「るり渓」とは、国の名勝地に指定されている京都府立自然公園で、標高340〜530メートルほどの山地にある渓谷です。京都府の中部に位置し、年間を通して多くの観光客が訪れますが、秋になると紅葉狩りにぴったりな紅葉の絶景スポットとしても知られています。美しい紅葉を堪能することができるのはもちろん、温泉で冷えた体を温めることも!大阪や京都の中心部からもアクセスしやすいので、雄大な自然を満喫したい方におすすめです。
京都府の中部であり、京都市から少し離れた場所に位置している南丹市。そこには、雄大な自然が広がり、季節を問わずハイキングやキャンプなどで多くの観光客が訪れます。中でも、色鮮やかな紅葉が圧倒的に美しいるり渓は、素晴らしい紅葉を見ることができる観光スポットとしても知られています。るり渓は全長約4kmの渓谷で、その付近一帯は自然公園になっています。最上流には通天湖、園部川の両岸には広葉樹の赤松が枝を広げています。夏はハイキング客で賑わいますが、秋のるり渓の紅葉は「素晴らしい」の一言です。るり渓の紅葉が最も美しい見ごろは、例年10月下旬から11月中旬と、京都市の中心部よりもやや早くなります。ただし、その年の気候によって多少時期が前後する場合もありますので、紅葉狩りにお出かけの際は最新の情報を必ずチェックしてくださいね。
るり渓の紅葉の見どころは?
るり渓十二勝
「るり渓十二勝」とは、自然によって作り出された滝や淵、奇岩などといった特色のある12の景観のことを呼びます。これらの素晴らしい光景を楽しみながらのハイキングは、るり渓の渓流遊歩道の醍醐味です。十二景勝の一つとして知られているのが、「錦秋巌」です。紅葉の時期になると、にしきの縫い取りをしたように美しい風景を堪能することができます。[hr][/hr]鳴瀑(めいばく)
「鳴瀑」は、裏側に空洞があるため瀑音が綺麗に反響することからそう名付けられた滝です。市街地からでは臨むことのできない美しい紅葉を眺めることができます。滝の正面には休息所もありますので、そこから色鮮やかな紅葉と滝の見事な調和を楽しんではいかがでしょうか?るり渓周辺の紅葉の名所とされている寺院
西光寺の紅葉
西光寺は、756年創建と南丹市最古の寺院として知られていますが、秋の紅葉の美しさも格別です。高雄の神護寺から移植された西光寺の紅葉は、グラデーションがかった色味が「七色に映える」とも言われています。【拝観時間】10:00〜16:00 【拝観料】境内自由 ※本堂内は当山の指定日にて予約が必要です。【所在地】京都府南丹市八木町美里中石谷9【電話番号】0771-42-3417【駐車場】あり龍穏寺の紅葉
龍穏寺は、1509年に曹洞宗の寺院として創建されたお寺です。参観に位置し、静寂に包まれている龍穏寺では、ゆったりと紅葉の美しさを楽しむことができます。比較的混雑は少ないですが、最近では口コミでその評判が広まっているようです。【拝観時間】境内自由【拝観料】無料【所在地】京都府南丹市園部町仁江甲溝畑1【電話番号】0771-62-0737【駐車場】あり宿泊知なくてもOK!日帰り温泉
紅葉だけじゃない!夜を彩るイルミネーションもおすすめ!
るり渓のアクセス
京都府の中部に位置している「るり渓」は、どこを切り取っても絵になる風景ですが、特に注目したい見どころは「錦秋巌」や「鳴瀑」などがあります。温泉では水着を着用して楽しむエリアなどもあるので、友達同士やカップルはもちろん。家族でも楽しむことができます。また、山中を華やかに光で彩るイルミネーションも、るり渓での見どころの一つです。