京都の紅葉は撮影ポイントも多いと言えます。京都の紅葉と言えば「永観堂」や日本三大門の迫力と紅葉が見せる絶景「南禅寺」、自然の山々が作り上げる壮大な景色「嵐山・渡月橋」など。京都は紅葉の時期の美しさは、日本の中でも指折りとも言えるでしょう。その中でもただどこが、どんな風な写真が撮れて綺麗なのか…そして、綺麗な思い出に残すためにおすすめの撮影ポイントなど、知りたいことはたくさんありますよね。そのお悩み解決していきましょう。
京都のココは、抑えてるべき!今年の絶景紅葉スポット☆
古今和歌集にも書き残された美しさが残る「永観堂」
「モミジの永観堂」とも呼ばれるほど、その美しさは昔から現在まで多くの人を魅了してきました。古今和歌集に詠まれるほど、この紅葉の美しさは、昔から多くの人に愛されていたと言えるでしょう。ここで、抑えておくべき絶景ポイントは、「放生池」池に映し出されるモミジと極楽橋の景色は、圧巻です。もうひとつは、「多宝塔」になります。ここは境内で1番高い場所と言えます。境内の紅葉が、多宝塔を包む姿は、言葉にならない程の美しさになります。開館時間:9時~16時(閉門17時) 入場料:大人600円/小中高生400円 (ただし、秋の寺宝展期間:1,000円/ライトアップ時間:別途600円※寺宝展)とライトアップ鑑賞は入れ替え制)
アクセス
京都府京都市左京区永観堂町48
- 市バス南禅寺永観堂道下車、徒歩3分
- 市バス東天王町下車、徒歩8分
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日本三大門の迫力と紅葉の絶景は別格「南禅寺」
45000坪の広大な境内に植えられた300本ほどのカエデがこのシーズンに絶景を作り出します。ここで抑えておく絶景ポイントは、三門をくぐり、山道の両脇に植えてあるモミジ!これがとにかく大きくて立派なので、三門に負けないほどの迫力と見応えになっています。また南禅寺でしか見られない「レンガ×紅葉の水路閣」もお忘れなく!!開館時間:8時40分~17時(季節により異なります) 拝観料:方丈庭園 大人600円/高校生500円/小中学生400円 三門 大人600円/高校生500円/小中学生400円 南禅院 大人400円/高校生350円/小中学生250円
アクセス
京都府京都市左京区南禅寺福地町
- 市バス南禅寺永観堂道下車、徒歩10分
- 市バス東天王町下車、徒歩10分
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山々の表情の違いを楽しむ「嵐山・渡月橋」
嵐山や嵯峨野観光の玄関口とも言える渡月橋は、下を流れる桂川と周辺の壮大な紅葉の景色を楽しむにはもってこいの場所。渡月橋は木製のレトロな橋。この橋の雰囲気と赤や黄色に染まった木々の雰囲気は、「嵐山」のシンボルとも言える景色とも言えるでしょう。アクセス
京都府京都市右京区嵐山
- 市バス嵐山下車
- 市バス嵐山公園下車
京都最大の寺院が見せる壮大な紅葉の美しさ「醍醐寺」
もみじのトンネル、観音堂の池の周り一帯の林泉の美しさは圧巻です。夜間のライトアップはまた幻想的な雰囲気を感じる事が出来るので、足を運ぶ価値は大いにあります。開館時間:9:00~17:00 12月第1日曜~2月は16:30迄 入場料:大人 800円/中高生 600円/小学生以下無料
アクセス
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 地下鉄東西線醍醐駅から徒歩で10分
京都のシンボルとして君臨する「清水寺」
清水の舞台をはじめ、三重塔や放生池などの周りを彩る1000本のヤマモミジが作り出す絶景は壮大。清水寺の紅葉の見頃としては、11月下旬から12月上旬。清水寺の夜のライトアップでは、500基もの照明でヤマモミジを照らし出します。暗闇の中に浮かび上がるその景色はとても神秘的。開館時間:6:00~18:00 夏 6:00~18:30 (8月・9月)11月18日~11月30日(夜間特別拝観期間は21:30まで) 入場料:高校生以上400円/小中学生200円
アクセス
京都府京都市東山区清水一丁目294
- JR京都駅から市バスで15分
京都の紅葉と言えばここは外せないスポット「東福寺」
