Topic

京都の紅葉を見るなら高台寺をおすすめします。高台寺は逆さ紅葉を始め、様々な優美な美しさを感じられる紅葉スポットです。また、高台寺は全国2位、京都府内1位のとても人気の高い紅葉スポットなんですよ。高台寺のライトアップについてを中心に、周辺の紅葉スポット情報もご紹介していきます。
高台寺が愛される理由?
大事な人を思う気持ちがこもったお寺で見られる女性らしいどこか優し気で、温かみのある庭です。だからこそ人々に愛されるのではないでしょうか。

高台寺で紅葉の写真を撮影するのにおすすめの場所は?
高台寺の紅葉のライトアップ

高台寺の紅葉の見ごろはいつ?

高台寺の紅葉シーズンの混雑状況は?

高台寺の見どころ

高台寺周辺のおすすめ紅葉スポット

■圓徳院
京都・東山にある圓徳院。 2018年10月19日から12月9日までの間、夜間のライトアップが行われ、京都の中では混雑が少なくて、夜の紅葉を楽しむ事が出来る穴場スポットとも言えるでしょう。 ねねの道を結び台所坂、枯山水が美しい南庭、巨大な岩のどっしりと構えた北庭がライトアップされます。 圓徳院は、高台寺の塔頭であり、秀吉の奥さん・ねね(北政所)が晩年を過ごしたお寺になります。 圓徳院の特徴としては、伏見城の化粧殿や前庭を移築してきた事もあり、雰囲気として安土桃山時代の煌びやかな装飾や雰囲気を見て取れる事でしょう。 また北庭では大きな岩が目につくと思います。それは、伏見城北政所化粧御殿の前庭をそのまま移して来たものとして、ほとんど原型になります。この様な形で今現在も残っているということは、日本文化にとってとても貴重な物であると言えます。 この庭は、賢庭が作り、小堀遠州が整えたと言われています。安土桃山時代ではよく見られた庭の形であり、とても豪華かつ華やかで美しいのが特徴です。また作庭家である北山安夫氏が作り上げた南庭は、方丈から見る事も出来ます。季節ごとに、その時に美しい木々や花々がそれぞれの庭を飾り付けます。 ここで耳寄りな情報として京都での旅の休憩には、圓徳院がおすすめです。 その理由は、抹茶を飲みながら、風情ある景色を楽しめるからです。割とどこでもあるのでは?と思う方もいますが、圓徳院は普通とは少し違う空間で抹茶を頂く事が出来るのです。 それぞれについて、詳しく説明していくとしましょう。 ■北庭を眺めながら 気軽に抹茶を楽しみたい方におすすめな場所がこちらです。 圓徳院は、お寺の復興のために「楽焼」焼いています。ここで作られた楽焼で、抹茶と瓢箪きんつばを頂く事が出来ます。ここでは、茶筅をふってお抹茶をたてる体験も出来るそうです。 料金 500円 時間 午前10時半~午後4時 ■神仏への献茶点前 普通の茶の湯ではなく、大広間で頂きます。 なんとも珍しい形で抹茶を頂けます。想像がしにくいかとも思いますが、京都ならではの空間で、華やかなおもてなしの心を感じられること間違いありません。 元々発想が豊かで、色々な事を試すのが好きな秀吉ならではの、おもてなしがこの様な形として現在にも残っているのです。 お茶碗には、息がかからないように扇子でおおわれているのも、特徴的。この扇子はお持ち帰りが出来る為、旅の思い出にもなることでしょう。 料金 記念扇子つき1500円 所要時間 約20分 受付時間 午前10時半~午後4時 ■北書院でで頂く抹茶 江戸時代後期の住職が考案したのがこちら。 せっかくの名勝である庭園を御馳走として、お茶を楽しんでもらいたいという事から、こちらでも抹茶を頂く事が出来るようになりました。 基本的に予約制になります。訪れる予定日の前日までに予約をするようにしましょう。
【拝観時間】午前10時~午後5時
【拝観料】大人500円、中高校生200円、小学生以下無料
※共通拝観券(高台寺、掌美術館、圓徳院)900円
【アクセス】京阪電車祇園四条駅から市バス 東山安井下車、徒歩約7分
【駐車場】拝観することで高台寺の駐車場が1時間無料
■円山公園
