

2月中旬の現在、2025年の京都の桜の開花予想は、平年よりも少しだけ数日早めで、3月28日頃の予測が出ています。平年なみと予想されていますが前後することもあります。満開の予想日についても3月30日頃から4月4日頃と報じられています。なお、京都市内では標準木が二条城内にあり、桜(染井吉野)が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。2月に入って寒気が入り込みましたが、2025年の京都の桜は、2024年秋の気温が高い影響で花芽の休眠打破が3日遅い計算です。休眠打破後の花芽生長は3月の気温が高い(予想)影響で早い見込みです。花芽の生長も早く、休眠打破の遅れを挽回するスピードで生長しそうです。よって、開花・満開日などは平年並みもしくは少し早めと予想されています。(花冷えすれば桜は長く咲き誇り、雨に降られれば舞い散るのですが、今年はいかがでしょうか。)

京都の具体的な桜の名所の見頃は?


平年の京都の桜開花予想時期は?

桜が開花となったら、どのぐらいで満開になるのか?


京都を代表する桜の名所は?

仁和寺 (にんなじ)
仁和寺御室桜 開花予想【 4月4日開花予想/4月9日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
御室桜が見どころの 仁和寺





「御室」とは尊者に居所に向けられた敬いの言葉です。仁和寺の別名でもあるこの言葉には、仁和寺の歴史が籠められています。春の観光シーズンの締めくくりとなるのが「御室桜」と呼ばれる仁和寺の遅咲き桜です。
【電話番号】075-461-1155
【営業時間】9:00~16:30(御室花まつり期間中:8:00~17:30)
【休業】期間中無休
【入場料】御室花まつり 2025年3月22日(土)~5月6日(火) 特別入山料:大人500円 高校生以下無料
【駐車場】約100台 1回500円
円山公園 (まるやまこうえん)
円山公園 開花予想【 3月29日開花予想/4月5日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
「祇園の夜桜」で知られる京都随一の桜の名所 円山公園(枝垂桜)

円山公園の園内中央には、通称「祇園の夜桜」という有名な桜があります。正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といい、現在は二代目です。現在ある桜は、15代佐野藤右衛門氏が初代のサクラから種子を採取し、畑で育成したものを、同氏の寄贈により、昭和24年に現地に植栽したものです。現在の容姿は、樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10mです


【入場料等】無料
【拝観時間等】無し(昼夜)
哲学の道 (てつがくのみち)
哲学の道 開花予想【 3月31日開花予想/4月5日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
哲学の道 疏水沿いの散策路に続く桜のトンネル




【アクセス】市バス 銀閣寺前 徒歩2分 市バス 銀閣寺道 徒歩5分
【営業時間】9:00~16:30(御室花まつり期間中:8:00~17:30)
【休業】無休(昼夜とも)制限なし
【入場料等】無料
圓光寺 (えんこうじ)
圓光寺 開花予想【 3月29日開花予想/4月6日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
奔龍庭の石庭から眺める鮮やかな桜 圓光寺



【電話番号】075-781-80255
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】大人500円、中高生400円、小学生300円
【駐車場】30台
醍醐寺 (だいごじ)
醍醐寺 開花予想【 3月29日開花予想/4月7日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
豊臣秀吉の「醍醐の花見」として有名 醍醐寺


ここで抑えておきたいのが、醍醐寺の桜の1番美しい時期を知ることです。醍醐寺の桜は、3週間かけて咲き誇ります。桜の品種が多いため若干満開の時期が異なってくるのです。 醍醐寺の入り口の桜のトンネルや霊宝館、三宝院は、4月の1週目頃がおすすめになります。弁天堂は、周囲の桜よりも少しだけ見ごろが遅めになります。こちらが満開になるのは、4月の2週目あたりになります。入り口で、少し散り始めていても弁天堂付近に来ると満開なんてこともありますので、くまなく散策することで絶景を見つけることが出来ると言えます。
【アクセス】地下鉄東西線 醍醐 下車 京阪バス 86B系統 醍醐三宝院 下車
【拝観時間】夏期:3月1日〜12月第1日曜日までの期間…午前9時〜午後5時まで
冬期:12月第1日曜日の翌日〜2月末日までの期間…午前9時〜午後4時30分まで
【拝観料等】大人1,500円 中学・高校生1,000円 ※小学生以下は無料(春の特別期です。通常期は別途料金)
高台寺 (こうだいじ)
高台寺 開花予想【 3月28日開花予想/4月6日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
高台寺2025年 春の夜間特別拝観【 2025年3月14日(金)〜5月6日(火) 17時点灯】
枝垂桜のライトアップは圧巻!幻想的な世界へ 高台寺


