京都の紅葉はライトアップも美しく、秋になると多くの人が京都の紅葉の名所を訪れます。京都の中でも、洛東「高台寺」「永観堂」「清水寺」や京都駅周辺の「東寺」「梅小路公園」、洛北「貴船神社」「宝泉院」洛中「北野天満宮」洛西「神護寺」などなど、秋の夜に浮かび上がる美しい景色を眺められるスポットが多く存在します。太陽に照らされた赤や黄色の葉が作り出す天真爛漫な美しさとは違う景色をあなたもその目で確かめてみてはいかがでしょうか。ここからは、京都の紅葉スポットの中でもライトアップが美しいと言われている場所を詳しく見ていくとしましょう。
洛東
高台寺 (こうだいじ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
高台寺の紅葉時期のライトアップは、京都の中で最も美しいと言われる程の景色を見る事が出来ます。方丈前庭「波心庭」や勅使門が、その年ごとにテーマを変えたカラフルなプロジェクションマッピングで彩られます。臥龍池では、水面に映し出された紅葉は、言葉を失う美しさと言えるでしょう。ライトアップされた竹林や紅葉を眺めながら境内を1周するのがおすすめです。塔頭寺院・圓徳院の枯山水庭園でも、紅葉のライトアップを楽しむことができます。豊臣秀吉の正室・ねねのお寺として知られる高台寺。高台寺は、秀吉を弔う為に豊臣秀吉の妻「ねね」が建てたお寺です。ねねとは、秀吉が党首としての力を、発揮させる前に結婚をした女性であり、いわば苦労を共にしてきた伴侶と言える存在になります。
高台寺の方丈や茶室は、秀吉が最期を迎えたと言われている化粧御殿の伏見城から移築されましたが、度重なる火災によりそれらは消失してしまいました。現在、当時のままの姿を残している建物は、霊屋、開山堂、傘亭、時雨亭の茶屋などになります。これらは、国の重要文化財に指定され、歴史を後世に伝える大事な存在とも言えるでしょう。
紅葉で有名な高台寺ではありますが、春の時期もまた美しい景色を見る事が出来ます。それが方丈前庭園のねねが手で植えたとされる枝垂れ桜になります。こちらは桜の季節に、期間限定でライトアップが行われ、その姿は、儚く美しいねねの心情を表す様な佇まいが圧巻です。
人気スポットでもあるので、秋のライトアップを楽しむには、事前にチケットを購入する事をおすすめします。こちらは日中と夜の入れ替え制ではない為、ライトアップが始まる時間の前に、入場する事で少し混雑を回避する事も出来ます。
19:00〜17:30 (17:00受付終了)
※17時に受付終了いたします。
拝観される方はお早めにご入場ください。
夜間特別拝観期間中は拝観時間を延長いたします。
17:00点灯〜22:00 (21:30受付終了)
※入替制ではございません。
2024年8月1日(木)〜8月18日(日) 17時点灯
大人 : 600円
中高生 : 250円
団体(30名以上):500円
共通拝観券 : 900円
(高台寺・圓徳院 ※掌美術館含む )
圓徳院 (えんとくいん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
高台寺と共にライトアップの観賞をしていただきたいのが、ねねの寺と呼ばれる高台寺の塔頭寺院・圓徳院です。北政所が19年間を過ごし、77歳の時に生涯を閉じたねね終焉の地として有名です。圓徳院では南庭、北庭共に紅葉が美しいことで有名で、昼間も見ごたえのある景色を楽しめますが、夜間はまた違った魅力を楽しむことができます。まず南庭はライトアップによって照らされた白砂が淡く陰影を作り、その奥に紅葉が静かに照らし出されます。北庭は国の名勝にも指定される豪華な石組みが特徴的な庭で、光に照らされる紅葉と石組みは迫力があります。
秋の特別展
期間:令和6年(2024年)10月25日(金)~12月15日(日)
アクセス
京都府京都市東山区下河原町530
見ごろ11月中旬~12月上旬
永観堂 (えいかんどう)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
