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京都には、素晴らしい紅葉を楽しむことができる観光スポットが数多くありますが、行きたい観光スポット同士の場所が離れていたり、最寄り駅から遠かったりする場合があります。そんな時は、タクシーを利用して効率よくまわるのがおすすめです。今回は、タクシーで行きたい紅葉を楽しめる観光スポットをご紹介します。
京都には、タクシーで主要な観光スポットをまわることができる「観光タクシーのコース」があることをご存知でしょうか？例えば、「ねねの軌跡を辿るコース」だと京都駅から高台寺、そして圓徳寺をまわって再び京都駅へ到着する3時間のコースや、「平安貴族も楽しんだ景勝地コース」では嵐山の観光スポットを6時間でまわるコースなどがあります。効率的にまわれるタクシーでは、目的地までの道を最短距離で移動するので、時間を無駄にすることなく効率よくまわることができます。紅葉シーズンの京都の道路はとても混雑しているのですが、小回りの利くタクシーならバスでは通れない細い裏道も抜けることができ、早く到着することができるのです。[hr][/hr]
京都の街を知り尽くしたドライバーによる観光案内
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嵐山
嵐山は、平安時代から貴族たちに愛されてきた景勝地です。赤や黄に染まった山々の紅葉を背景に美しい姿を見せてくれる渡月橋や、トロッコ列車から楽しむ紅葉など、たくさんの紅葉スポットが点在しています。夜になるとライトアップが行われる場所もあったりと、いろんな紅葉の楽しみ方をできるのが魅力です。嵐山に点在しているおすすめの紅葉スポットは、次の通りです。■渡月橋嵐山のシンボル的存在とも言える渡月橋は、いかにも京都らしいフォトジェニックな写真を撮る事ができる撮影スポットとしても人気が高い観光地です。赤や黄色に色づいた山々を背景にして、手前に渡月橋を入れるアングルがベストです。■嵯峨野トロッコ列車トロッコ嵯峨駅～亀岡市トロッコ亀岡駅を結ぶ嵯峨野トロッコ列車では、鮮やかに彩られた保津峡の紅葉を堪能することができます。トロッコ嵯峨駅～亀岡市トロッコ亀岡駅間は、片道7.3km、約25分の道のりです。[hr][/hr]
東福寺
東福寺では、京都の紅葉の名所として3本の指に入るほどの美しい紅葉を見ることができます。通天橋や臥雲橋から眺める紅葉の景色は、「紅葉の波」や「紅葉の海」とも例えられる美しさです。京都の定番の観光スポットですので、紅葉が美しい時期に一度は訪れたい場所です。【所在地】京都市東山区本町15丁目778【電話番号】075-561-0087【拝観時間】9:00～16:30（受付終了16:00）※11月～12月初旬は8:30～、12月初旬～3月は16:00まで【拝観料】通天橋・開山堂：400円・本坊庭園：400円[hr][/hr]
大原三千院
大原は市街地から離れた山間部にあるため、寒暖差が大きく紅葉がくっきりと色鮮やかに色づくのが特徴です。大原三千院の近くには、実光院や勝林院など他にも紅葉を楽しむことができるスポットがあるので、タクシーを利用してまわってみるのもおすすめです。紅葉の時期の大原三千院付近の道路は混雑しているので、ピークの時間帯である10時から15時は避けてお出かけするとスムーズに移動できます。【所在地】京都府京都市左京区大原来迎院町540【電話番号】075-744-2531【拝観時間】8:30～17:00(3月～12月7日) ・9:00～16:30 (12月8日～2月)【拝観料】拝観料:一般700円、中高生 400円、小学生150円[hr][/hr]
清水寺～高台寺
