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【更新:9月27日現在 紅葉の状態:青紅葉】

京都 高台寺のライトアップ:紅葉のライトアップで人気の高い「高台寺」の2021年秋の夜間特別拝観
京都の紅葉を見るなら高台寺をおすすめします。高台寺は逆さ紅葉を始め、様々な優美な美しさを感じられる紅葉スポットです。また、高台寺は全国2位、京都府内1位のとても人気の高い紅葉スポットなんですよ。高台寺のライトアップについてを中心に、周辺の紅葉スポット情報もご紹介していきます。
高台寺が愛される理由?
大事な人を思う気持ちがこもったお寺で見られる女性らしいどこか優し気で、温かみのある庭です。だからこそ人々に愛されるのではないでしょうか。

高台寺で紅葉の写真を撮影するのにおすすめの場所は?

高台寺の紅葉のライトアップ

方丈前庭「波心庭」や勅使門は、その年ごとにテーマを変えたカラフルなプロジェクションマッピングで彩られます。他の京都のお寺と比べると、かなり斬新なライトアップです。 「勅使門」が魔法陣のように照らされ、「百鬼夜行」をテーマに数々の妖怪が映し出されたりします。 臥龍池や庭園では、通常のライトアップが行われます。 紅葉ではないですが、竹林のライトアップも幻想的なイメージを醸し出していて、見逃がせません。
高台寺の紅葉は入れ替え制ではないので、夕日の時間から日が沈んでライトアップの時間になるまで滞在することもできます。時間があれば、昼と夜の風景を見比べてみるのも楽しいかもしれません。なお、ライトアップの時間は境内が一方通行になるので、昼と夜の風景を見比べたい場所があれば、日が沈むまでその付近で待機すると良いでしょう。 なお、塔頭寺院・圓徳院の枯山水庭園でも、紅葉のライトアップを楽しむことができますよ。
【秋の特別展/秋の夜間特別拝観】
●拝観期間 2023年10月21日(土)~12月10日(日)
●拝観時間 17時点灯 最終受付:21時30分(閉門22時)
●拝観時間 17時点灯 最終受付:21時30分(閉門22時)
高台寺の紅葉の見ごろはいつ?

高台寺の紅葉シーズンの混雑状況は?

チケット売り場も混雑するので、共通割引拝観券(高台寺・圓徳院・掌美術館)を事前に購入しておいたほうが早く入場することができます。 高台寺の拝観料は600円、圓徳院は500円、こちらを合わせると1100円になるのでお得さでいっても共通割引拝観券はおすすめです。 高台寺よりは圓徳院や掌美術館のほうがすいているので、他の2館で購入するのもありかもしれません。
ライトアップの終了時間間際に入場すると、境内をすべて回りきれない可能性があります。終了の1時間以上前を目指して入場すれば、あまり混雑せずに見学することができますよ。つまり、20:30~22:00の閉門まで。遅ければ遅いほど空いてるようです。
または入れ替えがないのを逆手にとってライトアップが始まる17:00前までに入場しておいて、それまでゆっくり過ごしてライトアップの開始を待つのも良いかもしれません。写真撮影も真っ暗な中よりも薄暗いほうがきれいに映るというメリットもあります。 通常拝観でしたら、朝一番がおすすめです。
●高台寺 詳細情報
拝観時間 9:00~17:30
受付終了17:00
拝観料 大人 600円 中高生 250円
●2023年 高台寺夏の夜間特別拝観
2023年8月1日(火)~8月18日(金) 17時点灯
拝観時間 9:00~17:30
受付終了17:00
拝観料 大人 600円 中高生 250円
●2023年 高台寺夏の夜間特別拝観
2023年8月1日(火)~8月18日(金) 17時点灯
高台寺の見どころ

開山堂の天井は、ねねの御所車の天井と秀吉の船の天井を利用しているため、美しい文様が施されています。仏殿や方丈などは火災で焼失してしまってますが、創建当初から残る数少ない建物で、重要文化財にも指定されています。 傘亭、時雨亭(しぐれてい)という2つの茶室は、小堀遠州作の廊下でつながっています。傘亭の天井は唐傘を開いたように竹が組まれ、時雨亭は茅葺き屋根の2階建て、という珍しいつくりです。