もみじの永観堂とも言われるほど、紅葉の美しいことで有名なのがこちらです。永観堂でライトアップを見るのならばおすすめしたいのは、事前購入できる食事付紅葉ライトアップ鑑賞券です。一般受付に券を買うために並ぶ必要がないので、スムーズに入場しライトアップされた紅葉を楽しむことができます。金額は6,000円弱です。入場したら必ず見ていただきたいのが方生池にかかる極楽橋です。池の淵に沿って植えられている紅葉が池に映り込み、360度絶景が楽しめます。目の前に広がる幻想的な景色は息をするのを忘れるほど美しいです。
午前9時~午後5時
(受付は午後4時で終了)
日 時:令和6年11月11日(月) ~ 12月8日(日)
時 間:午前9時 ~ 午後4時(午後5時閉門)
拝観料:大人:1000円 小中高生:400円
日 時:令和6年11月11日(月) ~ 12月1日(日)
時 間:午後5時30分 ~ 午後8時30分(午後9時閉門)
拝観料:中学生以上:700円
・なお、秋の寺宝展とライトアップは入替制で、継続しての拝観はできません。
・寺宝展およびライトアップの前売り券は発行しておりません。拝観券は拝観当日にお求め下さい。
個人・一般:600円 小中高生:400円
団体(30名以上) 一般:500円 小中高生:350円
清水寺 (きよみずでら)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
世界遺産「古都京都の文化財」にも選ばれている清水寺は知る人ぞ知る有名観光スポットですよね。紅葉スポットとしても非常に人気の高いスポットとなっています。
広大な境内は13万平方メートルもあるというのだから驚きです。そんな境内には重要文化財や国宝などが含まれる30以上もの碑や伽藍が建ち並び、中でも有名なのが、京都の町並みを見下ろすことのできる「清水の舞台」です。紅葉シーズンには、色鮮やかに染まった木々たちと一緒に町並みを楽しむことができます。
11月下旬から行われる夜間特別拝観ではライトアップが行われます。写真などでもよく目にするこちらの景色は生で見たらまさに圧巻の一言。混雑必至ではありますが一見の価値ありですよ。
6:00開門~18:00閉門
(7.8月は18:30閉門)
春、夏、秋の夜間特別拝観期間中は21:00受付終了
2024年4月以降の拝観料は、大人は500円、中・小学生は200円
日程
2024年11月18日(月)~30日(土)
17:30~21:00(受付終了)
料金
500円
※11月18日(月)~30日(土)特別拝観の成就院庭園は別途600円が必要
アクセス
京都府京都市東山区清水1丁目294
◯ 【バス】JR京都駅からバスで五条坂または清水道下車、徒歩10分
見ごろ 11月中旬~12月上旬
知恩院 (ちおんいん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
浄土宗の総本山である知恩院。境内には、重要文化財の集会堂、国宝の御影堂や三門、大方丈、小方丈、大鐘楼など見どころが満載です。また、紅葉シーズンにはイロハモミジやケヤキなどが秋の彩りを楽しませてくれます。中でも特に美しいのが友禅苑、方丈庭園の紅葉。期間中は「知恩院秋のライトアップ」が行われ、紅葉の美しさはもちろんのこと、お坊さんによる法話、木魚念仏体験、更にはライブイベントなど楽しいイベントが満載です。
庭園拝観料:「友禅苑」大人300円、小中学生は友禅苑150円、共通券500円
「方丈庭園」大人400円、小中学生200円、共通券250円
日程
2024年11月14日(木)~12月1日(日)
17:30~21:30(受付終了21:00)
料金
800円(友禅苑・三門周辺・女坂・御影堂など)
アクセス
京都府京都市東山区林下町400
見ごろ 11月中旬~12月上旬
金戒光明寺 (こんかい こうみょうじ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
金戒光明寺は、紅葉の名所であると同時に、浄土宗の大本山です。 広大な境内を美しく彩る紅葉は、至るところで目にすることができます。特に、伽藍と鮮やかなモミジとの調和は、じっくりと堪能したいものです。
