京都の桜の満開の時期はいつ頃?過去の満開の時期は?

京都-桜-満開-イメージ原谷苑-枝垂桜-京都

日本の春の花と言えば、桜と答える方が多いのではないでしょうか。桜の美しさが最も際立つのが満開の時期になります。されどなかなか満開の時期に、桜を見ることが出来ないという方も多いのではないでしょうか。実際に桜が美しく咲き誇る時間は短いものです。しっかりと桜が最も美しく咲き誇る時期を知り、今年は満足するお花見をしてみませんか?

京都-ソメイヨシノまずは、開花予想から満開への道をわかりやすく説明していきましょう。ソメイヨシノは、2月1日以降の最高気温の合計が600度を超えると開花すると言われ、800度を超えたときに満開というのがひとつの目安になると言われています。桜の開花のタイミングは地域によっても異なります。また開花から満開になるまでの期間もそれぞれの地域で違うとも言えます。北海道と沖縄を例にするとわかりやすいのですが、最高気温に達するまで、当然沖縄の方が早く辿り着くということになります。ただ多くの桜がだいたい開花後5日~1週間で満開になると言われています。なお京都市内には、二条城内に標準木があり、その桜が5~6輪以上咲いたことで、開花宣言が出されます。

2024年の京都の桜の満開時期は?

京都-桜-満開-見頃2024年の京都の開花予想は、3月22-23日頃(2月中旬情報)と言われています。平年よりも少し早いと言われています。平年並みか少し早いと言われています。平年の京都の開花は、3月28日頃となり、満開日は3月28日から4月2日頃になりました。ここから推測出来ることとして、2024年は、3月28日~4月2日頃に、満開を迎える予想となります。京都の過去もっとも開花が早かった年は、今から22年前の2002年になります。その時は平年よりも10日もはやい3月18日でした。逆に最も開花が遅かったのは、今から40年前の1984年の4月9日になります。平年よりも12日も遅くなりました。京都の町全体での見頃としては、3月下旬頃から桜を楽しむには「車折神社」、「平野神社」、「醍醐寺」などがおすすめです。4月中旬ごろまで桜が楽しめる場所では、「仁和寺」、「鞍馬寺」、「大原三千院」 などがあります。カエデ京都マエストロページへ

ここは見逃さないで欲しい京都のおすすめ桜の名所

京都-醍醐寺-桜-イメージ■醍醐寺
醍醐全体が寺院となっている醍醐寺は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な寺院になります。豊臣秀吉の花見では、正室、側室のほか、家来などあわせて約1000人が盛大に花見をしたと言われています。昔から醍醐寺の桜の美しさに癒されていたことがわかります。

醍醐寺の境内には、約1000本もの桜が植えられ、その美しさを象徴するかのように「花の醍醐」という別名までつくほどです。醍醐寺の桜は、京都の三大桜のひとつでもあるソメイヨシノをはじめヤマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラとその種類も豊富です。種類が多いことから、長くお花見を楽しむことが出来るのも醍醐寺の魅力ではないでしょうか。おおよそ3月下旬から3週間程度の間、人々の心を美しい桜の景色で魅了します。醍醐寺の中でもぜひ見て頂きたいのが、「三宝院の大紅しだれ」「霊宝館のシダレザクラ」「金堂脇の大ヤマザクラ」で、圧巻の美しさです。ぜひ訪れた際は立ち寄られることをおすすめします。

■平野神社
こちらの神社では、珍しい種類の桜がたくさん見られるのが特徴。苑内には、平野神社の代表的な桜「魁桜」「寝覚桜」「平野妹背桜」「手弱女桜」「突羽根桜」などが植えられ、その種類はなんと、約60種類、400本にもなります。早咲きの桜であれば、3月中旬から楽しむことが出来ます。遅咲きの桜もあり、4月20日頃に咲く品種もあります。平野神社でも、約1ヶ月間も桜を楽しむことが出来ます。また、3月下旬から4月中旬ごろまで、夕方から午後9時頃まで、ライトアップも行われ夜桜を見ることが出来ます。昼間とは違う妖艶な桜の姿は、ぜひご覧になることをおすすめします。また桜の時期には、有料茶席なども設けられるので、ゆったりとお花見を楽しむことも出来ます。

今年は満開の桜の時期をしっかりチェックし、ぜひ1番美しい桜の姿を実際に見てみてはいかがでしょうか。

2024年京都の桜情報の総合記事はこちらです。

京都-仁和寺-桜

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