高台寺周辺のおすすめ紅葉スポット

■圓徳院



圓徳院は、高台寺の塔頭であり、秀吉の奥さん・ねね(北政所)が晩年を過ごしたお寺になります。 圓徳院の特徴としては、伏見城の化粧殿や前庭を移築してきた事もあり、雰囲気として安土桃山時代の煌びやかな装飾や雰囲気を見て取れる事でしょう。 また北庭では大きな岩が目につくと思います。それは、伏見城北政所化粧御殿の前庭をそのまま移して来たものとして、ほとんど原型になります。この様な形で今現在も残っているということは、日本文化にとってとても貴重な物であると言えます。
この庭は、賢庭が作り、小堀遠州が整えたと言われています。安土桃山時代ではよく見られた庭の形であり、とても豪華かつ華やかで美しいのが特徴です。また作庭家である北山安夫氏が作り上げた南庭は、方丈から見る事も出来ます。季節ごとに、その時に美しい木々や花々がそれぞれの庭を飾り付けます。
ここで耳寄りな情報として京都での旅の休憩には、圓徳院がおすすめです。 その理由は、抹茶を飲みながら、風情ある景色を楽しめるからです。割とどこでもあるのでは?と思う方もいますが、圓徳院は普通とは少し違う空間で抹茶を頂く事が出来るのです。 それぞれについて、詳しく説明していくとしましょう。
■秀吉公ゆかりの神仏への献茶点前
普通の茶の湯ではなく、大広間で頂きます。 秀吉公を喜ばせた、家臣古田織部考案の点前。武士の心構えを表現しています。 利休没後、秀吉公は織部に「利休の茶人の茶を越えて武士の茶を創造せよ」と命じます。この点前はその命を受け織部が考案したもので、従来の利休の茶の湯と異なり、武士の心構えを表現しながら、秀吉公が大事にした、ユーモアや機転、即興を織り交ぜたエンターテインメント性を取り入れています。わび茶の世界を表す4畳半以下の茶室「小間」より大勢が集う「広間」を用い、自然が作り上げる美ではなく、闊達で華やかな自ら作り上げる美へ……。息がかからないよう扇子で覆われた茶碗には、神仏に献茶する際の点前を元にした背景が伺えます。 秀吉公ゆかりの寺、北政所ねね様終焉の地「圓徳院」で、400年前の戦国の世のもてなしをぜひ体感して下さい。
●料金 お一人/2,000円(記念扇子つき・小間の茶室見学可)
●所要時間 約20分
●受付時間 10:30~16:00 受付終了 ■楽茶碗でのお抹茶(北書院のお庭を見ながら[点て出し])
神仏への献茶点前と違い、小間の茶室見学・記念品はありませんが、手軽にお抹茶をご体験いただければと思います。 お茶菓子は2種類ございます。 ・お抹茶+豊臣秀吉公辞世の句らくがん:500円 ・お抹茶+瓢箪きんつば:800円 ●料金 500円または800円(お茶菓子違いで2種ございます)
●所要時間 約20分
●受付時間 午前10:30~午後4:00受付終了 基本的に予約制になります。訪れる予定日の前日までに予約をするようにしましょう。
【拝観時間】午前10時~午後5時
【拝観料】大人500円、中高校生200円、小学生以下無料
※共通拝観券(高台寺、掌美術館、圓徳院)900円
【アクセス】京阪電車祇園四条駅から市バス 東山安井下車、徒歩約7分
【駐車場】拝観することで高台寺の駐車場が1時間無料
【拝観料】大人500円、中高校生200円、小学生以下無料
※共通拝観券(高台寺、掌美術館、圓徳院)900円
【アクセス】京阪電車祇園四条駅から市バス 東山安井下車、徒歩約7分
【駐車場】拝観することで高台寺の駐車場が1時間無料
■円山公園