【電話番号】 075-771-2204
【時間】 9:00~16:00
【料金】 境内無料
【アクセス】 ・市バス「岡崎道」下車徒歩約10分 ・市バス「東天王町」下車徒歩約15分
無鄰菴 (むりんあん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
無鄰菴は、明治~大正時代の政治家・山縣有朋の別荘として建てられました。1951年には国の名勝にも指定されています。
近代日本庭園が見どころのひとつになっている無鄰菴は、紅葉シーズンになると赤や黄色と色鮮やかに染まる紅葉とのコラボレーションで普段とはまた違った特別な景色を楽しむことができます。配布されるチケットには、山縣有朋が庭園への愛を語った言葉が載っていますので、そちらも楽しみのひとつに加えてみてください。
ライトアップイベントでは、バーカウンターにてお酒類が販売されたり、庭園コンシェルジュの解説などもあります。幻想的なライトアップを見ながらお酒を楽しむといった贅沢なひとときを過ごすことができます。
開催日 2024年11月8日(金)、9日(土)、10日(日)
2024年11月15日(金),16日(土)
開催時間 2部制・完全入れ替え制
①17:30~19:30 ②19:30~21:30)
料 金 4,500円(カフェ・ガイド付き)
会 場 無鄰菴母屋1階、2階、庭、洋館
定 員 一部あたり30名(要予約・先着順)
予約締切
※11月8日(金)から10日(日)の開催分は11月2日(土)の正午に予約を締め切ります。
※11月15日(金)、16日(土)の開催分は11月9日(土)の正午に予約を締め切ります。
最少実施人数
※予約締切時点で1日あたりのご予約数が14名未満の場合は不催行となり、その日程は実施いたしません。
予約締切翌日中に催行の有無を告知いたします。
アクセス
京都市左京区南禅寺草川町31番地
◯ 【バス】京都岡崎ループ「南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」下車徒歩4分、「神宮道」または「岡崎公園・美術館・平安神宮前」下車徒歩約10分
見ごろ 11月中旬~11月下旬
洛中
東寺(教王護国寺) (とうじ きょうおうごこくじ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:青紅葉】
真言宗総本山である東寺は、現代に残る唯一の平安京の遺構となっており、1996年には世界文化遺産にも登録されました。創建からおよそ、1200年となる官寺。国立の寺院です。平安京遷都の際に桓武天皇が国家鎮撫の為に創建しました。その壮大なスケールの境内、厳かな御堂を体感下さい。そして、紅葉シーズンには夜間ライトアップを行い、夜に浮かぶ五重塔や鮮やかに色付く紅葉がとても幻想的です。
紅葉シーズンには秋季特別公開が行われ、紅葉はもちろんのこと、木造建築として日本一の高さを誇る約55mの国宝「五重塔」の初層や、「講堂」から立体曼荼羅を360度周回できたりと、見どころ満載となっています。
夜に行われるライトアップでは、色鮮やかな紅葉たちが池の水面に映り込み、その美しさに心を奪われます。
開門時間 午前5時 開門、午後5時 閉門
拝観時間
金堂、講堂
午前8時〜午後5時(午後4時30分 受付終了)
観智院
午前9時〜午後5時(午後4時30分 受付終了)
宝物館(会期中のみ)
午前9時〜午後5時(午後4時30分 受付終了)
令和6年
– 秋期特別公開(五重塔初層特別公開)
10月26日〜11月25日
10月26日〜12月8日
個人 大人・高校生: 1,000円 中学生以下: 500円
団体割引、共通券はありません。
影堂、食堂などの拝観は無料です。どうぞ、お参りください。
一方、有料拝観となる金堂・講堂は、通年で公開していますが、五重塔初層内部、宝物館の公開は、特別公開などの会期中に限られていますので、ご注意ください。
アクセス
京都府京都市南区九条町1
