出典:宇治神社 – Wikipedia
元々2つで1つの存在だった、宇治上神社と宇治神社。分離される前は、宇治上神社を「本宮・上社」、宇治神社を「若宮・下社」、そして両方を合わせて「宇治離宮明神」と呼ばれていました。そんな宇治上神社と宇治神社ですが、双方それぞれに違った特徴があります。今回はそんな2つの神社についてご紹介します。
実はこの2つの神社はいつ建設されたのかはっきりと分かっていません。歴史的経緯や同じ神様が祀られていることから、ほぼ同じ起源の神社ではないか、と言われていますが、まだまだ謎の多い神社です。そんな中分かっていることとしては、仁徳天皇が菟道稚郎子命の魂を弔うため、宮居に祠を作ったのが「宇治神社」の始まりとされていることです。そのことから、宇治神社は宇治上神社に比べて、弔いの色が強い神社と考えられています。実際に、宇治上神社では仁徳天皇と応神天皇が一緒に祀られていますが、宇治神社は菟道稚郎子命の一柱だけを手厚くお祀りしているそうです。
宇治神社に存在する無数のうさぎの像
宇治神社には沢山のうさぎの像があります。中でも、見返り兎と呼ばれている像は非常に可愛らしく人気を集めています。この見返り兎は神様の使いとされ、正しい道や良縁へと導いてくれると言われています。宇治神社には見返り兎の形をしたおみくじもありますので、ぜひ旅のお供に1羽連れていかれてはいかがでしょうか。おみくじの初穂料は300円です。出典:京都・宇治 うさぎに縁のある宇治神社と宇治上神社へ [一人旅] All About
願いを叶えるうさぎさん巡り
宇治神社のパワースポット
宇治神社に参拝する際、忘れずに訪れていただきたいお勧めのパワースポットがあります。宇治神社の本殿右側にある木々に囲まれた場所です。ここは、宇治神社で最も自然のエネルギーを受け取ることができる場所、と言われています。ここに来るとなんだか空気が少し違う、と言う方が多数いらっしゃるほどエネルギーが高いそうです。嘘か本当か、一度ご自身で体感してそのパワーを検証してみてはいかがでしょうか。出典:宇治神社【パワースポットルポ】宇治上神社と分断!?違いやご利益,御朱印,駐車場 | パワスポ編集局 【POW!】
宇治神社の御朱印
世界遺産の宇治上神社
宇治神社の隣にあるのが宇治上神社です。宇治上神社の本殿は、平安時代後期に建てられ、鎌倉時代に建てられた拝殿と併せて国宝に指定されているほど貴重な神社です。また建物全部が世界文化遺産に登録されているという、非常に格式が高い神社として有名です。そんな格式高い宇治上神社の中で少し周りと雰囲気が違うエリアがあります。それがカラフルで可愛いうさぎのおみくじ売り場です。宇治神社同様、宇治上神社でもうさぎは神様として奉られており、その一環としておみくじも売られています。このおみくじでは「いつ、何を」を占っていただけるそうなので、自分であらかじめ今年の運勢をなどと心で決めてからおみくじを引いてみてはいかがでしょうか。 宇治神社と宇治上神社は元々1つだったこともあり、非常に類似点も多いですが、違った楽しみ方もできると人気です。特に双方の神社ともに可愛いうさぎがお出迎えしてくれるので、それに癒される方も多いのではないでしょうか。また近くには平等院鳳凰堂を始めいくつか神社もありますので、1日で沢山の神社を巡ってみたい方にはお勧めのエリアです。出典:宇治上神社 – Wikipedia