「見下ろすもよし、眺めるもよし。」京都の絶景に欠かせない「橋」と紅葉を心行くまで満喫できるスポットをご紹介

嵐山花灯路

京都を代表する観光スポットにはさまざまな名所がありますが、その中でも「橋」に注目したスポットが紅葉の時期におすすめです。橋の上から美しい紅葉を見下ろしたり、趣のある橋と真っ赤に色づいた紅葉を眺めるなど、いろんな紅葉の楽しみ方を提案いたします。

京都を代表する紅葉の名所「東福寺」

東福寺の南庭東福寺は、臨済宗東福寺派の本山です。九条道家によって255年(建長7年)に創建された大寺院です。境内の通天橋は紅葉の名所として知られ、そこからの眺めは「紅葉鑑賞の特等席」とまで言われるほど素晴らしいものです。東福寺には3つの橋が架けられていて、その3つの橋は「三名橋」と呼ばれています。

東福寺の紅葉の見ごろ

東福寺の紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬です。モミジやカエデ、イロハモミジなどが色鮮やかに色づいた景色を堪能することができます。[hr][/hr]

東福寺の紅葉ライトアップ

京都の多くの観光名所では、紅葉の時期になるとライトアップを行う寺院が数多くあります。東福寺も【夜間貸切特別拝観】として以下の要項で実施します。
【実施期間】2023年11月18日(土)~12月3日(日)br>【実施時間】17:30~19:30(受付終了19:00)br>【旅行代金】2,800円※EX旅先予約での価格[hr][/hr]

通天橋(つうてんきょう)から眺める紅葉

東福寺通天橋の紅葉東福寺の三名橋の一つであり、本堂と開山堂を結ぶ歩廊が、通天橋です。この橋の下を流れる川沿いには、約2,000本のカエデが植えられていて、洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれる渓谷を作っています。幅2.7ⅿ、長さ27mの通天橋から見下ろす紅葉は言うまでもなく絶景で、まるで紅葉の雲海の上にいるかのような、迫力ある美しさです。通天橋の中ほどからの景色が、紅葉を一番満喫できるおすすめの鑑賞スポットです。[hr][/hr]

臥雲橋(がうんきょう)から眺める紅葉

こちらも東福寺の渓谷に架けられた三名橋の一つで、中でも最も下流に位置している橋です。木造の屋根付きと言った歴史を感じられるこの橋から通天橋の方を眺めると、カエデの木々で埋め尽くされた深紅の海のような渓谷の景色を楽しむことができます

嵐山から臨む紅葉

紅葉の嵐山渡月橋平安の時代から貴族の別荘地として好まれていた嵐山は、今でも古都京都を象徴する人気の観光スポットです。特に、鮮やかに紅葉した山々を背景にかかる渡月橋の姿は、思わず息をのんでしまうほどの圧倒的な絶景です。渡月橋の周辺には、他にも紅葉を楽しむことができるスポットが点在しているので、一日中京都の秋を満喫できるのも嬉しいポイントです。

嵐山・渡月橋の紅葉の見ごろ

嵐山・渡月橋付近の山々は例年11月中旬から色づき始め、紅葉の見ごろとしては11月下旬から12月上旬ごろとされています。ただし、その年の気候によって見ごろの時期が前後する可能性もありますので、お出かけの際は最新の情報をチェックしておきましょう。[hr][/hr]

渡月橋周辺の紅葉スポット

常寂光寺本堂の紅葉•嵯峨野トロッコ列車(トロッコ嵯峨駅)「紅葉スポット」ではないですが、嵐山の美しい紅葉の景色を楽しむなら、嵯峨野トロッコ列車に揺られるのがおすすめです。トロッコ亀岡駅からトロッコ嵯峨駅まで乗車すると、保津川の渓谷沿いの紅葉を楽しむことができます。また、紅葉の時期は木々のライトアップも行われるので、昼間とは違った幻想的な風景を堪能できます。•常寂光寺平安時代から紅葉の名所とされてきた常寂光寺。境内のモミジが色鮮やかに染まり、趣のある風景を楽しませてくれます。こちらの紅葉の見ごろは、例年11月中旬頃です。•天龍寺常寂光寺から20分程度なので、常寂光寺からゆっくり歩きながら嵐山の紅葉を満喫するのがおすすめです。天龍寺での一番の紅葉の見所は、「曹源池庭園(そうげんちていえん)」です。赤く染まった山々と相まった風景や、池の水面に映る紅葉の景色は、嵐山ならではの絶景です。[hr][/hr]

まとめ京都の絶景に欠かせない「橋」と秋の紅葉を一度に楽しむことができるおすすめ観光スポットは、京都を代表する紅葉の名所「東福寺」、そして嵐山の渡月橋です。東福寺には「三名橋」がかかっていて、その中でも通天橋と臥雲橋は紅葉の名所として有名です。また、鮮やかに紅葉した山々を背景にかかる渡月橋も紅葉の絶景スポットとして多く知られています。渡月橋の周辺には他にも紅葉を堪能できる寺院が点在しているので、一日中楽しめることができるのも魅力です。