【更新:12月24日現在 紅葉の状態:見頃終了】![]()

京都の紅葉を見るなら平等院はいかがでしょうか。世界遺産に登録されている平等院鳳凰堂。1053年に藤原頼道によって建立された鳳凰堂は、10円硬貨のデザインに材用されている事でも有名です。阿字池に沿って100本以上ものモミジが鳳凰堂を取り囲むように色付いたその様は、より一層「極楽浄土」の世界を想わせます。平等院は世界的にも有名な観光スポットですので、季節を問わず多くの観光客が訪れています。多くの人々を魅了する平等院の紅葉の見ごろや注目したい見どころをまとめました。

1053年に藤原頼道によって建立された平等院鳳凰堂は、10円硬貨のデザインでもおなじみですよね!そんな鳳凰堂は、極楽堂殿宮殿をモデルにしたとされています。
2014年には改修工事も終えて、建立当時の美しい風合いがそのまま再現されています。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているということもあり、季節を問わず多くの観光客が世界中から訪れています。
平等院の付近に宇治川という川が流れているので川沿いでの紅葉を楽しむことができます。また、近くにある興聖寺へと向かう「琴坂」の紅葉も美しく、興聖寺山門の手前を右へ向かうと「大吉山」という小高い山に行くこともでき、ここの展望所から宇治市と平等院を一望できます。以下、基本情報です。
・営業日 年中無休
・営業時間 8:30~17:30
中でも鳳凰堂内部の拝観時間は、9:30~16:10(20分毎に各回50名まで。受付開始は9:00~)となっており、別途300円かかりますが、国宝に出会える貴重な場所となりますのでおすすめです。
平等院ミュージアム鳳翔館については、9:00~17:00(受付16:45まで)となります。
・拝観料 大人600円、中高生400円、小学生300円
(団体25名以上:100円割引(夜間特別拝観適用外)障害者手帳をお持ちの方は、本人+同伴者1名半額になります。)
・トイレ 有り(車椅子可)
・駐車場 無し(有料ですが近くに民間駐車場なら有ります)
詳しい情報は平等院(0774-21-2861)もしくは平等院公式ホームページにてご確認ください。
最も美しい紅葉の見ごろは?


京都市よりも南に位置している宇治市は、気温が下がりにくい地域ということで紅葉の色づき始めがやや遅めでです。平等院鳳凰堂の紅葉が最も美しいとされる見ごろは、例年11月中旬から12月上旬とされています。見ごろのピークを過ぎた12月上旬であれば、「散り紅葉」が池に浮かんだ風情のある様子を見ることもできます。
平等院の紅葉の見どころは?
鳳凰堂
そして、SNS映えすること間違いなしな正面からのアングルは一番人気で定番の撮影スポットでありますが、意外なことに鳳凰堂の裏手から臨む光景も素晴らしいものです。池の水面に鳳凰堂の姿がくっきりと映されていて、まるで水の中にもう一つの鳳凰堂があるかのよう。
鳳凰
鳳凰堂の由来ともなったといわれる「鳳凰」が、鳳凰堂の屋根に飾られています。
鳳凰は古くから風の神として崇められてきた伝説の鳥で、一万円札にも描かれています。
初代の鳳凰は「平等院ミュージアム鳳翔館」に納められており、そちらで見ることができます。現在飾られているのは二代目にあたるそうです。
ちなみに、鳳凰堂を正面から見ると、尾の長い鳥が翼を広げたような姿にも見えるといわれていますが、この鳳凰をイメージしたものなのでしょうか?
訪れた際はぜひ見比べてみてくださいね。
観音堂
平等院が創設された際に(鎌倉時代前期の1185年~1333年)、本堂が建てられていた場所に再建されたのが「観音堂」です。全体としては質素な造りとなっていますが、格式高い「地円飛角(じえんひかく)の二軒(ふたのき)」といった様式もあります。屋根を支えるため軒下にある垂木が丸太と角材の二重構造になっています。
現在は国の重要文化財にも指定されていますが、修理のため非公開となっています。
浄土院
15世紀後半に浄土宗の栄久上人が平等院修復を目的として創設した寺院「浄土院」は鳳凰堂の裏側にあります。
現在は天台宗の「最勝院」と浄土院とで平等院を管理する役割を担っています。
本堂から向かって右側には少し風合いの異なる建造物「羅漢堂」があります。禅宗様のこちらは、振り返ったときに鳳凰堂の裏側を見ることができます。
阿字池周辺
境内の茶房
日本茶専門のアドバイザーがいるので本格的な日本茶を味わうことができますし、休憩や内部拝観の待ち時間などにも良さそうです。
店内がガラス張りになっているため境内の美しい緑を見ながらお茶を楽しむことができます。メニューは、抹茶・煎茶・玉露の三種となっていて、お茶には鳳凰の絵柄がついたお干菓子がついています。このお干菓子は、レジ横にも置いてありますのでちょっとしたお土産にもおすすめです。
名鐘
平等院には「姿・形の平等院」と謳われる名鐘が存在し、「天下の三名鐘」の1つとして数えられています。
この梵鐘は模造品であり、実物は鳳翔館に収蔵されています。獅子・天女・唐草文様などの浮彫がとても美しく、日中に見るよりも、夜間に下からライトアップされた時の方が、浮彫がより際立ちその素晴らしさが伝わるかと思います。
ミュージアム鳳翔館
梵鐘の実物・雲中供養菩薩像・鳳凰などの国宝を見ることができます。内部は撮影禁止となっているのでご注意ください。
お茶の自動販売機
お茶の自動販売機がちょっと変わっているので目を引きます。
すべてが宇治茶で埋め尽くされ、そのラベルに印刷されているのは源氏物語の場面です。2種類のサイズがあり、ホットかつめたいのかを選ぶことができます。
夜間ライトアップは行っている?

