京都の紅葉観光スポットをご紹介。2020年京都を観光するなら南北を結ぶ京阪が便利!

秋の京都のおすすめ観光スポットは、の中でも名所ランキングの上位である「東福寺」をはじめ、ライトアップが美しい「圓徳院」、そして紅葉の穴場スポットである「最勝院高徳庵」などがあります。京都の東側を南北に結んでいる京阪を利用する事で、これらのおすすめの紅葉スポットに比較的混雑を避けて辿り着くことが出来ます。それぞれの特色別に、京阪で巡る紅葉スポットを紹介しています。今年の紅葉はこのプランで、満足度の高い旅にしてみませんか?

京都には、美しい紅葉が有名な観光スポットが数多くあり、それらの名所を巡るには京阪が便利です。 京阪とは、大阪府、京都府、滋賀県の路線を走っている私鉄になります。これらは京都の観光地巡りには欠かせない移動手段とも言えるでしょう。京阪を利用して行くことが出来るおすすめの紅葉観光スポットをご紹介していくとしましょう。

東福寺

秋の紅葉名所ランキングでも常に人気が高く、京都に紅葉狩りに行く際は絶対に行きたい紅葉スポットと言ったら、東福寺とも言われる程美しい景色が広がっています。 京都の紅葉の代名詞的存在である東福寺は、どこを切り取っても絵になる絶景スポットがたくさんあります。中でも外せないのが、「通天橋」と「臥雲橋」と呼ばれる回廊です。 通天橋から下を見下ろすと、赤や橙に色づいた雲海の上にいるかのような感覚になります。この雲海のような紅葉に彩られた渓谷は「洗玉澗」と呼ばれ、入り口にある回廊である臥雲橋からも洗玉澗の圧倒的な紅葉を楽しむことができます。 東福寺の歴史の始まりとしては、今から700年以上も前に遡ります。東福寺は、建立を始めてから19年もの月日がかかり1255年にやっと完成になったと言われています。 東福寺の由来は、奈良の「東大寺」と「興福寺」から、それぞれ一文字ずつ取ってこの名になったようです。 東福寺へのアクセスは、京阪電鉄の「鳥羽街道駅」もしくはJRの「東福寺駅」からいずれも徒歩約10分です。一番美しい紅葉を見ることができるのは、例年11月中旬から12月初旬ごろまでです。

東福寺

住所:京都府京都市東山区本町15-778

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南禅寺

秋になると、南禅寺の広大な境内にある約300本ものカエデが赤く色づき、秋の知らせを運んでくれます。 小堀遠州が作庭したとされている「方丈庭園」や、アーチ形の疏水路、日本三大門の一つである重厚な三門と紅葉の見事な調和など、多くの見どころがあります。 三門を下から見上げると、その迫力を更に感じる事が出来ます。大きな三門を支える立派な円柱は、どっしりとした重量感を感じる事でしょう。この三門は時代の流れの中、変わらずにそこで様々な歴史を見てきた事でしょう。なんだか、なにかを物語っているかのようにも見えます。 三門は別名「天下竜門」とも呼ばれています。先ほどもご紹介しましたが、日本三大門のひとつであり、残り2つの門は、知恩院(京都府)と久遠寺(山梨県)で、機会があればそちらと比べてみるのもまた新しい旅の発見があるかもしれません。 三門は寺院を代表する正門であり、仏道の修行で悟りの境地に達するために透過しなければならないとも言い伝えられています。三門周辺は歌舞伎の石川五右衛門の「絶景かな。絶景かな。」という言葉を残した場所としても有名です。 京都市左京区に位置している南禅寺へのアクセスは、東西線の「蹴上駅」から徒歩約10分です。京阪選から東西線への乗り換えは、鳥丸御池駅でできます。 紅葉の見ごろは、例年11月中旬から11月下旬ごろまでです。

