出典:寂光院 - Wikipedia
京都の大原にひっそりと佇む寂光院という寺院をご存知ですか?聖徳太子に縁があり、品のある美しい寺院です。大原は綺麗な日本の景色で有名なので、周辺散策と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。そして、大原は漬け物が有名なので、寂光院を訪れるのと共にお土産を買うのもおすすめです。それでは、寂光院についてご紹介します。
寂光院とは
寂光院は聖徳太子が父親である用明天皇の菩薩を弔うために594年に建立した天台宗の尼寺です。このお寺は平清盛の娘であり安徳天皇の生母である建礼門院徳子が平家滅亡後に入寺し、尼になり一生涯を送ったことで有名です。またこのお寺の境内については平家物語にも描写されています。寂光院のある大原には、皇族や貴族が住職をしている門跡である三千院もあり、大原は貴人の隠れ棲む場所でした。静かで落ち着いた雰囲気の寂光院は紅葉が美しいことでも知られ、秋には多くの人が訪れます。出典:寂光院 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign
2000年に起きた悲劇
大原女の元となった阿波内侍
ゆっくり眺めていただきたい四方正面の池
おすすめの観光コース
京都バスの大原駅から寂光院に行き、その後、勝林院や宝泉院など3~4個の寺院を経て最後に三千院を訪れ、京都バスの大原駅まで戻っていく散策コースがおすすめです。もちろん逆に三千院から観光して寂光院で観光を終えることもできます。それぞれの寺院でどのくらい過ごすかによって変わりますが、3~4時間で観光できると思いますので、軽い運動がてら観光してみてはいかがでしょうか。特に、三千院には井上靖に東洋の宝石箱と言われたほど美しい庭園があり、寂光院と一緒に是非訪れていただきたい観光名所です。出典:寂光院 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign
寂光院 詳細
まとめ いかがでしたか。寂光院の最初の本堂は残念ながら燃えてしまいましたが、現代の技術で昔のものに近い本堂が建てられています。平家の滅亡で逃げ延びた建礼門院徳子は身を寄せたこの寺院でどのような毎日を過ごしたのでしょうか。戦国の世に巻き込まれ不運な境遇になった人をそっと匿った寂光院を訪れてみてはいかがでしょうか。