秋になると人々の目を楽しませてくれる紅葉は、日本以外の地域でも楽しむことができ、多くの観光客を世界中から引き付けています。その中でも特に日本の紅葉は美しいと有名です。そこで、今回は外国から訪れる観光客の方たちに人気の高い日本の紅葉の名所をご紹介いたします。
紅葉は日本だけのもの?
世界の人気紅葉スポット
メープル街道(カナダ)
メープル街道は、オンタリオ州からケベック州まで約800kmにもおよぶ長い街道です。カナダの国旗のデザインにもなっているメープルとは日本語のカエデのことで、秋になるとこのメープル街道のカエデが赤や黄など色鮮やかに色づきます。[hr][/hr]ロマンチック街道(ドイツ)
ヨーロッパでは、ディズニーのシンデレラ城のモデルとして有名なノイシュバンシュタイン城と、その向かいのホーエンシュバンガウ城を取り囲むような紅葉が有名です。秋になると、木々の葉は黄や橙など色とりどりに染まり、まるで絵葉書のようなお城との調和を楽しませてくれます。外国人観光客に人気の日本の紅葉の名所は?
東福寺(京都)
臨済宗東福寺派の大本山で、3つの橋から眺める紅葉が非常に有名です。その中の一つである「通天橋」から見下ろす紅葉の景色は、絶景の一言です。京都の中でも特に有名な紅葉の名所ですので、混雑は必至です。JR奈良線の東福寺駅から徒歩10分、京阪本線鳥羽街道駅からは徒歩8分と、アクセスのしやすさも人気に拍車をかけているようです。東福寺での紅葉の見ごろは、例年11月から12月上旬となっています。[hr][/hr]永観堂(京都)
「古今和歌集」の中で「もみじの永観堂」と詠まれるほどの美しさで有名な永観堂の紅葉。境内の一番高い所にある多宝塔を包み込んでいるような鮮やかな紅葉は、永観堂の紅葉の一番の見どころです。夜間ライトアップが行われ、昼間の太陽の下眺める雰囲気とは異なった、幻想的な光景を鑑賞することもできます。永観堂での紅葉の見ごろは、例年11月中旬から11月下旬となっています。[hr][/hr]黒部渓谷(富山県)
意外なことに?!紅葉の名所が多いとされている京都以外にも外国人観光客に人気の高い紅葉の名所が。富山県の黒部渓谷での例年の紅葉の見ごろは、10月下旬から11月中旬と、京都と比べると少し早めになります。黒部峡谷は、日本最深の「V字峡谷」で、その深さは最大で1500mとのこと!その谷間をぬうように走る黒部峡谷トロッコ列車からは、断崖絶壁の紅葉の大パノラマを臨むことができます。[hr][/hr]成田山新勝寺(千葉県)
成田山公園の成田山新勝寺では、約16万5000平方メートルの広大な敷地で約250本の紅葉を楽しむことができます。成田山新勝寺での紅葉の見ごろは例年11月中旬から12月上旬とされていて、その時期になると色鮮やかに染まったモミジやイチョウ、クヌギなどを鑑賞することができるのです。成田山公園内での紅葉の見どころは、園内の成田山書道美術感周辺や、竜智の池付近です。紅葉シーズンの撮影スポットとして人気ですので、訪れた際にはチェックしてみてくださいね。[hr][/hr]まとめ世界にはカナダやヨーロッパ、アメリカの北東部などと日本以外の地域でも紅葉を見ることができます。このように、世界にはたくさんの紅葉の名所があるのですが、その中でも特に日本の紅葉は美しいと有名です。外国人観光客に紅葉の名所として人気が高いのは、京都府の東福寺や永観堂、富山県の黒部峡谷、千葉県の成田山公園などが挙げられます。