出典:【法輪寺(嵯峨の虚空蔵さん)】- じゃらんnet
電気事業に携わってきた昔の偉大なる人の霊を称える電電塔や8000体以上の達磨が奉納されて達磨寺とも言われる法輪寺。ここを訪れる際には、ぜひ屋根や天井にも目を向けると至る所に達磨がいます。なんとも摩訶不思議なお寺と言えるでしょう。さてその歴史について詳しくみていくとしましょう。
出典:法輪寺 (京都市西京区) – Wikipedia法輪寺はその昔は神社という歴史を持つお寺になります。713年に元明天皇によって、お寺へと変わりました。当時のお寺の名は、葛井寺でした。そこから100年程経つと、空海の弟子である道昌僧正が虚空蔵菩薩像を置き、ここで法輪寺へと名を変えたと言い伝えられています。そこから、この寺院は多くの人から信仰され栄えていきます。しかし応仁の乱にて焼失し、その姿はなくなってしまいます。1597年の、後陽成天皇の法輪寺復興の命により、全国からこのお寺の為にと寄付金が集められ、再興されたのです。その再興後、再度焼失してしまいます。1884年から1914年にかけて、伽藍の力により再度再興され、今の法輪寺へとなりました。こんなにも焼失と再興を繰り返していた事に驚きですね。[hr][/hr]
法輪寺の電気の神様とは
出典:電電宮 – Wikipediaここ法輪寺には少し変わった神様がいらっしゃいます。それが電電宮に祀られている雷の神様になります。今では電気の仕事に携わる人や通信会社の方などから信仰を集めています。なんと境内には、電力事業の父とも呼ばれるエジソンや電波の研究員として有名なヘルツのレリーフなど、電気の発展に貢献したとされる人々の魂を称える電電塔もあります。他のお寺ではまず見た事ない光景と言えるでしょう。また寺院では、2ギガのマイクロSDを使用した虚空蔵菩薩のお守りも授与されており、なんとも不思議なお守りと言えるでしょう。[hr][/hr]