京都 円山公園 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Maruyama Park, Kyoto Red Leaves]
【開園時間】散策事由
【入園料】無料
【アクセス】JR京都駅から市バス「祇園下車」徒歩3分、「京阪祇園四条駅」下車徒歩10分
【駐車場】30分250円
【入園料】無料
【アクセス】JR京都駅から市バス「祇園下車」徒歩3分、「京阪祇園四条駅」下車徒歩10分
【駐車場】30分250円
■青蓮院門跡


ライトアップは、本尊・熾盛光如来が光そのもので、その化身である不動明王は炎を背負っていることに由来しているとも言われています。 もちろん紅葉もとても見事で、京都府内第7位と人気のある紅葉の名所であり、見応えもばっちりです。 また、将軍塚青龍殿には、清水の舞台の4倍以上あるとされている大舞台があり、そこからは京都の街並みを一望出来ます。 青蓮院門跡は、皇室に縁のある由緒ある寺院で、国宝とされている青不動明王二童子像が置かれています。 青蓮院門跡では、お抹茶を頂きながら、のんびりと紅葉を見る事も出来ます。
●2023年のライトアップについて
2022年 秋より、2024年 秋まで中止
2022年より一部建物の屋根の葺き替え工事を開始いたしました。つきましては、当該工事期間の夜の特別拝観は、見合わせることといたしました。
【時間】
9:00~17:00(受付は~16:30)
【見ごろ】 例年通りでいけば11月中旬~12月上旬
【見ごろ】 例年通りでいけば11月中旬~12月上旬
■知恩院


京都 知恩院 紅葉(4K) カエデ・エリシア京都 caede|L’ELISIR KYOTO[Chionin, Kyoto Red Leaves]
● 知恩院 秋のライトアップ2023(夜間特別拝観)
開催日:2023年11月16日(木) ~ 12月2日(土)
時間:午後5時30分~午後9時30分
午後9時受付終了
場所:友友禅苑・国宝三門・女坂・国宝御影堂ほか
料金:拝観料:大人800円 / 小人400円
開催日:2023年11月16日(木) ~ 12月2日(土)
時間:午後5時30分~午後9時30分
午後9時受付終了
場所:友友禅苑・国宝三門・女坂・国宝御影堂ほか
料金:拝観料:大人800円 / 小人400円
【開館時間】午後5時30分~午後9時30分
午後9時 受付終了
【拝観料】大人800円、小人400円
【アクセス】京都市東山区高台寺下河原町52
市バス「東山安井」バス停から徒歩5分
普通車が150台駐車可能。2カ月前から予約可能です。
紅葉の時期は、当日利用不可の可能性があります。
午後9時 受付終了
【拝観料】大人800円、小人400円
【アクセス】京都市東山区高台寺下河原町52
市バス「東山安井」バス停から徒歩5分
普通車が150台駐車可能。2カ月前から予約可能です。
紅葉の時期は、当日利用不可の可能性があります。
【時間】
9時から16時30分
【見ごろ】
例年通りでいけば11月中旬~12月上旬
■雙林寺(そうりんじ)
円山公園の南にある雙林寺。飛び地境内にある、西行が修行をしたといわれている茅葺き屋根の花月庵周辺で紅葉を眺めることができます。
【拝観時間】午前9時~午後4時
【拝観料】300円
【アクセス】市バス 祇園/東山安井より徒歩約10分
【拝観料】300円
【アクセス】市バス 祇園/東山安井より徒歩約10分
■哲学の道


【見ごろ】
例年通りでいけば11月下旬~12月上旬
まとめ
高台寺の紅葉はとても美しく、とくにライトアップは必見です。プロジェクションマッピングなどの光のアートと歴史的な建造物、そして風情ある紅葉との調和は高台寺ならではの素晴らしい光景です。夜の京都は冷え込みますので、夜のライトアップにお出かけの際は、寒さ対策を万全にしましょう。
また、高台寺に行くなら、圓徳院を回ることをおすすめします。どちらも紅葉の名所として知られるスポットですので、共通割引拝観券を購入しして、ぜひセットで紅葉鑑賞してみてください。