京都の紅葉の中でも最も美しいとされ、様々な雑誌やCMを始め、インターネットサイトランキングでも1位の東福寺。通天橋から見られる、紅葉の雲海は言葉を失う美しさと言えるでしょう。訪れた方を魅了し、日本の紅葉の素晴らしさを教えてくれるような場所とも言えます。開館時間4月~10月 9:00~16:00 (拝観受付終了は16:00、16:30に閉門 )11月~12月上旬 8:30~16:00 (拝観受付終了は16:00、16:30に閉門)12月上旬~3月 9:00~15:30 (拝観受付終了は15:30、16:00に閉門)入場料:境内は無料 ■通天橋・開山堂(秋季:高校生以上600円/中小学生300円 ■東福寺本坊庭園 高校生以上00円/中小学生300円
アクセス
京都府京都市東山区本町15丁目778
- JR京都駅から市バスで15分
- JR奈良線・京阪本線東福寺駅から徒歩で10分
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平家物語ゆかりの「祇王寺」
平家物語ゆかりの「祇王寺」は、知る人ぞ知る紅葉の名所でもあります。紅葉シーズン終盤の12月初旬になると見ることができる、地面を埋め尽くすような「モミジの絨毯」も風情があり素晴らしいものです。奥嵯峨へ向かう路地にひっそりと佇む祇王寺で、平家物語のエピソードと共に秋の終わりの切なさを感じてみてはいかがでしょうか?開館時間:9:00~17:00(受付終了16:30)入場料:大人300円・小人(小中高)100円
アクセス
京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
- 市バス「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩約15分
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まるで絵画のような「宝筐院(ほうきょういん)」
庭園の紅葉が素晴らしいことで知られている宝筐院は、紅葉のシーズンになるとテレビなどのメディアでも紹介されるほど有名な京都屈指の紅葉の名所です。特に、本堂の障子の枠越しに見る色鮮やかな庭園は、まるで絵画のような美しさです。開館時間:9:00~16:00(11月は16:30まで)入場料:大人:500円・小人(小中高):200円
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9
- 京福電鉄嵐山線「嵐山」駅またはJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩約12分
- 京都市バス「嵯峨釈迦堂前」バス停下車、徒歩約4分
京都の公園でおすすめポイントは??
息を飲むほどの美しさを誇る逆さ紅葉の名所「梅小路公園」
国鉄梅小路貨物駅跡地につくられた総合公園。京都市街地とは思えないほどの、広大な自然が広がっています。秋になると、たくさんの木々が秋色に色付き、壮大な景色を作り出します。平安遷都1200年の記念に造られた「朱雀の庭」の夜間ライトアップは圧巻です。ここで見られる水鏡に映し出された逆さ紅葉は、見た人すべての心を魅了します。開館時間:入園自由 朱雀の庭・いのちの森のみ9時~17時(最終入園16時30分) ライトアップ:11月13日~11月29日(2020年)17時~21時(最終入園20時30分)11/16、11/24は休み 入園料:朱雀の庭・いのちの森:1人200円 紅葉まつり入場料:大人400円/小学生200円(京都水族館、京都鉄道博物館の当日半券持参で100円割引)
アクセス
京都市下京区観喜町56-3
- JR・地下鉄・近鉄京都駅中央口下車、徒歩約15分
- JR山陰本線丹波口駅下車、徒歩約15分
- 市バス七条大宮・京都水族館前バス停下車
- 市バス梅小路公園・京都鉄道博物館前バス停下車
- 京阪京都交通バス七条大宮・京都水族館前バス停下車
もみじの絨毯は秋の風物詩「笠置山もみじ公園」
国の史跡・名勝に指定されている笠置山と木津川の峡谷を中心とした自然公園。頂上には、後醍醐天皇ゆかりの史跡や仏像が彫られた石等が点在しており、歴史と自然を両方感じられるばしぃとも言えます。紅葉が進んでいくと、地面一面が真っ赤な絨毯に様変わり。木の上で見る紅葉の美しさはもちろん、落ちた葉っぱの美しさと2度楽しめます。開館時間:9時〜16時 (11月1日~11月30日はライトアップ有り17時~21時)入場料:大人(高校生以上)300円/中学生100円/小学生以下無料
アクセス
京都府相楽郡笠置町笠置笠置山29
- JR関西本線笠置駅下車、徒歩45分(東海自然歩道経由)
- 近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
京都でおすすめ、絶景撮影ポイントは?
