京都で紅葉を楽しむなら二条城は散策しながら紅葉を鑑賞できるおすすめ観光スポット!見ごろや見どころ、周辺の紅葉観光情報をご紹介!

【更新:11月19日現在 紅葉の状態:色付き始め】

京都の紅葉はどこも美しい景色を楽しませてくれますが、二条城はその広い敷地内を散策しながら色とりどりに染まった紅葉を鑑賞することができる観光スポットです。紅葉の名所であり世界文化遺産でもある二条城の紅葉の見ごろやおすすめの見どころ、周辺の紅葉情報を紹介しています。

二条城とは?

世界文化遺産である二条城は、徳川幕府における京都の拠点でした。1603年に徳川家康が築城し、征夷大将軍任命という徳川幕府の始まりともされる出来事が行われたのがこの二条城でした。また、徳川家康と豊臣秀頼との会見という歴史的一幕、事実上徳川幕府の終焉とも言われる1864年に行われた大政奉還(15代将軍の慶喜が武家政権を天皇に返上)を行ったなど日本にとって需要な出来事が行われた場所として知られています。一年中国内、海外問わず多くの人々で賑わう人気の観光スポットです。

二条城の紅葉の見ごろは?

二条城の紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬ごろまでです。京都全体の見ごろも同じ時期ですので、二条城だけでなく周辺の紅葉スポットへも足をのばしてみるのがおすすめです。また、少し観光客が減る12月上旬頃前後は【散り紅葉】の風情を感じられる時期でもあります。 敢えてこの時期を選ぶのも良いのではないでしょうか。

二条城の紅葉の見どころは?

秋の京都紅葉シーズンになると、二条城ではイチョウやカエデの葉が鮮やかに色づき、私たちの目を楽しませてくれます。二条城は敷地が広く、木の本数や種類も多いので、紅葉スポットをポイントで楽しむことがおすすめです。 京都の紅葉は、カエデ中心で、紅葉が真紅のグラデーションになる名跡が多いなか、徳川由来の二条城は、嵐山や日光のいろは坂の様に、イチョウや多くの種類の木々で、秋の紅葉の訪れを見せます。秋ならではの落葉による紅葉の絨毯も見応えがあります。

本丸庭園

二条城の紅葉の中でも特に素晴らしいのが、本丸庭園です。本丸庭園は、丸く刈り込まれた植え込みや芝生の広がる景色などヨーロッパの庭を意識して、明治天皇の指示により造園されました。色とりどりに紅葉した木々の葉と青空とのコントラストが美しく、水面に映る紅葉も風情があります。素晴らしい景色が広がる本丸庭園で、京都の秋をゆったりと感じられてはいかがでしょうか。

二の丸庭園

特別名勝に指定されている二の丸庭園は、小堀遠州によって作庭されました。八陣の庭という別名もあり、池を中心として書院造の豪華な庭になっています。大きくてゴツゴツした石をふんだんに用いて作られた水際と、色鮮やかな紅葉が見事に調和している風景が見どころです。

清流園(せいりゅうえん)

二条城の中でも特に色鮮やかなカエデが多いのが、清流園です。清流園は二条城の北側に位置し、城内の通路と天守閣の一部があったところだと言われています。池泉回遊式山水園と洋風庭園を組み合わせた和洋折衷の庭園と、橙に染まった木々の葉が調和した素晴らしい紅葉を楽しむことができます

天守閣跡からの眺め

本丸庭園の奥にはかつての天守閣があります。この天守閣跡の上まで登ると、本丸御殿と本丸庭園を一望でき、赤や黄など色とりどりの紅葉を眺めることができるおすすめの紅葉スポットです。
●入城料 二の丸御殿観覧料:一般1300円 中高生400円小学生300円
●入城料のみ:一般800円中高生400円小学生300円
●展示収蔵館観覧料 全100円

2024年二条城でのライトアップは?

世界遺産である二条城を彩る「二条城まつり2023」が行われます。期間中は紅葉のライトアップやプロジェクションマッピングが楽しめます。
会場:元離宮二条城
開催期間:令和6年10月25日(金)~令和6年12月8日(日)
開催時間:通常観覧 午前8時45分~午後4時(午後5時 閉城)
NAKED meets 二条城 2024 秋の豊穣祭(ライトアップ) 午後6時~午後9時(午後10時 閉場) ※観覧エリアが限定されます。

二条城

住所:〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541

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二条城周辺のおすすめ紅葉観光スポット

せっかく京都に紅葉狩りへお出かけするなら、二条城だけではもったいないですよね!二条城の周辺の京都紅葉スポットをご案内します。歩く近さだけでは無く、実は地下鉄二条城前駅が直ぐですので、たった9分で蹴上駅へ行けて南禅寺や永観堂など京都随一の紅葉庭園へもアクセス抜群なんです。是非、真紅の紅葉スポットにも立ち寄って紅葉巡りをしてはみてはいかがでしょうか?!

