2021年3月の京都の桜の状況は?おすすめスポットはどこ?

昨年末から、早いものでもう2、3か月経ち、少しずつ春の訪れが聞こえてきています。春と言えば「桜」と思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。京都の3月の桜の状況をいち早くお知らせします。早めの春の訪れを感じながら、今年は少しいつもより長く春を楽しんでみませんか

平年の京都の桜の開花は、3月28日頃になります。満開となるのは、4月5日頃と言われています。ただ開花、満開の時期は、1週間前後ずれることもあると言われています。昨年の冬から寒暖の差の繰り返しで春先の今時期も気温が上がり下がりする今年、2024年は平年よりも早い3月22-23日の開花になると言われています。

京都開花予想(2月中旬現在予測)
開花:3月22-23日
満開:4月1日頃(標準木:二条城「北大手門)

見頃・満開の時期は場所によっても違います。特に京都は山に囲まれた盆地なので市街地近郊と東山エリアや嵐山・嵯峨野などの北西エリア、大原地区など気候が違う地区が色々とありますので、時期を逃したと諦めずに、お目当ての桜の情報をしっかりチェックすることが大切です。

京都を代表する桜には、
■シダレザクラ
■ソメイヨシノ
■ベニシダレ
があります。

京都の三大桜とも呼ばれており、シダレザクラから始まり、ソメイヨシノ、ベニシダレの順番に咲くと言われています。

2024年春の開花予想の根拠は?

開花の根拠として関係があるのが、前年から年明け2月頃までの冬の気温です。冬の寒暖によって、花芽の休眠打破の時期が左右され、のちの休眠打破後の花芽の生長に影響を及ぼし開花の時期が決まります。昨年・今年の冬は平年並みの気候・気温だったことから 開花は平年よりも早めではないかと予測されています。

京都の三大桜の見頃は?

平年でいけば、桜の季節と言われる期間が、3月25日頃から4月17日頃までの20日間になります。気候の変化などで、早い年と遅い年があるため、見頃の時期にずれが出ることもあります

■シダレザクラ 見頃3月下旬~4月初め
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花すると言われています。花の色は、白か薄い紅色が多く見られます。
■ソメイヨシノ 見頃4月5日~4月10日
多くの種類が存在する京都の桜の中でも、7割がソメイヨシノと言われています。京都の中でのソメイヨシノの名所は、祇園白川、哲学の道、高台寺界隈、醍醐寺、清水寺、円山公園、インクライン、岡崎公園、木屋町などが上げられています。
■ベニシダレ 見頃4月10日頃~4月15日頃
ベニシダレも、シダレザクラの一品種と言われています。京都で言われる一般的なシダレザクラと、見頃の時期、花の形や色が違うため、わけられています。ベニシダレの花の色は、濃い紅色になります。ベニシダレには、一重と八重がありますが、大半が八重のベニシダレになります。

2024年京都の桜の名所スポットは?

JR東海の桜の春のキャンペーンで取り上げられた2019年「賀茂川」2018年「勧修寺」をはじめ、2017年「二条城」、2016年「京都御苑」が、今年も引き続き人気スポットになるでしょう。ツアーなどで多くの観光客が訪れるスポットとも言えます。京都の特徴ですが、道が狭いところが多いため、大型バスでの観光は訪れる名所が限定されると言えます。これらの名所は、大型バスが横付けできる、広い道に面している、広い駐車場を持つなどの点から必然的に人が多くなります。具体的には、清水寺、南禅寺、平安神宮、嵐山渡月橋近くの名所などが、大変混雑しやすい名所とも言えるでしょう。

3月から桜の景色を満喫出来る名所は?

上旬ならば

■シダレザクラが有名な「醍醐寺」
■広大な景色を楽しむなら「嵐山」
■さまざまな名木を楽しむなら「平野神社」
■河津桜の名所「淀水路の河津桜」

下旬ならば
■徳川家栄枯盛衰の舞台「元離宮二条城」
■約1500本の桜の名所「和らぎの道」
■お花見の名所「円山公園」
■京都ならではの建築と自然の景色の融合「清水寺」
■ライトアップの姿は圧巻「高台寺」
■嵐電から見える桜の表情が魅力的な「嵐電 桜のトンネル」

これだけの桜の名所が3月から楽しむことが出来ます。

今年の春は長めに、桜の魅力を体感しませんか?

3月から桜の景色を楽しむことが出来るスポットをご紹介しましたが、それぞれ桜が作り出す景色はさまざまです。美しい景色を今年はより多く見つけてみてはいかがでしょうか。

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

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