気軽に楽しもう!京都で紅葉が見られる公園6選

京都で紅葉を見る、というと少しかしこまったイメージがありますが、公園だったらピクニックや遊ぶついでに紅葉鑑賞することもできます。そして公園ならお子さん連れでも、遊ぶ場所や駆け回ることのできる場所があるので、途中で飽きることなく京都の紅葉を楽しむことができますよ。

[hr][/hr] 梅小路公園は京都駅より徒歩で行くことのできると交通の便も良く、お子様連れやお年を召した方など広い世代の方々におすすめの紅葉鑑賞スポットです。梅小路公園の中でも紅葉の美しいところは「朱雀の庭」でしょう。「朱雀の庭」は平安建都1200年を記念して作られた庭で、京都に伝わる作庭の技術と伝統、そして現代の技術やデザイン性を集結させて作られており、一見の価値があるでしょう。「朱雀の庭」では水鏡の池で逆さ紅葉を見たり、落差6メートルの滝と紅葉のコラボレーションを眺めたりすることができます。水鏡の池がなぜこのように呼ばれ、そして逆さ紅葉が美しく移されるのかというと、池の水深が1センチメートルほどで、水底にはインド産の黒い御影石を使っているからだそうです。夜には、ライトアップイベントもあります。逆さ紅葉は夜の方が断然はっきりと見られるので、一見の価値があります。 「朱雀の庭」に面したレストランでは、京野菜を使ったスペシャルメニューを食べながら、紅葉鑑賞を楽しむこともできますよ。 レジャーシートを持参して芝生広場でピクニック、または京都鉄道博物館や京都水族館などで遊ぶのもおすすめ。
開館時間:入園自由 朱雀の庭・いのちの森のみ9時~17時(最終入園16時30分) ライトアップ:11月17日~12月3日(2017年)17時~21時(最終入園20時30分)月曜日は休み 入園料:朱雀の庭・いのちの森:1人200円 紅葉まつり入場料:大人400円、小学生200円(京都水族館、京都鉄道博物館の当日入場券持参で100円割引)
~紅葉まつり情報~
【期間】11月17日(金)から12月3日(日)まで
【ライトアップ時間】午後5時から午後9時まで(最終入園は午後8時30分)
【料金】大人400円、小学生200円、未就学児無料 [hr][/hr]

アクセス

京都市下京区観喜町56-3

  • JR・地下鉄・近鉄京都駅中央口下車、徒歩約15分
  • JR山陰本線丹波口駅下車、徒歩約15分
  • 市バス七条大宮・京都水族館前バス停下車
  • 市バス梅小路公園・京都鉄道博物館前バス停下車
  • 市バス梅小路公園前バス停下車
  • 京阪京都交通バス梅小路公園前バス停下車
  • 京阪京都交通バス七条大宮・京都水族館前バス停下車
  • 健常者は駐車場利用不可

見ごろ 11月中旬~12月上旬

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宝が池公園

ここには「子どもの楽園」というところがあり、児童や幼児を連れていないと入ることのできない場所があるので、子供連れで遊びに行かれる方にはぜひおすすめしたいスポットです。「子どもの楽園」で遊びながら紅葉を見ることもできますが、宝が池に映る紅葉を眺めながら周囲を散策するのも楽しいですよ。梅小路公園ほどの交通の便の良さではありませんが、街中からさほど離れていないので、気軽に行きやすい公園です。池の周辺は約1.5キロメートルのジョギングコースになっているので、軽く運動したい方にもおすすめです。美しい紅葉を見ながら、スポーツなんて贅沢ですよね。 宝が池という名の由来には諸説ありますが、その中に元々農業用のため池として宝ヶ池が作られた際、水不足に悩んでいた地元の人たちにとってはこのため池こそ宝だったという説があります。ただ美しい公園というだけでなく、こういう歴史やエピソードを知ってから遊びに行くと、ぐっと楽しみ方も深まります。
開館時間:24時間(子どもの楽園以外) 入場料:無料
~子どもの楽園~
子どもの楽園には、エノキ、クスノキ、ケヤキにモミジ、他にも様々な木々があります。それぞれの紅葉を楽しんでみてください。
【開園時間】午前9時から午後4時30分(季節により変動あり)
【定休日】年末年始(12/29~1/3)
【料金】無料
【駐車場】1回520円