南禅寺

住所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86

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北野天満宮

る神社の中心的存在になっています。 今では天神さんとして親しまれている北野天満宮の見どころは、紅葉シーズンに特別公開される「もみじ苑」です。もみじが約350本と数が多く、樹齢が350年以上を誇る歴史ある木々も何本かある、名所として有名な場所です。 御土居を埋め尽くすかのような深紅に染まったカエデの葉が川の水面に映る姿は、思わずため息が出てしまうほどの風情ある風景です。 夜のライトアップも雰囲気があり、一見の価値ありです。 北野天満宮は、元々菅原道真公の霊を沈めるために建てられたのが始まりと言われています。菅原道真公は、無実の罪で左遷され、そのまま命を落としました。 その後、京都には数々の天災が起きたことから、菅原道真公の祟と言われ、こちらの建設に至った様です。その後、一条天皇の勅使によって「国家の平穏を祈る神社」として、皇室からの厚い信頼を受けます。当時、北野天満宮は朝廷から特別の神号を認められ、代々皇室のご祟敬を受けている特別な神社となっていきました。 北野天満宮へのアクセスは、京阪電鉄の「出町柳駅」からバスに乗り換えて「北野天満宮前」で下車してすぐです。 紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬です。

北野天満宮

住所:〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町

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ライトアップされた紅葉が幻想的!京阪沿線からすぐに行ける夜の紅葉スポット

圓徳院

昼間の太陽の下眺める紅葉ももちろん素晴らしいものですが、京都の夜に浮かぶライトアップされた紅葉は格別です。 圓徳院の見どころは、白砂の線引きがされとても綺麗に手入れされた「南庭」、そして、桃山時代の原型をとどめている「北庭」です。夜の闇の中ライトアップされた庭園は、昼間とは印象がガラッと異なる幻想的な空間を、美しい紅葉と共に作り出します。 豊臣秀吉の妻ねねが晩年の19年間過ごしたことで知られている高台寺の埠頭の一つとして知られています。伏見城の化粧殿と前庭を移築してきた建物などからは、安土桃山時代の煌びやかで華やかな装いが随所に見られます。 アクセスは、京阪電鉄の「祇園四条駅」から徒歩10分です。 圓徳院での紅葉の見ごろは、例年11月上旬から11月下旬です。 高台寺と一緒に回る方は共通拝観券を購入することもできます。近いですし、豊臣秀吉、ねね縁の場所として、併せて紅葉を楽しむのがおすすめです。

圓徳院

住所:〒605-0825 京都府京都市東山区高台 寺下河原町530

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清水寺

清水寺の見所と言えば、日が落ちてからが本番とも言えます。鮮やかに色づいた紅葉と共に清水の舞台がライトアップされ、幻想的な風景を堪能することができます。 世界にとっても重要な宝である事からユネスコ世界文化遺産にも登録されており、その壮大な美しさは訪れる人々の心を魅了し続けています。 清水寺は、1200年以上もの歴史を持つ京都のシンボルと言えるお寺です。その始まりは、僧侶延鎮上人であると言われ、奈良時代末期に遡ります。 延鎮上人の夢の中のお告げが、清水寺の始まりとも言い伝えられています。 清水寺の運命を切り開いたお告げとは、「木津川の北流に清泉を求めて行け」というものでした。これ聞いた延鎮上人は、山へ入り、そこが今の清水寺が建つ音羽山にあたるのです。そこから時は経ち、行叡居士に「観音霊地を護るように」と言われ土地を守り始めました。 その後、延鎮上人の考え方に感銘を受けた坂上田村麻呂によって、お堂が建てられたと言われています。現在の清水寺は、平安遷都以前に建てられ貴重な歴史的建造物という事になります。 清水寺は、一年を通して、京都で上位にランクインする人気の観光スポットで、紅葉のシーズンは更に混雑します。現在屋根などの工事のため本来の姿が見えなくなっており、もしかしたら例年よりは混雑を回避できるかもしれません。 清水寺への最寄り駅は、平版電鉄の「清水五条駅」で徒歩25分、もしくは京阪電鉄の「祇園四条駅」からバスに乗り、「清水道」もしくは「五条坂」で降りて、いずれのバス停からも徒歩10分です。