見ごろ 11月下旬から12月上旬
梅小路公園 (うめこうじこうえん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
総合公園である梅小路公園は総面積13.7haほどの広さで、国鉄梅小路貨物駅跡地につくられました。京都の中心部に位置しているにも関わらず、一歩足を踏み入れるとそんなことを忘れてしまうほどの美しい自然が広がります。
公園内には数多くのモミジが植えられ秋には色鮮やかに染まります。中でも見どころは深い山の風景をなぞらえた紅葉渓のイロハモミジです。
また、平安建都1200年の記念として作られた「朱雀の庭」があります。こちらの浅池「水鏡」の水面に色鮮やかな紅葉が映り込み、「逆さ紅葉」として見る人の心を惹きつけます。
紅葉祭り期間中にはライトアップも行われ、「朱雀の庭」や、庭園内に植えられた約150本のモミジやアカマツが幻想的な光に包まれ、暗い夜空を美しく飾ります。
このように見どころ満載の梅小路公園は、京都の中心部にある穴場的スポットといえます。入場無料 ただし日本庭園「朱雀の庭」・「いのちの森」 200円 「チンチン電車」1日乗車券 310円
期間: 2024年は未定。
昨年は2023年11月10日~11月26日
会場: 梅小路公園「朱雀の庭」
時間: 17:00~21:00 (最終入園20:30)
料金: 大人600円、小学生300円
期間: 2024年11月15日~12月1日(日)まで
会場: 梅小路公園「朱雀の庭」
時間: 17:00~21:00 (最終入園20:30)
料金: 大人600円、小学生300円
アクセス
京都府京都市下京区観喜寺町56-3
見ごろ 11月中旬~12月上旬
北野天満宮 (きたのてんまんぐう)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
こちらの境内の西側に位置する豊臣秀吉が造った土塁・御土居(おどい)沿いは、約300本の紅葉が植えられた「もみじ苑」になっています。中には樹齢300~400年経つものも。赤い鶯橋(うぐいすばし)と紅葉、境内のライトアップと紅葉など、写真に撮りたくなるスポットが多いです。
北野天満宮は、菅原道真公の霊を沈めるために建てられたと言われています。菅原道真公は、無実の罪で左遷された後に、命を落としたと言い伝えられ、その後京都には数々の天災が起きました。この天災を「菅原道真公の祟」と恐れられ、その御霊を鎮めるために、建てられたのが北野天満宮のはじまりです。菅原道真公とは、幼少の頃から勤勉であったことから、現在は学問の神様として、合格祈願のご利益などを求め、多くの方がこちらを訪れるようになりました。
そして、こちらは梅の名所として有名です。境内には1,500本の梅が植えられおり、毎年2月には、梅花祭が開催されます。この梅は、菅原道真が大宰府に左遷された際に、梅が太宰府まで飛来したという伝説にちなんで植えられたと言い伝えられています。
こちらを訪れる際におすすめなのは、少し明るい時間帯から行く事です。他の紅葉のライトアップスポットは、ライトアップの為に入れ替え制をとっている所が多いのですが、こちらは違います。その為、夕方の時間に訪れれば、夕焼けの紅葉と夜の幻想的な紅葉が1日で2回楽しめるのです。また比較的に混雑状況も、他に比べると落ちるいてる為、ライトアップの穴場とも言えるでしょう。
令和6年度のもみじ苑公開は10月25日より
入苑時間
9時〜16時(受付終了15時40分)
入苑料
大人1,200円・子ども600円
令和6年
日程
2024年11月9日(土)~12月8日(日)
日没~20:00(受付終了19:40)
料金
1,200円(茶菓付)
アクセス
京都市上京区馬喰町
◯ 市バス「北野天満宮前」バス停下車
◯ 駐車場はありますが、利用できるのは9時~17時までです。公共交通機関の利用をおすすめします。
見ごろ 11月下旬~12月上旬
洛北
貴船神社 (きふねじんじゃ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
