【更新:11月12日現在 紅葉の状態:色付き始め】
京都鷹ヶ峯の名刹、源光庵は悟りの窓と迷いの窓と呼ばれる特徴的な窓から眺める景色の美しさで人気のスポットです。秋、この窓を通して眺めるのは、真っ赤に色づいた紅葉の庭。この源光庵の見頃、見どころをご案内。そして江戸時代前期を代表する文化人・本阿弥光悦が開いた芸術村のエピソードで知られる、この鷹峯エリアの魅力をご紹介します。
それに対して迷いの窓は、四角で「人間の生涯」を表し、生と死、または病気などの辛い感情と言われています。 丸と四角の対照的な形状の窓が並び、それを通して眺める庭の景観が、四季折々の色合いを引き立てています。そして、その人それぞれの人生によって窓から見る景色は異なるとも言えるでしょう。 とりわけ秋の紅葉は配色の妙と構図の美しさを兼ね備えていますので、訪れる人たちは自らの1枚を撮ろうと窓の前に列を作ります。 また、源光庵は伏見城の遺構で血天井が貼られている場所のひとつです。 血天井とは、血痕の付着した床板を寺院の天井板に転用したもので、血痕の主を供養する目的で行われます。源光庵のものは、関ヶ原の合戦前夜、伏見城が西軍の攻撃によって落城した際に城内で自刃した武士たちの血痕であり、生々しい手形や足形は肉眼でも確認できます。 この戦いでは家康の側近だった鳥居元忠も命を落としており、数ある伏見城ゆかりの血天井の中では、特に有名な場所です。
源光庵の紅葉
紅葉の見頃
源光庵の紅葉の見どころ
源光庵の詳細情報
【紅葉の見頃】例年、11月中旬~11月下旬とされています。
【拝観時間】 午前9時~午後5時まで(最終受付:午後4時半)
【拝観料】 400円 ※11月のみ500円/子供 200円(小学生)
【アクセス】 市バス「鷹峯源光庵前」下車 徒歩約1分
京都駅前バス停より、市バス6系統(45分~直行は渋滞が多い)
地下鉄「「北大路駅」 市バス1系統15分~) 本数少なし。
【住所】 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
【拝観時間】 午前9時~午後5時まで(最終受付:午後4時半)
【拝観料】 400円 ※11月のみ500円/子供 200円(小学生)
【アクセス】 市バス「鷹峯源光庵前」下車 徒歩約1分
京都駅前バス停より、市バス6系統(45分~直行は渋滞が多い)
地下鉄「「北大路駅」 市バス1系統15分~) 本数少なし。
【住所】 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
源光庵周辺の名所をご紹介!
鷹峯〜江戸時代に開かれたアートの新天地
しかし、当の光悦は煩わしい付きあいからも解放される辺土への転居を歓迎し、一族朋友を引き連れての集団転居となったのでした。その面々には尾形宗柏(呉服商、尾形光琳の祖父)や紙屋宗二(紙職人)、三代目茶屋四郎次郎(呉服商で朱印貿易も手がけた豪商)も含まれており、光悦の鷹峯は芸術家・職人・スポンサーが集住する文化村としての体裁を持つに至ったのでした。
光悦より数代の後、土地所有のもめ事が頻発したこともあって、鷹峯は幕府に返上され、光悦の芸術村は歴史の中に姿を消すこととなりますが、近世初期のアート空間として記憶されるべき名前が鷹峯です。
光悦寺、希代の芸術家を偲ぶ
なお光悦寺では茶室の垣根に特徴があります。割竹が菱形に組み合わされ、頂部に割竹の束が乗せられるという独特の意匠なのです。この組み方は光悦が好んだものとされ、光悦垣と呼ばれています。
光悦寺
【所在地】京都府京都市北区鷹峯光悦町29
【電話番号】075-491-1399
【拝観時間】8:00~17:00
【拝観料】大人:300円(紅葉時400円)
【アクセス】市バス「源光庵前」で下車、徒歩約3分
【電話番号】075-491-1399
【拝観時間】8:00~17:00
【拝観料】大人:300円(紅葉時400円)
【アクセス】市バス「源光庵前」で下車、徒歩約3分
常照寺、秋の紅葉に吉野太夫を思う
常照寺の紅葉
【所在地】京都市北区鷹峯北鷹峯町1
【電話番号】075-492-6775
【拝観時間】8:30~17:00
【拝観料】大人:400円(紅葉時期は500円)・子供:200円
【アクセス】北大路駅から市バス北1系統「鷹峯源光前」下車、徒歩2分
【電話番号】075-492-6775
【拝観時間】8:30~17:00
【拝観料】大人:400円(紅葉時期は500円)・子供:200円
【アクセス】北大路駅から市バス北1系統「鷹峯源光前」下車、徒歩2分
金閣寺
【時間】
午前9時~午後5時
【参拝料】
一般 400円小・中学生 300円
【見ごろ】
例年通りでいけば11月中旬~12月上旬
午前9時~午後5時
【参拝料】
一般 400円小・中学生 300円
【見ごろ】
例年通りでいけば11月中旬~12月上旬
北野天満宮
【所在地】京都市上京区御前通今出川上ル馬喰町
【電話番号】075-461-0005
【拝観時間】5:00~18:00(10~3月は5:30~17:30)、もみじ苑9:00~16:00
【拝観料】境内無料、もみじ苑・梅苑1,000円(茶菓子付)
【アクセス】市バス「北野天満宮前」下車すぐ
【電話番号】075-461-0005
【拝観時間】5:00~18:00(10~3月は5:30~17:30)、もみじ苑9:00~16:00
【拝観料】境内無料、もみじ苑・梅苑1,000円(茶菓子付)
【アクセス】市バス「北野天満宮前」下車すぐ
京都府立植物園
1番の紅葉スポットは、半木神社の近く!!ここでは、天気が良ければ池に映る逆さモミジを見ることも出来ます。近くにあずま屋があるので、そこで座ってゆったりと鑑賞することも出来ます。ここの美しさを証明しているのが、カメラ愛好家たちの姿がここが最も多い場所と言えます。やはり綺麗な景色の周りにはカメラを構えている方が多いですよね。
そして更なる見所としては「あじさい園エリアのフウの木」この木は何と、植物園開園時に植樹されたものになり、樹齢が約100年になります。とにかく迫力満点の大きさと黄色から赤に変わるグラデーションの美しさときたら、圧巻です。 植物園の良さとして、モミジ以外の落葉広葉樹も見ることが出来ます。
まとめ
源光庵は、SNSなどの写真で人気スポットではあるのは間違いありませんが、その窓には色々な意味が詰まっている事も含めてご覧になっていただくと、また違った見え方が出来るかもしれません。あなたもぜひ、源光庵でゆっくりと紅葉を楽しみながら、自分の人生について考えてみてはいかがでしょうか。