「植治」こと七代目小川治兵衛が造った庭園のある円山公園。 円山公園は国の名勝にも指定されている池泉回遊式の庭園になります。 回遊式庭園とは、室町時代では禅宗寺院、江戸時代では大名によって作られた日本庭園の元になる庭を差します。その中でも一番多く造られたのが池泉回遊式庭園です。 歴史上の庭の名前としてよく耳にするこの庭園の特徴としては、まずは大きな池になります。そしてその周りに道を作り、池の真ん中に小島を設置し、橋を架け、名石が置かれているという庭になります。 この様な庭園は、今現在でも多くの方が様々な寺社仏閣で、見た事がある形と言えるでしょう。遥か昔よりこの庭の形で、各地の綺麗な景色を再現し、それを眺めて楽しんでいたようです。
【開園時間】散策事由
【入園料】無料
【アクセス】JR京都駅から市バス「祇園下車」徒歩3分、「京阪祇園四条駅」下車徒歩10分
【駐車場】30分250円
■青蓮院門跡
青い光で埋め尽くされた夜のライトアップが絶景。 青蓮院でも2018年は、10月26日から12月2日(18時~22時)の間に夜間ライトアップが行われました。夜のライトアップでは、青を基調とした優しい光が、天然記念物の大クスノキ、池泉回遊式庭園や霧島の庭、境内全域の色鮮やかな紅葉を、大小約1000個の照明器具によって照らし出されます。清らかな癒しの空間が広がり、多くの人々の心を魅了しています。 ライトアップは、本尊・熾盛光如来が光そのもので、その化身である不動明王は炎を背負っていることに由来しているとも言われています。 もちろん紅葉もとても見事で、京都府内第7位と人気のある紅葉の名所であり、見応えもばっちりです。 また、将軍塚青龍殿には、清水の舞台の4倍以上あるとされている大舞台があり、そこからは京都の街並みを一望出来ます。 青蓮院門跡は、皇室に縁のある由緒ある寺院で、国宝とされている青不動明王二童子像が置かれています。 青蓮院門跡では、お抹茶を頂きながら、のんびりと紅葉を見る事も出来ます。
【拝観時間】午前9時~午後5時
【拝観料】500円
【アクセス】京都市営バス5・46・100系統「神宮道」下車徒歩3分、地下鉄東西線「東山駅」下車徒歩5分、円山公園から徒歩10分知恩院北隣
■知恩院
友禅染の祖である宮崎友禅の生誕300年を記念して、1954年(昭和29)に改修された友禅苑などで、ライトアップを見ることができますよ。 境内には、約200本のイロハモミジが植えられています。日中ならば、庭園以外は無料で入場できるので、気軽に紅葉を見ることができます。 京の街並みを見渡すこともできるので、ライトアップの時間に訪れるのもおすすめです。
【開館時間】午前9時〜午後5時半(受付終了午後5時)
※ライトアップ期間(10月21日~12月10日)
日没後〜午後10時 (午後9時半受付終了)
※昼夜入替なし
【拝観料】大人500円、中高生200円、小学生以下無料
※共通割引拝観券(高台寺・圓徳院・掌美術館)900円
【アクセス】京都市東山区高台寺下河原町52
市バス「東山安井」バス停から徒歩5分
普通車が150台駐車可能。2カ月前から予約可能です。
紅葉の時期は、当日利用不可の可能性があります。
■雙林寺(そうりんじ)
円山公園の南にある雙林寺。飛び地境内にある、西行が修行をしたといわれている茅葺き屋根の花月庵周辺で紅葉を眺めることができます。
【拝観時間】午前9時~午後4時
【拝観料】300円
【アクセス】市バス 祇園/東山安井より徒歩約10分
■哲学の道
哲学の道とは、銀閣寺から若王子橋までの疏水沿に伸びている約1.5kmの散策路です。 有名な哲学者である西田幾多郎が、この未知を歩きながら物思いにふけったことから、「哲学の道」と呼ばれるようになったのだそうです。春の桜が美しいことで有名ですが、秋の紅葉も素晴らしいものです。
【所在地】京都市左京区銀閣寺町付近~若王子町付近の疏水沿い
【アクセス】市バス「銀閣寺道」下車徒歩約3分
まとめ 高台寺の紅葉はとても美しく、とくにライトアップは必見です。プロジェクションマッピングなどの光のアートと歴史的な建造物、そして風情ある紅葉との調和は高台寺ならではの素晴らしい光景です。夜の京都は冷え込みますので、夜のライトアップにお出かけの際は、寒さ対策を万全にしましょう。 また、高台寺に行くなら、圓徳院を回ることをおすすめします。どちらも紅葉の名所として知られるスポットですので、共通割引拝観券を購入しして、ぜひセットで紅葉鑑賞してみてください。