がある、と言われています。 [hr][/hr]

相性の松

相性の松では、夫婦和合や恋愛成就に関するご利益を頂くことができます。ここに祀られている松の古木は、昭和30年代初頭に約350年の樹齢を全うした後、枯れてしまいました。その後、昭和47年に改めて祀り上げられ、それ以降多くの人が霊徳にあやかろうと、この歴史ある御神木を夫婦和合などの象徴として信仰してきました。

お酒の資料館

松尾大社は日本酒の神様として信仰されています。なぜ日本酒の神様と呼ばれるようになったのか。理由は、秦氏が非常にお酒に関して長けており、その技術を日本へ伝えたそうです。そしてそのお酒が非常に美味であることが有名になり、秦氏と関係が深い松尾大社がその信仰の対象となったからと言われています。今でも松尾大社ではそのお酒の文化や歴史、お酒の製造工程などを知ることができる展示品を見ることができます。また今では毎年「酒‐1グランプリ」が開催されており、全国から自慢の日本酒が集まります。日本酒好きにはたまらないイベントなのではないでしょうか。 [hr][/hr]

まとめ 非常に歴史ある神社で、ご利益も沢山あると噂の松尾大社。縁結びから始まり健康に関するご利益や商売に関するご利益まで幅広くそのパワーを授かることができるので老若男女問わず沢山の方に楽しんでいただけると密かに人気を集めています。ぜひ、ご家族や恋人と松尾大社に行ってみてはいかがでしょうか。