秋のライトアップでは、「貴船口」駅から貴船神社までの参道沿いには行灯が灯され、紅葉が柔らかな光で照らされます。もちろん、貴船神社の境内もライトアップされます。叡山電車の「市原」駅~「二ノ瀬」駅間では、ライトアップされた約250mの「もみじのトンネル」はまるで別世界に迷い込んだかの雰囲気を醸し出しています。週末や祝日を中心に、ライブイベントも開催され、たくさんの人々が訪れます。
貴船神社の歴史はとても古く、実際に記録として残っている書物から、創建は今から1300年以上も前の事と言われています。貴船神社の別名は「京の奥座敷」と言われ、避暑地としても有名です。
また、昔から水の神様を祀ってきた貴船神社。その名水は、なんと3年以上汲み置きしても、腐蝕などが起こらなかったと言われ、霊水などとも呼ばれています。最近では縁結びのご利益があると多くの方に人気があるスポットになっています。また、朱色の灯篭が作り出す景色が美しい事から海外の観光客の方にも人気の高いスポットになります。
貴船神社の敷地は、縦に長い事から、混雑が一カ所に集中するという事はあまりありません。紅葉のライトアップスポットの中では、ゆったりと紅葉を楽しむ事が出来るスポットとも言えるでしょう。
6:00~20:00(5/1~11/30)
12/1~4/30の本宮開門時間は、6:00~18:00です。
年末年始は特別時間で開門しております。
参拝無料です
日程
2024年11月1日(金)~24日(日)
夕暮れ~20:30(貴船エリア)
料金
無料
アクセス
京都市左京区鞍馬貴船町180
◯ 京都バス「貴船」バス停下車、徒歩約5分
◯ 徒歩で5分~10分の場所に貴船観光大型駐車場あり。満車の場合、駐車できない可能性も
見ごろ
11月上旬~11月下旬
宝泉院 (ほうせんいん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
この寺院の魅力として、京都市の天然記念物でもある樹齢700年を超える松や美しい庭になります。その中でも有名なのが、額縁庭園です。京都らしい景色と言えば、この空間とも言える場所になります。お茶とお菓子を緋毛氈の敷かれた縁側に座りながら景色を楽しむこともできます。秋のライトアップでは、ライブイベントが同時開催されることもあり、様々な楽しみ方が出来ます。
宝泉院は、平安時代末期に建てられた寺院になります。勝林院の子院として、その当時は4つの院がありましたが、現在に残っている子院は、実光院とここしかありません。
宝泉院は立地として、京都市内から少し離れている位置にある為、夜のライトアップは静寂の中で美しい景色を見られる穴場とも言えます。ゆったりと紅葉を楽しみたい方はぜひ足を延ばして、こちらを訪れてみるといいでしょう。
日程
2024年11月9日(土)~12月1日(日)
17:45~21:00(受付終了20:30)
料金
900円
アクセス
京都市左京区大原勝林院町187
見ごろ 11月中旬~下旬
京都府立植物園 (きょうとふりつしょくぶつえん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
日本最古といわれる公立総合植物園はなんと大正13年に開園した歴史あるものだそうです。24ヘクタールの広大な敷地内には約12000種類もの植物が植えられ、四季折々の美しさを通年で見て回ることができます。紅葉シーズンには、モミジ・イチョウ・サクラ・フウなど約500本の木々が赤に黄色に紅葉・黄葉します。中でも「なからぎの森」周辺や、アジサイ園のフウの大木などが紅葉した姿は見応え抜群です。例年、秋の植物園フェスタというものが開催され、紅葉散策ツアーなどの楽しい催しが行われます。
アクセス
京都府京都市左京区下鴨半木町
◯ 【車】名神高速道路京都南ICから北山方面へ約45分
見ごろ 11月中旬~12月上旬
洛西
宝厳院 (ほうごんいん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:青紅葉】