紅葉シーズンの平等院では、夜間ライトアップを行っています。色鮮やかな紅葉と鳳凰堂がLEDの明るい光に包まれ、池尾水面に阿弥陀如来坐像やモミジが浮かび、幻想的な雰囲気を堪能することができます。
こちらは週末のみの開催のため、ものすごい行列が出来ますが、それでも代えがたい一見の価値があります。
期間:11月18日(土曜)から12月3日(日曜)の週末開催
11月18日、11月19日、11月23日から26日、12月2日、12月3日 計8日間
時間:18:00から20:30
拝観料:大人1500円 小中学生1000円
拝観には専用WEBサイトからの事前申し込みが必要です。
各日、1000名限定(定員になり次第締め切り)
当日券の販売は予定していません。
平等院鳳凰堂の混雑は?
日中の平等院もかなりの混雑ですので、できるだけ回避したいのであれば午前中のなるべく早い時間に入ることをおすすめします。また待ち時間も長いことから、暖かい格好をして手袋・寒がりな人はホッカイロも必須です。駅やコンビニなどでトイレも済ませておきましょう。
平等院鳳凰堂までのアクセス
マイカーでお出かけする場合、平等院には専用の駐車場がないので周辺のパーキングを利用することになります。スムーズに駐車するためには、あらかじめいくつか周辺のパーキングをチェックしておきましょう。
その他の名所と合わせて巡る際のオススメコースです。
参考にしてみてください。
● 平等院~嵐山コース
● 平等院~下鴨神社コース
● 東福寺~平等院紅葉コース
平等院鳳凰堂の周辺観光スポット

平等院が位置している宇治エリアには、他にも観光におすすめの名所が点在しています。
三室戸寺
別名・「アジサイ寺」として有名な三室戸寺ですが、秋の紅葉も見事なものです。三室戸寺の紅葉は、西行法師によって詠まれた「暮はつる秋のかたみにしばしみん紅葉ちらす三室戸の山」と、称賛されたことでも知られています。三重塔と鮮やかな紅葉との調和や、石庭とのコントラストが見どころです。
例年の見頃は、11月下旬 ~12月上旬とされています。
【電話番号】 0774-21-2067
【拝観時間】(11月1日~3月31日) 8:30~16:00
【拝観料】大人:500円、 小人:300円
【アクセス】京阪電気鉄道「三室戸駅」から徒歩15分・JR宇治駅からバスで「三室戸寺」下車徒歩すぐ
興聖寺(こうじょうじ)
「琴坂」と呼ばれている石門から山門までの約200mの参道は、秋になると鮮やかな紅葉に彩られます。緩やかな坂道の両側を彩る紅葉の風景は、まるで絵画のような美しさです。紅葉のピークの時期になると、「紅葉のトンネル」を楽しむこともできます。例年の紅葉の見頃は、11月下旬~12月上旬となっています。
【電話番号】0774-21-2040
【拝観時間】5:00~17:00
【拝観料】300円(山内拝観は志納金が必要です)
【アクセス】京阪宇治線「宇治駅」から徒歩で約15分
宇治川
宇治駅から徒歩でアクセスすることができる宇治川も、美しい紅葉を堪能できる名所です。赤や黄色に染まった紅葉が、宇治川沿いを鮮やかに彩る風景や、川の水面に映る紅葉の姿も素晴らしいものです。「宇治川遊覧船」も出ているので、宇治川の紅葉を更に近くで堪能することができます。
まとめ
藤原頼道によって建立された平等院鳳凰堂は、10円硬貨のデザインとしても有名な建築物です。平等院が位置している宇治は、京都市よりも南にあるので京都市内の紅葉の名所よりも見ごろはやや遅めになります。鳳凰堂を取り囲むよう紅葉した木々は、まさに「極楽浄土」のような幻想的な雰囲気です。夜間ライトアップも行われ、二中とは違った雰囲気の様子を堪能することができます。