清水寺

住所:〒605-0862 京都府京都市東山区清水294

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京阪沿線の穴場紅葉スポット

紅葉シーズンはどこへ行っても多くの観光客で混雑している京都。しかし、京阪沿線にはゆったりと紅葉を鑑賞できる穴場スポットがあります。

最勝院高徳庵(さいしょういんこうとくあん)

南禅寺の裏手に佇む紅葉の穴場スポットです。 三門をくぐる前から赤や橙など色とりどりに染まった紅葉が、人々を出迎えてくれます。縁結びの松として有名な樹齢100年の松と樹齢300年のさるすべりの紅葉のコラボレーションが美しく、鮮やかな松の緑に紅葉の色が良く映えます。 この建物が建てられた時代などの詳しい時期はわかっておらず、1915年にこの場所に移され、現在に至ると言われています。 ただ昔より「勝運の神」として信仰され、多くの人の力になってきたのは間違いないようです。   少し奥まで進むと、パワースポットである駒ヶ滝もあるので、紅葉を楽しみながら、駒ヶ滝も楽しんではいかがでしょうか。

最勝院高徳庵

住所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86−2 606-843

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光明院

光明院は、東福寺の塔頭の1つで、京阪沿いの紅葉穴場スポットです。 一番の見どころは、「虹の苔寺」と呼ばれる庭園です。苔の緑と紅葉の赤のコントラストが美しい、秋ならではの風景を堪能することができます。 1391年に開山されますが、建物が建てられた詳しい記録は定かではないようです。 境内には春夏秋冬で美しさを誇る、様々な花や木々が植えられ、その季節ごとの景色は圧巻とも言えます。 「鳥羽街道」から徒歩5分、「東福寺駅」から徒歩10分と、アクセスしやすいのも魅力です。

東福寺 光明院

住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目809

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祇園四条のおすすめ紅葉スポット

高台寺

「ねねの寺」とも呼ばれる高台寺は、1606(慶長11)年に豊臣秀吉の妻である、ねね(北政所)が夫の冥福を祈るために建てたお寺です。 霊屋、開山堂、茶室の傘亭・時雨亭、観月台、など開山時からある建物が今も残ります。 小堀遠州作といわれる美しい庭園や、臥龍池の鏡のような水面に映り込む神秘的な紅葉、光に満ちた幻想的な竹林など見どころは満載です。 11月中旬~12月上旬の紅葉の見頃の時期に行われる夜間ライトアップでは、幻想的な光の中で美しく浮かび上がるモミジを鑑賞できます。大人気スポットとなっているので、混雑必至です。 東山のふもとに位置する「八坂の塔(法観寺)」へのアクセスも良いので、高台寺を訪れた際は一緒に訪れてみるのも良いでしょう。

高台寺

住所:〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町526

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知恩院

東山三十六峰のひとつに数えられる華頂山の麓、約7万3,000坪もの広大な山内に位置する知恩院には、イロハモミジなどが植えられていて、紅葉シーズンにはライトアップも楽しむことができます。 また、駅から降りてすぐに紅葉を目にすることが出来るといった立地条件もオススメポイントといえます。 高さ2.7mの阿弥陀如来坐像が置かれる「阿弥陀堂」・「友禅苑」「黒門坂」の期間限定ライトアップや、国宝とされる三門や本堂・1639年に三大将軍家光が建立したとされる御影堂など、重要文化財が多い点も見どころの一つとなっています。 これらと紅葉のコラボレーションはなんとも見事で、とても豪華な景色を見ることが出来ます。

知恩院

住所:〒605-8686 京都府京都市東山区林下町400

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まとめ
京都の紅葉を電車で観光する場合、京都の東側の南北を結んでいる京阪電鉄を利用して観光名所を巡るのが便利でおすすめです。京阪を利用してアクセスしやすい定番のおすすめ観光スポットや、ライトアップされた幻想的な紅葉を楽しめる寺院、そして比較的混雑を避けることができる穴場な紅葉スポットが数多く点在しています。今年は京阪を使って、素敵な旅のプランを考えてみてはいかがでしょうか。