秋の京都の魅力がギュッと凝縮!「ねねの道」周辺のおすすめ紅葉狩りスポットをご紹介!!

山の観光地として有名な「ねねの道」。高台寺から円山公園までの全長約250mのこの道には、お土産屋さんや甘味処なども多く、周辺には美しい紅葉を楽しむことができる紅葉の名所も多くあります。秋の京都の魅力が凝縮された「ねねの道」周辺の紅葉スポットをいくつかご紹介いたします。

東山の観光地として有名な「ねねの道」は、高台寺から円山公園に抜ける全長約250mの道です。広い道ではないですが、季節を問わず多くの観光客で賑わっています。観光で人気の寺院や紅葉の名所、甘味処や旅館などが多く立ち並ぶ風景は、歩いているだけで京都らしさを満喫することができます。特に、ねねの道を象徴する石段は必見です。 豊臣秀吉の正室、ねね(北政所)がこの地で余生を送っていたことから「ねねの道」と名付けられました。   道中には総合案内所が設けられていて、散策中になにかわからないことがあれば問い合わせることができます。また、周辺地図やパンフレット、観光ガイドなども置いてありますので気軽に寄ってみるといいでしょう。   ねねの道には人力車を引くお兄さんの姿が多く見られます。この方たちを俥夫と呼ぶそうなのですが、人力車を快適に楽しませてくれるのはもちろんのこと、観光についての知識も豊富です。回りながら周辺のガイドをしてくれますし色々な情報を教えてくれます。風情あふれる人力車を楽しみつつ情報収集をしてみるのも良いですね。   また、ねねの道では電線が見えないようになっています。なぜなら、古都京都の風情ある景観を失わないようにするため、電線は地中に敷かれているからです。さすがの配慮ですよね。

「ねねの道」周辺の紅葉の名所

甘味処やお土産屋さん、旅館が多く立ち並び京都の魅力が凝縮された「ねねの道」は、歩いているだけで秋の京都を満喫することができます。さらに、周辺には美しい紅葉を楽しむことができる観光スポットが多く点在していますので、ねねの道を散策しながら鮮やかに色づいた紅葉を鑑賞するのがおすすめです。

高台寺の紅葉

「ねねの寺」とも呼ばれる高台寺は、豊臣秀吉の正室、北政所(きたのまんどころ)が徳川家康より財政的に援助を受けて1606年に建立した格式の高い寺院です。 開山堂、霊屋、観月台、茶室の傘亭・時雨亭など開山当時の建物が現存しています。さらに、小堀遠州作と言われている美しい庭園も見どころです。 夜間ライトアップも行われ、池に映し出される幻想的な紅葉は「素晴らしい」の一言です。また、方丈前提「波心庭」に映し出されるプロジェクションマッピングなどの「光のアートも必見です。ライトアップを行うお寺では夕方に一度閉門し、ライトアップがはじまる時間帯に開門する「昼夜入替え制」の場合もありますが、高台寺では昼夜入替えがありませんので、昼間の明るい時間帯から日没後のライトアップの時間帯まで境内の中で紅葉を鑑賞していることができます。

高台寺

住所:〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町526

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円山公園の紅葉

円山公園は、1886年(明治19年)に開設された、京都市最古の公園です。八坂神社の東側に位置し、東山を借景にした回遊式庭園で散策しながら紅葉を楽しむことができます。円山公園での紅葉の見どころは、周囲の紅葉を水面に映すひょうたん池です。 園内には料亭や茶店、野外音楽堂の施設などが点在し、風情ある景色が広がっていますので、散策を楽しみながら紅葉色鮮やかな紅葉を楽しみましょう。

円山公園

住所:〒605-0071 京都府京都市東山区円山町463

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八坂神社の紅葉

地元の方々から「祇園さん」の愛称で親しまれている八坂神社は、季節を問わず多くの観光客が訪れる有名な観光スポットですが、秋になると風情ある紅葉の風景で訪れる人々の目を楽しませてくれます。八坂神社の紅葉の見どころは、本殿の裏参道に作り出されるモミジのトンネルです。参拝を済ませた後、ゆっくりと紅葉を楽しんではいかがでしょうか?!

