古くからお茶文化が発展し、日本を代表するお茶処・宇治市に隣接する京都市内には、抹茶パフェなど、抹茶を使ったスイーツを味わえるお店がたくさんあります。今や京都スイーツの大定番ともいえる抹茶パフェですが、50年ほど前まではお茶席でのみ振る舞われた抹茶をスイーツに使うことはとてもセンセーショナルだったといいます。新しい時代を迎える今、流行を牽引した元祖・抹茶パフェを味わいながら、当時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
宝暦3年(1753)、石川の加賀・金沢で創業した茶舗・林屋が起源のカフェ。明治11年(1878)には全国有数のお茶処である宇治に茶園を開き、薫り高いお茶を提供し続けて来ました。そんな歴史と伝統を踏まえながら、新しい時代に合った新たなお茶メニューも幅広く提案。たとえば、抹茶を手軽に楽しむべく五代目が昭和44年(1969)に考案した抹茶パフェは、抹茶スイーツの先がけとして大きな注目を浴び、今も老若男女に愛され続けています。手づくりの抹茶ゼリーがふんだんに入った抹茶パフェ875円は、グラス底のパイナップルがアクセントになった看板メニューで、シンプルな抹茶アイスを堪能できます。選りすぐりのお茶を使ったカフェメニューも続々!
京都三条店は、お茶専門店として幅広いメニューを展開
京はやしや 三条店(きょうはやしや さんじょうてん)TEL:075-231-3198●京都市中京区三条通河原町東入ル中島町105 タカセビル6階 ●京阪三条駅から徒歩3分 ●11時30分~21時LO ●無休 ●Pなし