
京都 宝厳院 紅葉(4K) Youtube
京都にある宝厳院は、天龍寺の塔頭寺院であり、嵐山を借景にした獅子吼(ししく)の庭で知られています。嵯峨野周辺には、紅葉の名所が数多くあり、その中でも宝厳院が1番美しい紅葉スポットとも言われています。さてその美しさの秘密について見ていくとしましょう。


室町時代に策彦周良(さくげんしゅうりょう)が造った「獅子吼(ししく)の庭」。獅子吼とは、お釈迦様が説教する姿を獅子が吠える姿に例えた言葉です。
獅子吼の庭には、獅子型の岩やお釈迦様・文殊菩薩・普賢菩薩に例えた三尊石、鯉が滝を上る姿を描いた岩などがあり、200数十本の紅葉が作り出す景色は、思わずシャッターを切ってしまう事間違いありません。
苔の生えた庭では、シーズン終了間際に散り紅葉とのコラボも楽しむことができますよ。
獅子吼の庭の出口から壁沿いに続く、山門前のもみじのトンネルも、紅葉の写真を撮影するベストスポットです。
秋の特別拝観・夜間拝観の詳細
【22年秋の夜間特別拝観】2022年11月12日(土)~12月4日(日)
【拝観時間】9:00~17:00 ※受付終了は、本堂が16:30、庭園は16:45です。
【拝観志納料】(庭園)大人:500円・小中学生:300円 ※宝厳院本堂特別公開は、別途志納料(大人:500円・小中学生:300円)が必要です。
また、宝厳院では紅葉の時期限定で夜間ライトアップ(夜間特別拝観)も行っています。昼間とは雰囲気の違った、幻想的な風景を鑑賞することができるのです。ライトアップが行われる夜間特別拝観の詳細は、下記の通りです。
【拝観時間】17:30~20:30 ※受付終了は、20:00です。
【拝観志納料】(庭園)大人:600円・小中学生:300円
※宝厳院本堂特別公開は、別途志納料(大人5:00円・小中学生:300円)が必要です。
宝厳院の紅葉のライトアップ

宝厳院では、庭園「獅子吼の庭」やもみじのトンネルなどで、ライトアップを楽しむことができます。
ちなみに、「獅子吼(ししく)」とは、「獅子が吼えて、百獣を恐れさせる威力」を意味しています。ライトアップされた獅子吼の庭の姿は、その名の通り獅子のような迫力を感じることでしょう。
ぜひ、昼間とは異なる雰囲気を堪能してみてはいかがでしょうか?
宝厳院の紅葉の見ごろはいつ?
紅葉の季節とは別ですが、代わりに、時折、春先にも「獅子吼の庭」が公開されるので、人が少なめな青もみじの景色もぜひご覧になっていただきたいものです。
宝厳院の紅葉シーズンの混雑状況は?

ライトアップは、拝観開始時間が一番混雑します。
特に、11月23日周辺の土曜・日曜・祝日はピークの時期です。
受付時間の終了間際に入場すると、割とゆっくり見学することができます。
宝厳院に入場する際には、チケット売り場も混雑します。事前にチケットを購入すれば、入場できますよ。
これまでは、秋の特別拝観時には、日中用の「癒しの嵐電1日フリーきっぷ」、ライトアップ用の「宝厳院夜間特別拝観セット券」が発売されます。
「癒しの嵐電1日フリーきっぷ」は、宝厳院の庭園(通常500円)+本堂参拝(通常500円)+嵐電1日フリーきっぷ(通常500円)がセットになって1300円、と通常より200円お安く購入できます。
「宝厳院夜間特別拝観セット券」は、宝厳院の庭園ライトアップ(通常600円)+嵐電乗車券(片道運賃200円分)+嵐山駅の足湯利用券(通常200円)がセットになって700円と、通常料金よりも300円お安く購入することも出来ます。
「癒しの嵐電1日フリーきっぷ」、「宝厳院夜間特別拝観セット券」は、京福電車(嵐電)の四条大宮駅・嵐山駅・北野白梅町駅・帷子ノ辻駅の駅窓口で購入可能です。2022年は、コロナ惨禍の経て、セット券の発売は未だ未定ですが、秋シーズン直前までには改めて発表されるので、
また、活用できると良いですね。
日中に宝厳院を訪れる場合は、朝一番の訪問をおすすめします。
宝厳院の見どころ

「獅子吼の庭」では、茶室・無畏庵で紅葉を眺め、抹茶を頂きながら、優雅なひと時を過ごす事が出来ます。
「獅子吼の庭」にある碧岩は2億年前には海にあったといわれる巨岩です。
「獅子吼の庭」と別料金ですが、本堂では田村能里子画伯作の襖絵「風河燦燦三三自在」を見ることも出来ます。この襖絵には主に朱色が使われているのですが、この色は胎児がお腹の中で見る色なのだそうです。
宝厳院ではないのですが、獅子吼の庭を造った策彦周良が住職をつとめた天龍寺の塔頭寺院・妙知院にある西山艸堂 (せいざんそうどう)は、嵯峨野の湯豆腐発祥地です。「森嘉」の豆腐を使った湯豆腐の定食が食べられます。人気のお店なので、宝厳院を訪れる前に予約して、その後にお食事するのもいいかもしれません。
宝厳院の詳細
【秋の特別拝観】 2022年10月8日(土)~12月11日(日)
【拝観時間】 9時~17時 (受付終了16時45分)
【拝観志納料】 大人500円 小中学生300円
2022年度、宝厳院のライトアップ:
【22年 秋の夜間特別拝観】
2022年11月12日(土)~12月4日(日)
【拝観時間】 17時30分~20時30分 (受付終了20時)
【拝観志納料】 大人600円 小中学生300円
ご注意: 昼夜入替制
【電話番号】
075-861-0091
アクセス
京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町36
◯ 京福電車嵐山線嵐山駅下車、徒歩3分阪急電車嵐山駅下車、徒歩10分
◯ 市バス嵐山天龍寺前駅バス停下車、徒歩約5分
◯ 京都バス京福嵐山駅前バス停下車、徒歩約5分
◯ 駐車場:有料(天龍寺駐車場)
宝厳院周辺のおすすめ紅葉スポット
天龍寺