八坂神社

住所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625

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圓徳院の紅葉

圓徳院は高台寺の塔頭寺院のひとつで、高台寺の向かい側に位置しています。こちらもねねにとってゆかりのあるお寺で、秀吉と過ごした庭園と京都・伏見城の化粧御殿を移設して暮らしていたそうです。 入口にある長屋門、安土桃山時代の絵師・長谷川等伯が描いた襖絵が展示されている「方丈」、秀吉の守り本尊であり福・健・徳のご利益がある「三面大黒天」など見どころはたくさんあります、なんといっても一番は「北庭」で見ることができる紅葉です。 枯山水庭園であるこちらには、たくさんの岩が配置され、伏見城から移設した当時の姿で今もなお人々を魅了します。 高台寺同様に、ライトアップも行われますので、昼にも夜にも楽しめるスポットとなっています。

圓徳院

住所:〒605-0825 京都府京都市東山区高台 寺下河原町530

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[hr][/hr] 清水寺の紅葉 年間を通して多くの観光客が訪れる清水寺は、秋になると色鮮やかな紅葉に埋め尽くされます。「清水の舞台」として名高い本堂から見下ろすと、錦雲峡と呼ばれる紅葉の海が広がる絶景は混雑していても一目見たい美しさです。また、奥の院から眺める本堂の舞台は、まるで紅葉の雲に浮かんでいるような素晴らしい姿です。 も行われ、昼間とは雰囲気がガラッと異なる幻想的な風景を堪能することができます。

ねねの道周辺にあるおすすめのお食事処

黒豆茶庵 北尾 祇園店

文久2年創業の歴史ある老舗のこちらは、「北尾」が手掛ける、黒豆や小豆を取り扱うお食事・甘味処です。各種料理には、幻の極上黒豆「新丹波黒」が使用されていますが、こちらは京都丹波産のなかでも最も大粒で甘みのある品種なんだそう。 メニューの中でもおすすめなのは、夏に特に人気がある黒豆そうめんです。伝統が受け継がれれた徳島の半田そうめんに、京・丹波ぶどう黒豆(京都丹波産 新丹波黒)が丹念に練り込まれ、他では決して味わうことの出来ない味となっています。素麺ならではのつるつる食感と、黒豆のほのかな香りと甘みをぜひ味わってみてください。もちろん贈答用にも喜ばれます。 その他にも、お客様自身の手で石臼を挽いていただき出来上がった「きな粉」をたっぷりとたらしていただく、わらびもちやみたらし団子などといったおいしくヘルシーな甘味も用意されています。

グリル大仲

八坂神社の石段の下からすぐ、四条通りを進んで切り通し路を見ると、「グリル大仲」の趣あふれるのれんが目に入ります。 フランス料理をコースでいただくことができるこちらは、オーナーのお母様がお茶屋さんを営んでいた建物をそのまま使っていることもあり、一見敷居が高そうにも見える外観ですが、店内には親しみやすいこの字カウンターがあり、ゆったりとくつろぐことができます。 大仲で振る舞われる料理は市販品が一切使われておらず全てここで調理されます。 使う食材はヨーロッパや京都、場所を限定することなくその時一番おいしいベストなものをチョイスし、時代に左右されることなく飾らないスタイルが大仲の良さです。 また、お座敷遊びを体験することもできますので気になる方はお問い合わせしてみてください。

高台寺洛匠

高台寺洛匠は、いかにも京都といった感じの趣ある外観をした、甘味処です。 敷地内には日本庭園があったり、錦鯉が泳ぐ池があったりと、お食事以外の部分でも楽しむことができるスポットとなっています。 こちらのおすすめは、なんといっても宇治茶の老舗「丸久小山園」のお抹茶を使った「草わらび餅」です。みずみずしくてプルプル食感のわらび餅に、香り高いきめ細やかなきなこをたっぷりとかけていただいでください。店内にて日本庭園を眺めながらいただくのがおすすめですが、テイクアウトも可能です。状況に合わせて注文ぢてくださいね。

ねねの道へのアクセス

「ねねの道」の最寄り駅は、京阪電車「祇園四条」で下車し、徒歩約15分です。 京都駅から電車を利用する場合は、JR奈良線で東福寺駅で下車し、京阪本線(出町柳方面)に乗り換えです。京都駅からバスを利用する場合は、市バス206(東山まわり)に乗車し、「東山安井停」で下車し、徒歩で約10分です。 [hr][/hr]

東山の観光地として有名な「ねねの道」は、豊臣秀吉の正室であるねね(北政所)がこの地で余生を送っていたことから「ねねの道」と名付けられました。ねねの道にはお土産屋さんや甘味処、旅館などが多く立ち並び、周辺には有名観光スポットが点在しているので、京都観光におすすめのエリアです。ねねの道の周辺には、高台寺や円山公園、八坂神社、清水寺などの紅葉の名所があります。

まとめ

いかがでしたか?「ねねの道」は観光案内所があったり、人力車に乗ることができたり、観光にはもってこいの整備が整った観光スポットといえますね。周辺には紅葉名所やお食事どころもたくさんありますので、ぜひ一日かけてゆっくりと秋の京都「ねねの道」を満喫するプランを立ててみてはいかがでしょうか。みなさまにとって素敵な秋の思い出のひとつとなりますように・・・