見どころは方丈庭園の前に広がる【波心庭のしだれ桜】です。ライトアップも行われる予定です。白砂の上に艶やかなピンク色の花がよく映えます。傍らには勅使門や華灯窓があり、京都らしい雰囲気の桜景色を届けてくれる。2018年春より華灯窓からの桜風景も見ることができるようになったようです。
【電話番号】075-561-9966
【アクセス】京都駅から市バス「東山安井」下車、徒歩約7分
【拝観時間】9:00〜17:30 (17:00受付終了)※17時に受付終了いたします。拝観される方はお早めにご入場ください。
【2023年 春の夜間特別拝観】2023年3月17日(金)〜5月7日(日) 17時点灯
知恩院 (ちおんいん)
知恩院 開花予想【 3月28日開花予想/4月5日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
知恩院 春のライトアップ2025【 2025年3月26日(水)~4月6日(日) 17:45-21:30 】
荘厳で大きな三門前をはじめ各所で桜が点在し咲き誇る 知恩院
東山三十六峰のひとつ、華頂山の麓に広がる浄土宗総本山知恩院。東山華頂山から東大路までの広範囲に桜並木が見られる他、高さ24mの巨大な国宝三門の周辺や、友禅苑、御廟所でも見事な桜が楽しめる。訪れる際は公共交通機関の利用がおすすめだ。石段を登りながら桜を眺めるのもおすすめ。ソメイヨシノやヤエザクラガ咲きます。友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して造られた友禅苑は、四季折々の美しさを味わえる名園。昼間の拝観では知恩院の中では有料の友禅苑ですが、夜間拝観ではライトアップのコースに組み込まれています。友禅苑には枝垂れ桜が咲いており、非常に趣のある日本庭園と枝垂れ桜の取り合わせをこの時期には見ることができます

【電話番号】075-531-2111
【拝観営業時間】午前9時~午後4時半まで
寂光院 (じゃっこういん)
寂光院 開花予想【 3月29日開花予想/4月6日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
汀の桜が見どころの寂光院

『平家物語』ゆかりの地として知られる尼寺。京都市街より遅れて見頃を迎える、桜の穴場です。しだれ桜や八重桜が咲くなかでも注目なのが、遅咲きの「みぎわの桜」。後白河法皇が詠まれた和歌にちなんだ名木です。見頃を過ぎると儚く池に舞い散る姿が、風流です。寂光院の桜は、参道や本堂付近で咲き誇ります。その他の種類は、八重桜やしだれ桜です。

【電話番号】075-744-3341
【拝観時間】通常 9:00~17:00 冬季(12月~2月) 9:00~16:30
【拝観料】一般 600円 中学生 350円 小学生 100円
【駐車場】約100台 1回500円
東寺 (とうじ)
東寺 開花予想【 3月28日開花予想/4月5日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
東寺桜ライトアップ2025【 2025年(令和7年)3月15日(土曜日)~4月13日(日曜日)18:00~21:30 】
不二桜と五重塔が高さを競争? 東寺(教王護国寺)



東寺桜ライトアップ2025は、2025年(令和7年)3月15日(土曜日)~4月13日(日曜日)18:00~21:30に行われます。(受付21:00終了)

【アクセス】各線京都駅・八条口から徒歩15分近鉄東寺駅から約10分京都市バス・東寺東門前下車すぐ
【開門時間】5:00~17:00金堂・講堂・庭園 8:00~17:00(受付16:30まで)観智院 9:00~17:00(受付16:30まで)拝観料等:寺内、御影堂、食堂は無料。有料拝観:金堂・講堂・五重塔
清水寺 (きよみずでら)
清水寺 開花予想【 3月30日開花予想/4月6日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
清水寺桜ライトアップ2025【 2025年(令和7年)3月25日(火)~4月3日(木)18:00~21:30 】
数々の堂塔や建造物に花を添える!約1500本の桜に包まれた 清水寺



【電話番号】075-551-1234
【拝観時間】通常は午前6時~午後6時まで (春のライトアップ時は午後9時30分まで)
【拝観料】高校生以上通常400円、小中学生は200円(団体割引はなし)
【駐車場】清水寺には、公式の駐車場はありません。
祇園白川 (ぎおんしらかわ)
祇園白川 開花予想【 3月30日開花予想/4月5日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
しっとりと桜を愛でられる 祇園白川



【アクセス】京阪本線「祇園四条駅」下車徒歩約3分、市バス「祇園」下車徒歩約7分
二条城 (にじょうじょう)
二条城 開花予想【 3月28日開花予想/4月5日満開予想 】 2月7日現在の開花状況:—
世界遺産に咲くサトザクラ・香しい桜の香りに包まれる桜の園 二条城


【アクセス】JR京都駅から京都市営バス50・101番で20分、バス停は二条城前下車、徒歩2分。または京都市営地下鉄二条城前から徒歩5分。
【開城時間】午前8時45分~午後4時(閉城 午後5時)
【入城料/二の丸御殿観覧料】一般1,030円 中高生350円 小学生200円(入城料のみの場合: 一般 620円 中高生以下 無料)
日中の桜の美しさはもちろん絶景ですが、夜の桜の表情も気になりませんか?


さて2025年の春は、1年に1度しか見られない桜の景色をいつ楽しむか、しっかり計画を立ててみてはいかがですか?早咲きの桜から遅咲きの桜の名所を抑えれば、長い期間桜の美しい景色を楽しむことが出来ます。ぜひ休日に訪れてみてはいかがでしょうか。