清水寺付近の紅葉を楽しむなら、まずは定番観光スポットの清水寺を参拝してから参寧坂と二年坂を下って、高台寺の美しい庭園を散策するのがおすすめです。清水の舞台から見下ろすと雲海のように広がる鮮やかな紅葉を眺めることができ、夜になるとライトアップが行われ、幻想的な空間を楽しむことができます。高台寺は秀吉の妻であるねねゆかりの寺として知られ、紅葉の名所としても名高い場所です。高台寺でも夜間のライトアップが行われるので、陽が落ちてから清水寺～高台寺のあたりを散策するのもいいですね。■清水寺【所在地】京都市東山区清水1-294【電話番号】075-551-1234【拝観時間】9月1日～11月15日6:00～18:00・11月16日～12月1日6:00～(秋の夜間特別拝観・17：30～21：00)【拝観料】400円■高台寺【所在地】京都府京都市東山区高台寺下河原町526【電話番号】075-561-9966【拝観時間】9:00～17:00・(夜間特別拝観・17:00～21:30)【拝観料】大人：600円 ・中高生：250円[hr][/hr]大覚寺
平安の初めころ、嵯峨天皇の命によって、都から離れたこの地に皇居とは別に「嵯峨院」という離宮を建てました。この嵯峨院がのちのちお寺となりそれが「大覚寺」になったと言われています。ここにある「大沢池」は「日本三大名月鑑賞地」の一つに数えられるお月見の名所にもなっており、月と紅葉と池に映り込む逆さ紅葉も幻想的で合わせて楽しむことができます。
【所在地】京都府京都市右京区嵯峨大沢町4【電話番号】075-871-0071【拝観時間】9:00～17:00(受付は16:30まで)【拝観料】拝観料:一般500円、小中高生300円
～ 夜間特別拝観ライトアップ情報～大覚寺大沢池では、「真紅の水鏡」と題してライトアップが開催されます。大沢池の水面が見ず水鏡のように大覚寺とその周りの木々の紅葉を映し出し、ライトアップされることにより昼間には見られなかった幻想的な景色を見ることができます。【ライトアップ期間】令和元年（2019年）１１月８日（金）～１２月１日（日）【拝観時間】午後５時３０分～午後８時３０分まで(午後８時には時受付終了) ※昼夜入替制なのでご注意ください【拝観料】大人５００円・小人３００円（日中の拝観券での再入場は不可なので別途拝観料が必要です）
永観堂
みかえり阿弥陀如来像で有名な永観堂ですが、正式名称は「禅林寺」です。旅行者が選ぶ“日本の紅葉名所ランキング”で何度も人気ナンバー１になっている永観堂は、山の中腹にあり、境内の最も高い場所にある多宝塔を色とりどりの紅葉が包み込む光景は、幻想的で見る人に時を忘れさせてしまうほどでしょう。 【所在地】京都府京都市左京区永観堂町48【電話番号】075-761-0007【拝観時間】9:00～17:00(拝観受付終了は16:00)【拝観料】拝観料:大人600円・小中高生400円/寺宝展期間（11月6日～12月4日）は大人1000円・小中高生600円、ライトアップ時間（17:30～20:30）は中学生以上600円醍醐寺
薬師如来を本尊とする醍醐寺は、金堂、五重塔、薬師堂などが立ち並ぶ、京都市内最大の寺院で、国宝や重要文化財も多数所蔵しています。平成6年（1994年）には、「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されました。醍醐寺にはモミジやドウダンツツジなどの落葉広葉樹もたくさんあり、紅葉の見ごろを迎える１１月中旬から１２月下旬には見ごとな景観を楽しむことができるでしょう。弁天堂の池に映し出される紅葉もおすすめスポットです。【所在地】京都府京都市伏見区醍醐東大路町22【電話番号】075-571-0002【拝観時間】9:00～17:00・夜間拝観（11月15日～12月1日）18:00～20:50（受付は～20:10まで）
【拝観料】拝観料:3箇所共通券（三宝院･霊宝館）・春期（3/20～5/15） ・秋期（10/15～12/10）1,500円（それ以外の期間は800円）、上醍醐600円
まとめ京都には紅葉を楽しむことができる観光スポットがたくさんありますが、最寄り駅から遠かったりと、電車ではアクセスしにくい場所も多くあります。そんな時にタクシーを利用すると観光スポットを効率よくまわれて、移動時間で時間を大幅にロスすることを避けることができます。タクシーで行くのにおすすめの観光スポットは、嵐山や東寺、大原三千院、清水寺周辺です。ただの移動手段として利用するだけでなく、タクシーでの観光コースもあります。
