叡山本線の終点に位置する八瀬は、かつては比叡山にアクセスするための通過点でした。ところが最近は観光整備も進み、八瀬界隈自体が紅葉の名所として評判となっています。「八瀬もみじの小径」を始め、ここ2〜3年のうちで注目を集めるようになった八瀬のお奨めスポットをまとめてみました。
出町柳駅を起点とする叡山本線(叡山電鉄)は、宝ヶ池駅で鞍馬線と路線を分かって、高野川に沿って比叡山の山麓方面へと伸びています。その終点に位置するのが八瀬比叡山口駅です。ひと昔前は、延暦寺に向かう叡山ケーブルとの連絡ポイントに過ぎなかった八瀬ですが、最近は八瀬界隈自体が目的地となるくらい注目度が上がってきています。その傾向はとりわけ紅葉のシーズンに著しく、洛北の紅葉スポットとしての地位も確立しつつあります。