アクセス

京都市左京区上高野流田町8他

  • 地下鉄烏丸線国際会館駅(5番出口)下車、徒歩すぐ
  • 駐車場:子どもの楽園(通常102台、臨時69台。9時~16時30分)

見ごろ 11月中旬ころ

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嵐山公園

渡月橋をはさみ大堰川(保津川)の両岸にある3つの公園の総称です。嵐山は紅葉時期には特に混雑する人気スポットですが、この公園内は比較的空いている場所も多く、穴場としても知られています。 亀山地区は渡月橋から上流、大堰川の左岸にあり、小倉山の南東部に位置します。展望台からは嵐山や保津川を見下ろすことができ、眺望がバツグンです。運が良ければ眼下にトロッコ列車が通るのを見ることができます。 嵐山近くにありながら、人が少な目で落ち着いて過ごすことができます。 大堰川の中州にある中之島地区では、ベンチに腰掛けながら大堰川の流れや対岸の景色を楽しむことができますよ。 渡月橋の下流左岸にある臨川寺地区では、渡月橋と嵐山を同時に撮影することができます。 毎年11月の第2日曜に開催される「嵐山もみじ祭」では、渡月橋をはさんで大堰川の上流側で、平安時代の舟遊びが再現されますよ。
開館時間:24時間 入場料:無料
 
~宝厳院(ほうごんいん)秋の特別拝観情報~
嵐山公園へ来たら宝厳院の紅葉もおすすめです。紅葉の季節にだけ期間限定で庭園“獅子吼の庭”が公開されています。
【期間】令和元年(2019年)10/5(土)から12/8(日)
【夜間特別拝観】11/8(金)から12/1(日)
【拝観料】大人500円、小中学生300円  
アクセス

京都市右京区嵯峨および西京区嵐山

  • JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩15分
  • 京福電車阪急嵐山駅下車、徒歩5分

見ごろ 11月下旬~12月上旬

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宇治市植物公園

こちらの公園にはおおよそ1400種類の植物があり、カエデだけでも15種類、約200本の木があります。秋のゾーンで紅葉を楽しむことができる他、夏のゾーンの修景池を散策したり、日本一の立体花壇・花と水のタペストリーを見たり、植物に囲まれてリフレッシュできます。土日祝日を中心として、クラフトづくりなど子供たちの好きそうなイベントも行っているので、お子様連れの方にもおすすめのスポットです。 紅葉ではありませんが、5月下旬から6月上旬には蛍を見ることもできるので、この頃に訪れるのもおすすめです。 「冒険の森」内に紅葉鑑賞も可能な「風の回廊」がある太陽が丘(京都府立山城総合運動公園)もあるので、帰りに立ち寄るのもいいかもしれません。
開館時間:9時~17時(入園は16時まで) 休館日:月曜 入場料:大人(15歳以上)600円、小人(15歳未満)300円
~紅葉フェスタ情報~
宇治市植物公園では紅葉フェスタが催されます。期間中紅葉でクラフトづくりをしたり、抹茶を立てて味わえる企画などが盛りだくさんです。またイロハモミジなどの紅葉をライトアップする期間もあり、明るい時間の紅葉とはまた違った姿を観ることができますよ。
【開園時間】午前9時から午後5時(ライトアップ期間は午後7時まで延長)
【期間】令和元年(2019年)11/9(土)から11/30(土)  

