京都では、清水寺を始め寺院の中でおいしい物を食べることが出来るスポットがいくつか存在します。清水寺の他には、天龍寺、西源院、醍醐寺などの場所でも、食事や甘味を頂く事が出来ます。今回は、その中でも紅葉も美しく、そしてご本尊は生きた釈迦如来像とも言われている、魅力溢れる清凉寺へとご案内するとしましょう。清凉寺の歴史なども交えて詳しくご説明していきましょう。
目次
清凉寺の歴史とは
清凉寺の御朱印
こちらで頂く事が出来る御朱印は、「釈迦如来」「御詠歌」の2種類になります。「御詠歌」は書置きのみになりますが、「釈迦如来」は御朱印をお願いすると番号札が渡されます。御朱印が出来上がると番号で呼ばれる仕組みになります。多くの方が御朱印をもらいに来た場合でも、御朱印帳の取り違えが無いように、と寺院の工夫がなされています。御朱印は、本堂の堂内右手にある拝観受付にて頂く事が出来ます。清凉寺では、オリジナルの御朱印帳が販売さており、こちらのデザインは、紺色に清凉寺の家紋が金色で印字されている物になります。 [hr][/hr]清凉寺でしか見られない紅葉
ぜひ見て頂きたいポイントは、本堂と紅葉の景色や小堀遠州が作り上げた庭園と紅葉の景色になります。小堀遠州は安土桃山時代から江戸時代前期に活躍したとした大名であり建築家、作庭家でもあります。さて、清凉寺の紅葉の魅力を更に詳しくご紹介していきましょう。拝観料を収めてからしか入る事が出来ない本堂ですが、その裏がなんとも風情ある景色を見る事が出来ます。本堂の裏にある長い渡り廊下から見える池遊式庭園は、弁天堂を囲むように池が作られ、その周りに色とりどりの木々が植えられています。京都らしい景色と言えるひとつと言っても過言ではありません。清凉寺の紅葉の見頃は、11月下旬から12月上旬になります。 [hr][/hr]出典:清凉寺 | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign
境内で頂く事が出来る美味とは
こちらの境内には、あぶりもちがおいいしい「大文字屋」と湯豆腐がおいしい「竹仙」があります。境内は無料で入る事が出来るので、気軽にこちらにも寄る事が出来ます。あぶりもちを頂く事が出来る大文字屋は、南側の仁王門をくぐり、本堂が見えたら左側に進んでいくとあります。湯豆腐の竹仙には、仁王門をくぐったら、本堂へと足を進めていくと、その途中右側に手水舎があります。その奥がお店です。 散策に疲れたら休憩するのも良し、お昼時に合わせて来訪し京都らしい食事を楽しむのも良し、ぜひいつもとは違う空間でおしいい物を食べて、旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。 [hr][/hr]清凉寺のアクセスと詳細
■住所 〒616-8447 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 ■電話 075-861-0343 ■時間 午前9時~午後4時 ■特別公開時期 春季4月1日~5月31日 秋季10月1日~11月30日 特別期間中は、霊宝館拝観料が大人400円、中高生300円、小人200円。本堂、霊宝館の共通券は、大人700円、中高生500円、小人300円になります。 ■拝観料 大人400円、中高生300円、小人200円 ■駐車場 30台駐車可能。料金は800円 ■アクセス バスの場合は、JR京都駅を出ると目の前にあるバスターミナルから、清凉寺へ向かうバスが出ています。所要時間は、約55分になります。バスターミナルのC6乗り場で、28号系統バス嵐山・大覚寺行きに乗車し、嵯峨釈迦堂前で下車します。こちらのバス停は京都駅から31停留所になります。バス停から清凉寺までは、約3分で到着します。 電車の場合は、所要時間約30分になります。JR京都駅から山陰線30~32番線の亀岡方面行きに乗車し、JR嵯峨嵐山駅で下車しましょう。そこから徒歩約13分で、到着となります。所要時間で比べると、電車で行くと、半分の時間で到着することが出来ますが、その分、徒歩の時間が長くなります。旅のプランに合わせて、アクセス方法変えてみてもいいでしょう。