夜の紅葉狩りは京都・永観堂!鮮やかな紅葉を照らすライトアップは格別な美しさ!

永観堂のライトアップ

古今和歌集で「モミジの永観堂」と詠まれるほど紅葉が美しいことで有名な永観堂は、昼間の時間帯はもちろん日没後に行われるライトアップも非常に美しいことで知られています。有名な紅葉の名所なだけに混雑は必至ですが、それでも一見の価値がある素晴らしい風景を楽しむことができます。この記事では、京都屈指の紅葉の名所である永観堂の紅葉と、ライトアップ情報についてご紹介いたします。

日没後のライトアップされた紅葉が美しいことで有名な永観堂。2022年の永観堂のライトアップの詳細は、下記の通りです。

令和5年度「秋の寺宝展」・「ライトアップ」について
●日 時:2023年11月3日(祝・金)~12月3日(日)
●時 間:・寺宝展 午前9時 ~ 午後4時(午後5時閉門)
●ライトアップ 午後5時30分 ~ 午後8時30分(午後9時閉門)
(寺宝展とライトアップは入替制で、継続しての拝観はできません)
展示(昼間のみ):山越阿弥陀図(国宝)、 薬師如来像(重文)、 釈迦十六善神像(重文)、紺紙金泥大般若など
●拝観料:・寺宝展 大人:1000円 小中高生:400円・ライトアップ 中学生以上:600円
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永観堂ライトアップの見どころは?

どこを切り取っても美しい景色が目に飛び込んでくる永観堂ですが、特におすすめの見どころは、放生池周辺の紅葉です。ライトに照らされた色鮮やかな紅葉が池の水面に映りこむ様子は、素晴らしいものです。また、境内の最も高い位置にある多宝塔を取り囲むように色づいた紅葉がライトアップされた様子も、圧倒的な美しさです。夜の京都の空を、光が包み込む幻想的な光景は、混雑していても見たいとても美しい風景です。[hr][/hr]

混雑は?

紅葉の名所として有名な永観堂は、紅葉の見頃のピークになると多くの観光客が訪れるため、混雑必至です。特に、幻想的な紅葉の風景を楽しめるライトアップが行われる時間帯は、昼間の拝観時間よりも混雑することが予想されていますので、混雑することも予定に入れて、観光の計画を立てましょう。少しでも混雑を避けるためには、開門時間直前に訪れるのがおすすめです。

永観堂とは?

永観堂京都の数ある紅葉の名所の中でも、特に有名な永観堂は、平安時代の歌人で貴族であった藤原関雄(ふじわらのせきお)の別荘・東山山荘があった場所としても知られています。東山の中腹に位置し、秋になると境内一帯が色鮮やかな紅葉で彩られます。

永観堂の紅葉

古今和歌集で「モミジの永観堂」と詠まれるほど紅葉が美しいことで知られている永観堂。紅葉の時期になると、約3000本のイロハモミジやオオモミジは色鮮やかな風景で訪れる人々の目を楽しませてくれます。[hr][/hr]

永観堂の紅葉の見頃は?

永観堂の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬とされています。ただし、見ごろのピークの時期はその年の気候などによって多少前後しますので、紅葉狩りにお出かけの際は事前に最新の情報をチェックしましょう![hr][/hr]永観堂の紅葉

見どころは?

永観堂の紅葉の見どころは、池泉回遊式庭園を取り囲むように色づいた鮮やかな紅葉です。池を鏡にして映りこむ色鮮やかな紅葉の様子は、「素晴らしい」の一言です。また、永観堂に紅葉狩りに訪れたら「岩垣モミジ」の迫力も必見です。急な斜面に鮮やかな木々がはりめぐる様子は、力強さを感じます。

永観堂へのアクセス

JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場行きで35分、「南禅寺・永観堂道」で下車して徒歩3分です。【所在地】京都府京都市左京区永観堂町48【電話番号】075-761-0007

ライトアップを行う紅葉の名所

日中の紅葉の風景はもちろん、ライトアップされた景色も見事な永観堂。その他にも、京都には紅葉シーズンに夜間ライトアップを行っている名所が点在していますので、いくつかご紹介したいと思います。

清水寺

国内外問わず京都の観光名所として人気の高い清水寺でも、日没後に夜間ライトアップを行っています。「清水の舞台」として知られている本堂や、音羽山中腹、三重塔、そして奥の院などと、壮大な規模で行われる秋の夜間ライトアップは、混雑必至ではありますが一見の価値のある圧倒できな美しさです。【ライトアップ期間】2023年11月18日~11月30日【ライトアップされる時間】17:30~21:00(21:30閉門) 【拝観料】大人:400円 小中学生:200円【所在地】京都府京都市東山区清水294【アクセス】市バス「五条坂」下車、徒歩約10分・京都バス18系統「五条坂」下車、徒歩約10分 ※土・休日のみ運行しています。

高台寺

高台寺は、豊臣秀吉の正室ねねが建立した寺院です。庭園の池に鏡のように映し出される色鮮やかな紅葉は、秋の夜ならではの素晴らしい光景です。例年プロジェクションマッピングも行われ、歴史的な建築物や庭園と最新の技術との調和も楽しむことができます。【ライトアップ期間】2023年10月21日~12月10日ライトアップされる時間】日没17:00~22:00(受付終了は21:30。【拝観料】大人:600円 中高生:250円 ※高台寺・圓徳院:900円【所在地】京都府京都市東山区下河原町526【アクセス】京都駅から市バス206系統き「東山安井」下車、徒歩約5分

圓徳院

「ねねの寺」とも呼ばれている圓徳院は、高台寺の埠頭の一つです。方丈や白砂の方丈前庭、そして国名勝指定の北庭がライトに照らされて、昼間とは印象の異なる幻想的な空間を楽しむことができます。【ライトアップ期間】2023年11月21日~12月10日【ライトアップされる時間】日17:00日没~21:30 【拝観料】大人:500円・中高生:200円 【所在地】京都府京都市東山区高台 寺下河原町530【アクセス】京都駅から市バス206系統「東山安井」下車、徒歩約5分[hr][/hr]

まとめ古今和歌集で「モミジの永観堂」と詠まれるほど紅葉が美しいことで有名な永観堂は、ライトアップで照らされた紅葉も非常に美しいことで知られています。有名な紅葉の名所なだけに混雑は必至ですが、それでも一見の価値がある素晴らしい風景を楽しむことができます。見どころは、放生池周辺と多宝塔を取り囲むような色鮮やかな紅葉で、ライトアップされた幻想的な風景を楽しむことができます。