雨が降る日に京都の紅葉を楽しむには、建物の中から傘をささずに外の色鮮やかな紅葉を見ることができる観光名所をまわるのがおすすめです。雨の日に紅葉狩りにお出かけの際のポイントと、雨の日でも京都の紅葉を楽しむことができるおすすめの観光スポットを5か所ご紹介いたします。
雨の日に紅葉狩りにお出かけの際のポイント
雨の日でも楽しめる京都のおすすめ紅葉スポット
雲龍院(うんりゅういん)
実は、雲龍院はテレビのCMに起用されるほど美しい場所なのですが、意外と観光客が少なく穴場的な観光スポットなのです。雨の日でなくても見る価値アリ!な「悟りの窓」「迷いの窓」「しき紙の景色」と呼ばれる窓から美しく色づいた紅葉を眺めることができます。お抹茶をいただいたり写経体験もできたりと、雨音を聞きながら風情ある雰囲気を味わうことができます。雲龍院での紅葉の見ごろは例年11月中旬から11月下旬ごろまでです。京都駅から近いので、アクセスしやすいのも魅力です。[hr][/hr]宝泉院の木々の葉は11月中旬ごろから色づき始め、紅葉の見ごろは11月下旬頃です。見どころは客殿から眺める「額縁庭園」で、柱と柱を額縁に見立てて鑑賞するのが基本的な鑑賞方法です。畳に座ってお抹茶とお菓子を楽しみながら庭園の色鮮やかな紅葉を堪能する贅沢な時間を過ごせます。夜になるとライトアップされ、昼間とはガラッと印象の違った表情を見ることができます。[hr][/hr]class=”alignnone size-full wp-image-4588″ itemprop=”image”/>大覚寺は嵯峨嵐山駅から徒歩20分から30分の場所に位置し、嵯峨天皇の離宮として建てられたものです。大沢池周りの桜並木も有名ですが、紅葉シーズンに見ることができる赤く染まったモミジも見ごたえ抜群です。大覚寺の周囲に広がる自然の景色も素晴らしいものですが、歴史ある建物も楽しむことができるのが魅力の一つです。全ての建物が屋根のある廊下でつながっているので、雨の日でも心配なく拝観できます。大覚寺での紅葉の見ごろは、11月中旬から12月上旬です[hr][/hr]天台宗の最澄によって創建された曼殊院では、広いお堂の中の広々とした部屋に座って枯山水庭園と美しい紅葉を堪能できるので、雨が降っている日でも傘をささずに紅葉を楽しめます。京都の中心部から少し離れていることもあり、19時を過ぎると訪れる人が少なくなるので、この時間帯を狙って行けばゆったりと紅葉の美しい姿を堪能することができます。夜にはライトアップも行っていますので、昼間の明るい時間帯とは違った幻想的な風景を見ることができます。このライトアップは、月に照らされた庭園が醸し出す幽玄な雰囲気を味わってもらおうと、月夜をイメージして控えめな光で行われます。[hr][/hr]実相院
実相院での紅葉の見ごろは、例年11月上旬から12月上旬とされています。秋の実相院の見どころは、なんといっても滝の間で見ることができる「床もみじ」が有名です。床もみじとは、ピカピカに磨かれた床に外のモミジが映りこむ風情ある風景のことを言います。庭園の池に鏡のように映る紅葉を見る機会は度々あるかと思いますが、床に映るもみじを見ることができる観光スポットはそれほど多くはないので、雨音と共に貴重な美しい光景を堪能してはいかがでしょうか?[hr][/hr]