アクセス

宇治市広野町八軒屋谷25-1

  • 近鉄電車京都線大久保駅から、京都京阪バス植物公園バス停下車すぐ
  • 京阪電車宇治駅またはJR奈良線宇治駅から、京都京阪バス植物公園バス停下車すぐ

見ごろ 11月下旬~12月上旬

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水景園(けいはんな記念公園内)

現代的な日本庭園・水景園では、紅葉谷(もみじだに)で小さな滝と紅葉のコラボを、「芽ぶきの森」の永谷池周辺で紅葉を楽しむことができます。けいはんな記念公園では竹林とかやぶき屋根などの京都らしい光景を見られるのも魅力的なポイントです。 水景園では、11月3日〜11月26日(2017年)の金曜・土曜・日曜・祝日に、日没〜21時まで(受付終了20時30分)紅葉ライトアップも開催されました。 滝が止まり鏡のようになった池に映る紅葉は、なんとも幻想的です。 けいはんな記念公園の無料ゾーンにはお子さんが遊べる遊具広場もありますよ。
開館時間:9時~17時(入園は16時30分まで) 入場料:水景園・芽ぶきの森(水景園内)大人(高校生以上)200円、小中学生・義務教育学校生100円 広場・谷あい:無料
 
~令和元年の紅葉ライトアップ情報~
水景園では、~池に映るもみじの水鏡~と題して特別夜間ライトアップを実施しています。庭園には紅葉と小滝が造形美を作り出し、夜になると滝の流れが止まるので水面が水鏡となり、逆さ紅葉を映し出します。昼間には気が付かなかった幻想的な紅葉を楽しめます。
【期間】令和元年(2019年)11月2日(土)〜11月24日(日)の金・土・日・祝
【料金】大人200円、小中学生100円

アクセス

相楽郡精華町精華台6-1

  • JR片町線(学研都市線)祝園(ほうその)駅または近鉄電車新祝園駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
  • 近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
  • 駐車場:普通車200台(有料)

見ごろ 11月上旬~11月下旬

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笠置山もみじ公園

笠置寺の境内にあるもみじ公園は、1410年ころ、宝蔵坊跡にもみじの木々が植えられたのがはじまりだそうです。 通常は笠置寺の拝観料が必要ですが、11月いっぱい開催されるライトアップの時間は無料で見学することができます。 笠置山では、笠置石の下に建つ十三重石塔や摩崖仏の周辺などでも紅葉を眺めることができますよ。 後醍醐天皇が南朝の皇居とした場所で、「うかりける 身を秋風にさそわれて 思わぬ山のもみじを見る」という歌はこの場所で詠まれました。 毎年、笠置駅前近くの会場で「もみじまつり」も開催されています
開館時間:9時〜16時 入場料:大人(高校生以上)300円、中学生100円、小学生以下無料
 
~笠置もみじ公園 ライトアップ 情報~
笠置もみじ公園では紅葉の時期になるとモミジが真っ赤に色づき見事な景観になります。この時期に「もみじ公園」ではライトアップが実施されます。11/16にはコンサート「笠置音絵巻」(要事前申込・有料)も開催されるのでタイミングが合えは併せて満喫してみてくださいね。
【期間】令和元年(2019年)11月1日(金)~11月30日(土)
【時間】午後5時から午後9時
【料金】ライトアップ時間は無料(それ以外は笠置寺拝観料の300円が必要)  

アクセス

相楽郡笠置町笠置笠置山29

  • JR関西本線笠置駅下車、徒歩45分(東海自然歩道経由)
  • 近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
  • 駐車場:自家用車30台

見ごろ 11月上旬~11月下旬

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まとめ 今回ご紹介した公園は、京都の美しい紅葉だけでなくプラスアルファが楽しめる場所ばかりです。紅葉鑑賞の合間にカフェで一休みしたり、遊具でひと遊びしたり、いろんな楽しみ方ができます。 ちょっと変わった紅葉の楽しみ方をしたければ、京都の公園を訪れてみるのも良いかもしれません。ライトアップの時間帯は寒さが予想されますので防寒具をお忘れなく。