京都御所・京都御苑

二条城の北東に位置してる京都御苑は、散策にもぴったりの紅葉スポットです。毎年秋になるとカエデやイチョウなどが鮮やかに染まり、訪れる多くの人を楽しませてくれます。とても敷地が広いので、「母と子の森」や「凝華洞跡」など、それぞれのスポットごとに鑑賞するのがおすすめです。

神泉苑(しんせんえん)

境内の池にかかる朱色の法成(ほうじょう)橋が古都京都らしい風景で落ち着いた雰囲気の神泉苑。池の周りを取り囲むような赤や黄に色づいた紅葉と、朱色の法成橋が池の水面に鏡のように映し出される素晴らしい風景を見ることができます。 1200年の歴史があり平安情緒あふれる神泉苑は、祇園祭発祥の地としても多く知られている他にも、源義経と静御前が出会ったのがここ神泉苑であるという伝説から、恋愛成就のスポットとしても女性に人気があります。

周辺街路樹

二条城周辺の街路も樹も、秋になると鮮やかな紅葉で彩られます。メインの大通りは車や人通りが多いのですが、少し裏の道に入ると人通りが少なく静かなので、ゆっくりと散歩しながら紅葉を楽しむことができます。

無鄰菴

明治時代に山縣有朋自身が設計し、「植治」こと七代目小川治兵衛が作庭した別邸跡です。 庭の巨大な石は、醍醐の山から24頭の牛によって運ばれたもの。琵琶湖疎水から水を引き入れた池泉回遊式庭園では、色鮮やかな紅葉を眺めることができます。お座敷から美しい紅葉をゆったりと眺めるのがおすすめです。
【所在地】京都市左京区南禅寺草川町31
【電話番号】075-771-3909
【拝観時間】9~10月 8:30~18:00、11月 7:30~17:00、12~3月 8:30~17:00
【拝観料】410円
【アクセス】地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約7分、市バス「神宮道」下車徒歩約10分

無鄰菴

住所:〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町 31番地

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永観堂(禅林寺)

古今和歌集で「もみじの永観堂」と詠われているように、古くから永観堂は紅葉の名所として知られています。 鮮やかに彩られた境内は、圧倒的な美しさです。
例年の紅葉の見頃:11月中旬~12月上旬
所在地:京都市左京区永観堂町48
電話:075-761-0007
拝観時間:9:00~17:00(最終受付16:00)
拝観料:大人600円・小中高生 400円(夜間拝観:一般(中学生以上)600円)
アクセス:【電車】地下鉄蹴上駅から徒歩約15分・【バス】南禅寺・永観堂道下車徒歩約3分

永観堂

住所:〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48

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南禅寺

南禅寺は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山にあたります。京都五山、鎌倉五山の上の寺格と言われ、格別な扱いになっています。簡単に言えば、国内の禅寺の中では、最も寺格が高いと言うことになります。 格式高いこの寺院は敷地も、とても広大になります。その中には見所も多く、南禅寺の入り口に聳え立つ、高さが22mもある三門をはじめ、方丈庭園や南禅院などがあります。敷地が広い分、見所もとても多い寺院と言えるでしょう。巨大な三門は、1899年に国の指定重要文化財に指定されました。この三門は、楼上に上がることができ、回廊を一周出来ます。そこからの眺めは、南禅寺の境内はもちろん、京都市内を一望する事が出来る為、ぜひ足を運んだ際は見ていただきたいポイントとも言えます。また、四季折々の素晴らしい景色を眺めるには、絶好の場所と言えます。その美しさは、遥か昔から歌になるほどで、石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言葉にした場所とも言われています。あなたもその素晴らし景色をその目で確かめてみてはいかがでしょうか。秋の季節は、これらの三門やアーチ式の水路閣、境内にある天授庵や南禅院が紅葉の名所としても上げられています。天授庵では、ライトアップイベントも行われており、昼間とは違った幻想的な景色を楽しむ事も出来ます。
拝観期間・時間
12月1日~2月28日 午前8時40分~午後16時30分
3月1日~11月30日 午前8時40分~午後17時00分
※ 拝観受付は拝観時間終了の20分前までとします。
※ 年末(12月28日~31日)は一般の拝観をお断りします。
※ 年始は休みません。

南禅寺

住所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86

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まとめ
世界文化遺産である二条城での紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬ごろと、京都全体の紅葉の見ごろとほぼ同時期です。紅葉の見どころは、本丸庭園・二の丸庭園・清流園・そして天守閣跡からの眺めです。二条城での夜間のライトアップは紅葉シーズンにおいては2018年が初めてとなり、注目のイベントです。二条城の周辺でも、京都御苑や神泉苑、街路樹の美しい紅葉を鑑賞することができます。