天龍寺の塔頭として知られる「宝厳院」。本堂にある観世音菩薩は、西国三十三所巡り同等の功徳があるといわれています。また、田村能里子氏が描いた襖絵も見どころのひとつです。
回遊式山水庭園「獅子吼の庭」には300本以上ものカエデが植えられ、紅葉シーズンには見事に色づきます。地面を覆う鮮やかな緑色の苔とのコントラストもまた美しいポイント。そんな紅葉が見頃を迎える時期には「秋の夜間特別拝観」が行われ、美しい光に照らされることで日中とはまた違った魅力を楽しめます。
日程
2024年11月15日(金)~12月8日(日)
17:30~20:30(受付終了20:00)
料金
1,000円
電話
075-861-0091
場所
宝厳院
大覚寺 (だいかくじ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
嵯峨天皇の離宮として今からおよそ1200年前に大覚寺は建立され、日本最古の庭池とされる「大沢池」があります。時代劇などのロケ地にもたびたび使われているようで、どこかで見たことのある景色と思われるかもしれません。色鮮やかな紅葉と池に映しだされた紅葉の競演は圧巻の美しさで、優雅なひと時を楽しめます。
〇お堂エリア〇9時〜17時(受付は16時30分まで)※写経の受付は9時~15時30分まで
〇大沢池エリア〇9時〜17時(受付は16時30分まで)
【参拝料金】
〇お堂エリア〇大人:500円小中高:300円
〇大沢池エリア〇大人:300円小中高:100円
※障がい者手帳をお持ちの方は、手帳提示にてご本人のみ参拝料金が免除となります
嵯峨菊は嵯峨天皇の御代、大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊。様々な風情ある嵯峨菊を、大覚寺境内の中で一般公開しております。
日 程:令和6年11月1日(金)~11月30日(土)
時 間:9時~17時(16時30分受付終了)
※30日のみ9時~15時
料 金:大人500円・小中高生300円(お堂エリア参拝料含む)
※大沢池エリアは別途参拝料
日程:令和6年11月15日(金)~12月1日(日)
時 間:17時30分~20時30分(20時受付終了)
※昼夜入替制
料 金:大人900円・小中高生500円(ノベルティ進呈)
※日中参拝された方も、別途参拝料が必要となります。
妙心寺退蔵院(余香苑) (みょうしんじたいぞういん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
臨済宗妙心寺派の塔頭寺院である退蔵院は、600年を超える歴史があります。日本最古の水墨画「瓢鮎図」や、室町時代の画家・狩野元信が作ったとされる枯山水庭園や池泉回遊式庭園「余香苑」など見どころ満載です。四季折々の景色が楽しめる余香苑は、三年もの年月を費やした大作だそうです。剣豪・宮本武蔵が修行に励んだと言い伝えられている本堂は重要文化財にも指定されています。春と秋限定で開催される「お食事付き特別拝観プラン」では、ミシュラン1つ星の精進料理と一緒に庭園も見て回ることができます。
拝観料:一般600円(高校生含む)、小中学生300円(小学生未満の幼児は無料、但し保護者同伴に限る) ※30名以上の団体様は1割引(大人550円、小中学生270円)となります。 ※障がい者手帳を提示すると、半額(大人300円、小中学生150円)となります。
アクセス
京都府京都市右京区花園妙心寺町35
◯ 【バス】妙心寺前バス停下車徒歩3分、妙心寺北門前バス停下車徒歩5分
見ごろ 11月下旬~12月中旬
嵯峨野トロッコ列車 (さがのトロッコれっしゃ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:青紅葉】
保津峡は16kmにおよぶ渓谷で、保津川に沿うようにして亀岡から嵐山を結びます。こちらで有名な「川下り」は亀岡からスタートして京都・嵐山まで渓谷を約2時間かけて下ります。
