京都ではがま口のショルダーバックなども手に入ります。がま口と言えば、一昔前までおばあちゃんが持っているお財布のイメージがあり、昭和のお母さんやおばあちゃんが思い浮かびます。ですが、現在ではそのがま口を使った、若い女性向けのバッグやショルダー、ポーチなどをネットショップなどで見かけるようになりました。レトロな感じがおしゃれで、形やデザインが工夫されているため、和装・洋装どちらでも似合いますよ。京都市内にも、がま口バッグを扱っている和装小物のお店や、若い方向けのお店などがみられるようになりました。
口金専門店だったまつひろ商店が、平成14年からその口金を使ったバッグやお財布を製造販売するようになりました。扱っている口金「がま口」は、職人が1つ1つ丁寧に作っているものですので、店内で口の堅さ調整をしてもらうことが出来ます。また、アフターフォローもしていますので、がま口が緩んで締りが悪くなった場合も、メンテナンスしてもらえます。オンラインストアもあり、可愛らしい柄の小銭入れが揃っています。清水寺の近くに2店舗を展開している「はんなりKyorto」は、40種類以上の口金を用いたがま口バッグやがま口ポーチなどを扱っています。和柄の布地だけでなく、モダン柄の布地を使ったものまで取り揃えています。生地と口金の組み合わせは、数百種類だそうです。使っているがま口は、職人が1つ1つ丁寧に作ったものです。京都市内だけでなく、日本各地に店舗を持っている「AYANOKOJI」では、小銭入れや長在府のほか、小さなハンドバッグとして持ち歩くことが出来る、鎖付の横長の財布もあります。このサイズなら、お金のほか、スマホや通帳、パスポートなどもいれることが出来ます。別売りのショルダー用ベルトを取り付ければ、ポシェットとして使うこともできます。明治19年創業「さんび堂 和小物の店」は、京都の和装小物の専門店で、3つの美(きれい、かわいい、かっこいい)を兼ねそろえた和小物を販売しています。がま口、バッグ、アクセサリー、風呂敷、手拭い、帯留めなどから男物などオリジナル商品が多数あります。京雑貨ブランド「カランコロン京都」と、がま口ブランド「ぽっちり」
京都でがま口作りの体験
caedeのがま口
いかがでしょうか。がま口はその筋の職人さんが作った昔ながらのものがあったり、昨今の技術で作られた現代的なものがあったり、様々です。がま口はあまり物が入らないイメージかもしれませんが、マチがしっかりあるものを選べばかなり沢山収納することが可能ですよ。京都にせっかく足を運んだなら、観光だけではなくおしゃれも楽しんでみてはいかがでしょうか。