京都の西端に位置している天龍寺は、紅葉のシーズンでも比較的混雑が少なく、ゆったりと美しい紅葉を堪能することができる寺院です。
夢窓疎石作の曹源池庭園で嵐山を借景とした紅葉を眺められるだけでなく、参道や庫裡前など色々な場所で紅葉を眺めることができます。曹源池庭園の西にある「紅葉のトンネル」も、見どころの一つです。
「早朝が最も美しい」と言われている天龍寺では、紅葉時期には早朝拝観も行われています。
3月21日~10月20日 8:30~17:30
10月21日~3月20日 8:30~17:00
【拝観料】
■庭園(曹源池・百花苑)
高校生以上 500円
小・中学生 300円
未就学児 無料
■諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
庭園参拝料に300円追加
■法堂「雲龍図」特別公開
一人500円(上記通常参拝料とは別)
※土日祝日のみ[春秋は毎日公開期間あり]
9時~17時(10月21日~3月20日は16時 閉門)
【電話番号】
075-881-1235
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
◯ JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩で13分
弘源寺

弘源寺は、天龍寺の塔頭寺院です。
本堂には、竹内栖鳳(たけうちせいほう)一門の作品が飾られています。これらの作品は、弘源寺で病気療養中の竹内栖鳳の息子さんを励まそうと描かれた作品だそうです。
嵐山を借景にした枯山水庭園「虎嘯(こしょう)の庭」で紅葉を鑑賞することもできます
9時~17時
【拝観料】
通常非公開
春・秋の特別公開
大人500円
中学生・小学生300円
【電話番号】
075-881-1232
アクセス
京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町65
◯ 三条駅から京都バス「嵐山」下車、徒歩約10分
大悲閣(千光寺)

大悲閣(千光寺)は、嵐山の中腹にある、角倉了以(すみのくらりょうい)が大堰川(保津川)の工事で亡くなった方を悼んで建てたお寺です。境内からは、大堰川や京都市内を望むこともできます。もちろん、眼下に紅葉も眺めることができます。
紅葉の時期でも比較的混雑が少ない千光寺では、ゆったりと秋の京都らしい風情を満喫することができます。
10:00~16:00
【入山料】
400円
【電話番号】
075-861-2913
アクセス
京都府京都市西京区嵐山中尾下町62
[hr][/hr]鹿王院(ろくおういん)

足利義満が建立したことで知られている鹿王院は、秋になると美しい紅葉で華やかに彩られます。どこを切り取っても素晴らしい風景ですが、一番の見どころは参道の苔の緑色と真っ赤な紅葉とのコントラストです。
渡月橋から徒歩約15分の距離にもかかわらず、紅葉シーズンでも比較的混雑が少なく、鹿王院が位置しているエリアも静かな場所ですので、深まる秋をゆったりと楽しむことができます。
9:00~17:00
【拝観料】
大人400円、小・中学生200円
【電話番号】
9:00~17:00
アクセス
京都市右京区嵯峨北堀町24
◯ 京福嵐山線鹿王院駅から徒歩約3分
◯ 市バス・京都バス「下嵯峨」下車徒歩約3分
渡月橋

嵐山のシンボル的存在とも言える、渡月橋。紅葉に埋め尽くされた周囲の山々を背景に佇む渡月橋は、この時期ならではの美しい光景です。いかにも秋の京都らしい写真をおさめることができることもあり、撮影スポットとしても人気の高い名所です。
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
◯ 京福嵐山線嵐山駅からすぐ
◯ 阪急嵐山線嵐山駅からすぐ
二尊院

馬が駆け抜けられるほど広い参道を、色鮮やかに彩る美しい紅葉。その風景は、「紅葉の馬場」と言う呼び名で知られています。もちろん、美しい紅葉を見ることができるのは参道だけでなく、本堂や石段の周囲も、まるで絵画のような素晴らしさです。11月中旬から下旬が見ごろのピークですが、ピークが過ぎた12月上旬に見られる「散りモミジ」も風情があります。
9:00~16:30
【拝観料】
500円
【電話番号】
075-861-0687
アクセス
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
◯ JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約19分
祇王寺

真紅に染まったカエデが、庭を埋め尽くすかのように色づく祇王寺。紅葉のピーク時の風景ももちろん素晴らしいものですが、ピークを過ぎた12月上旬の「散りモミジ」も美しいものです。
9:00~17:00
【拝観料】
大人300円・小人(小中高)100円
【電話番号】
075-861-3574
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
まとめ
春と秋の特別公開時にしか見ることのできない宝厳院。遣明使として2度明(現在の中国)に渡った策彦周良が造った「獅子吼の庭」は、京都の名園を紹介した江戸時代の本「都林泉名勝図会」にも登場しています。ライトアップの美しさでも知られる「獅子吼の庭」。ぜひ、ご自分の目でとくとご覧になってみてください。