もうひとつ有名なのが、「トロッコ列車」。嵐山ー亀岡間を渓谷に沿ってトロッコ列車が運行、時間にして往復(片道約25分)の道のりです。秋には木々たちが美しく紅葉し、トロッコ列車の夜の便では、ライトアップで幻想的に照らされたモミジの下をくぐるといった他では味わうことのできない体験ができます。紅葉シーズンは非常に人気が高く、事前に前売り券を用意するのが良いでしょう。
こちらの一番の見どころは、川下りの中でも朝一番と最終の船です。キラキラ光る朝日に照らされて輝くモミジと、夜のライトアップで幻想的な魅力を放つモミジは、全く別の顔を魅せてくれます。最終の船は15:30に出船しますが、トロッコ列車沿線のライトアップした紅葉も一緒に楽しむことができます。
日程
2024年10月12日(土)~12月29日(日)
点灯時間16:30以降、最終列車まで。
※臨時列車の運行はホームページでご確認ください。
料金
880円(片道乗車券)
電話
075-861-7444(嵯峨野観光鉄道/テレホンガイド)
アクセス
京都府亀岡市保津町下中島2
◯ 【車】京都縦貫自動車道篠ICから約15分(80台の無料駐車場あり)
見ごろ 11月下旬~12月上旬
洛南
随心院 (ずいしんいん)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
真言宗善通寺派の大本山「随心院」は、小野小町ゆかりのお寺として有名です。国の重要文化財に指定されている随心院の本堂には、定朝様式の「阿弥陀如来坐像」や、快慶作の「金剛薩捶坐像」などが安置されています。
自然のままの美しさが生かされた庭園が「能の間」の前方に広がり、紅葉シーズンには木々たちが見事な彩りを飾ります。また、例年行われるライトアップでは、幻想的な光に包まれた紅葉が美しい秋の夜長を存分に楽しませてくれます。
期 間:令和6年11月22日(金)~12月1日(日)
時 間:18:00~20:00(閉門20:30)
拝観料:700円 中学生400円
アクセス
京都府京都市山科区小野御霊町35
見ごろ
11月中旬~12月上旬
醍醐寺 (だいごじ)
【更新:11月14日現在 紅葉の状態:色付き始め】
世界遺産にも登録されている醍醐寺は醍醐山全体が寺域となっていて、中には国宝に指定されている「金堂」や「五重塔」、その他にも75000点を超える国宝、425点もの重要文化財があり、見どころ満載のスポットとなっています。
紅葉シーズンには、「仁王門」から続くもみじのトンネルが美しく、朱色の「弁天堂」と鮮やかな紅葉との共演が見事です。夜に行われるライトアップでは、池の水面に映り込む紅葉が吸い込まれるような美しさを魅せます。
●期間:令和5年11月11日(土)~12月3日(日)>
●拝観時間:午後6時~午後8時50分 (受付終了午後8時10分) ※昼夜完全入替制>
●受付場所:三宝院拝観受付>
●拝観料:1,000円(中学生以上) 団体20名以上は800円
アクセス
京都市伏見区醍醐東大路町22
見ごろ 11月中旬~11月下旬
2024年 京都の紅葉見頃はいつ頃から?
紅葉とは、最低気温が8℃以下になることで始まるものです。よって紅葉前線は日本列島の最も寒い地域である北は北海道から南下していくのです。暖かくなると開花する桜でいうならば、桜前線が南から北上していくのはいうまでもないですよね。
また、紅葉はその年によって色づき具合にも差があります。当たり年というものがあるのですね。ハズレ年も然りですが、、、
その条件として、
①夏に存分に日光を浴びる
②徐々に日照時間が短くなる
③一気に冷え込むこと
以上が挙げられます。
これらのことを念頭に置きつつ2023年の京都の紅葉見頃はいつ頃になるのでしょうか。
例年の京都の中で見ていくと、「比叡山延暦寺」が11月初旬「大原三千院」が11月中旬頃、「嵐山」が11月中旬頃、平野部は例年よりも遅いことが予想されています。近畿地方は9月に残暑があり、10月は平年並ですが11月は気温が高めになるからだそうです。今シーズンの紅葉の色づき具合に関しては、鮮やかなものが期待できるとされています。
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