混雑少なめな穴場紅葉スポット?!広大な敷地を持つ建仁寺で京都の紅葉を心ゆくまで堪能しましょう!

清水寺や東福寺など、京都の有名な紅葉の名所とされているスポットは、土日や祝日に限らず多くの観光客で大混雑が予想されています。しかし、紅葉の名所としてあまり知られていない建仁寺は混雑することはほとんどなく、ゆったりと美しい紅葉を鑑賞することができます。アクセスしやすく、周辺にも紅葉の名所が点在しているので、京都の秋をじっくりと堪能できます。

歴史ある寺院や観光スポットが多い京都には、秋になると美しい紅葉を見ることができる名所が数多くあります。その中でも、京都らしい雰囲気と共に色鮮やかな紅葉を楽しめるとしておすすめなのが、建仁寺です。無料で拝観することができるので、気軽に紅葉狩りができるのも嬉しいですね。

建仁寺ってどんなお寺?

京都最古の禅師として知られている建仁寺は、1202年に臨済宗の開祖栄西によって開山され、鎌倉幕府二代将軍の源頼家によって創立されたと伝えられています。広大な敷地を持つ建仁寺の境内は広く、壮大な伽藍が特徴です。伽藍とは、寺院の建築物のことで、建仁寺の大きな伽藍は周りを一巡りするだけでかなりの時間がかかってしまうほど。建仁寺は、たびたび戦火に見舞われたため、残念ながら創建当時の建物は残っていませんが、戦国時代末期から明治時代にかけて他の寺院からの移築や再建などによって現在の姿の伽藍に整えられました。重要文化財に指定されているものが多いので、建物群の見ごたえも抜群です。 [hr][/hr]

最も美しい紅葉の見ごろ

建仁寺の紅葉が最も美しい時期は、例年11月下旬から12月上旬ごろとされています。ただし、その年の気候などによって多少時期が前後することもありますので、紅葉狩りにお出かけの際は、最新の情報をよく確認しましょう。 [hr][/hr]

紅葉の見どころは?

建仁寺の紅葉の見どころは、中庭である潮音庭(ちょうおんてい)です。三尊石を包み込むように彩る真っ赤なカエデや、杉苔と紅葉の見事な調和も必見です。また、潮音庭の紅葉と共に風神雷神図(複製)も見ることができます。広大な敷地を散策しながら、素晴らしい紅葉を堪能しましょう。 [hr][/hr]

紅葉シーズンの混雑は?

紅葉シーズンになると、京都の有名観光スポットは多くの観光客で賑わいます。特に、清水寺や金閣寺などの定番の観光名所はかなりの混雑が予想されています。しかし、建仁寺は紅葉の名所としてそれほど有名ではないので、他の人気観光スポットと比べると混雑は少なく、ゆったりと紅葉の美しさを楽しめます。土日・祝日よりも平日であればさらに混雑は少ないのでおすすめです。 [hr][/hr]

建仁寺の拝観時間と拝観料は?

建仁寺の拝観時間は10:00~17:00。ちなみに、多くの紅葉の名所で行っている夜間ライトアップは、残念ながら建仁寺では行っていません。 拝観料は大人600円、中高生300円、小学生200円。 [hr][/hr]

建仁寺へのアクセス

京都駅からのアクセス:京都駅から市バス(206系統)に乗り、「東山安井」で下車、そこから徒歩で約5分です。 紅葉シーズンの京都は観光名所だけでなく道路も混雑しますので、電車の方がスムーズにアクセスできます。 京都駅から電車を利用する場合は、東福寺経由で京阪電車に乗り換えて「祇園四条駅」で下車して徒歩7分、」もしくは地下鉄と阪急電車の乗り換えで「河原町駅」から徒歩10分です。

建仁寺からアクセスしやすい周辺の紅葉スポット

建仁寺の周辺にはも、美しい紅葉を見ることができる観光スポットが多く点在しています。その中でも特におすすめの紅葉の名所をご紹介します!

高台寺

秀吉の正室「ねね」が創建した高台寺は、紅葉の名所としても人気があります。高台寺庭園の臥龍池(がりょうち)や偃月地(えんげつち)の水面に映る鮮やかな紅葉の姿が見どころです。夜間ライトアップも行っているので、陽が沈んでからでも観光を楽しむことができます。 [hr][/hr]

清水寺

季節を問わず観光の名所として人気の清水寺ですが、紅葉の時期は特に素晴らしい風景で訪れる観光客を楽しませてくれます。紅葉と見事に調和した清水の舞台は、まるで紅葉の雲に浮かんでいるかのよう。混雑必至ですが、夜間ライトアップは一見の価値が十分にある圧倒的な美しさです。 [hr][/hr]

まとめ 京都の有名な紅葉の名所とされているスポットは、紅葉の見ごろになると多くの観光客で混雑必至の状態になりますが、建仁寺は紅葉の名所としてあまり知られていないので、ゆっくりと紅葉を堪能することができます。アクセスしやすく、周辺には高台寺や清水寺などの京都を代表する観光名所も。建仁寺は夜間ライトアップは行っていないので、日没後はライトアップを行っている寺院を観光するのがおすすめです。