鹿王院
撮影おすすめスポットは「舎利殿前の紅葉」京都嵯峨野エリアにある「鹿王院(ろくおういん)」は嵐山・渡月橋から徒歩約15分の距離なので、紅葉のトップシーズンでも比較的ゆったり撮影が出来ます。開館時間:9時〜16時45分(閉17時) 入場料:400円
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
- JR嵯峨嵐山駅下車、徒歩5分
- 市バス・京都バス下嵯峨駅下車、徒歩3分
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清凉寺
嵯峨釈迦堂として愛される清凉寺の撮影おすすめスポットは「本堂の前のお庭を廊下」です。境内にも撮影スポットがありますので、その時その時の一番美しい紅葉を写真に収めてください。嵐電嵐山駅から歩いて10~15分の位置にある「清凉寺」は、人ごみを気にせず撮影を楽しめる場所になります。開館時間:9時~16時(4~5月、10~11月は9時~17時)拝観料:大人400円/中高生300円/小学生200円
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
- 京都バス嵯峨釈迦堂前下車
- 市バス嵯峨小学校前下車
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将軍塚青龍殿
撮影おすすめスポットは「展望台からのお庭」京都市内の紅葉の名所としては、比較的に空いているので、撮影もしやすいです。回遊式庭園には220本ほどの紅葉が美しく、広い舞台からは京都の街を一望できます。アクセスが不便な分、夜間のライトアップは穴場のポイントになります。開館時間:9時~17時(春季・秋季はライトアップ予定) 拝観料:大人500円/中高生400円/小学生200円
アクセス
京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
- 三条京阪からの循環バス(時刻表はホームページにて掲載)
- 京都駅よりタクシー、約20分
京都御苑
撮影おすすめスポットは「母と子の森」広大な敷地かつ、紅葉してる箇所が点在してるため、全く混雑しないので、思う存分撮影を満喫することが出来ます。イチョウやケヤキ、桜など様々な種類の紅葉を見ることができます。入苑時間:24時間 入苑料:無料 (苑内に拾翠亭など有料・開館時間のある施設もあり)
アクセス
京都府京都市上京区京都御苑3
- 市営地下鉄烏丸線今出川駅下車、徒歩3分
- 市営地下鉄烏丸線丸太町駅下車、徒歩3分
仁和寺
撮影おすすめスポットは「御殿の北庭」桜の名所とも名高いお寺ですが、その紅葉した景色もとても素敵です。見ごろの11月中旬~下旬はどしても混雑は避けられません。そのため撮影するのであれば、開門時間、もしくは閉門時間付近を狙っていくといいでしょう。モミジが多く、赤い色が境内を彩ります。開館時間:9時~16時30分(12~2月は9時~16時30分)16時30分) 拝観料:御殿 大人・高校生500円/小中学生300円 霊宝館(期間限定)大人500円/中高生300円/小学生無料 伽藍特別入山 大人・高校生500円/小中学生200円
アクセス
京都府京都市右京区御室大内33
- 嵐電(京福電鉄)御室仁和寺駅下車、徒歩3分
- JR(嵯峨野線)花園駅下車、徒歩15分
圓光寺
圓光寺では、美しい紅葉から顔を見せる可愛いお地蔵さんを撮影することができます。紅葉だけでいったらさまざまな名所がありますが、ここでしか撮ることができない可愛らしい風景をカメラにおさめることができますのでおすすめです。開館時間:9:00~17:00 拝観料:大人500円 中学・高校生400円 小学生300円(秋の拝観(コロナ対応の為):11/15~12/10は事前予約制で1000円/500円)
・バスの場合は市バス5番の「四条河原町」31分乗車~「一乗寺下り松町」下車、徒歩約10分・電車の場合は京阪「祇園四条駅」5分乗車~「出町柳駅」下車、叡山電鉄へ乗り換え、叡山電車「出町柳駅」5分乗車~「一乗寺駅」下車、徒歩約15分・平日ならバスも良いですが、土日なら混雑を考えて電車がおすすめです。紅葉シーズンのは車での移動はおすすめしません。
毘沙門堂 山科
こちらの一番の見どころは、仁王門へと続く傾斜が急な石段です。日中でも比較的ゆっくり見て回ることができますが、この石段を目当てに行くなら早朝がおすすめです。他にも境内ではきらびやかな建築装飾と紅葉とのコラボレーションが美しく、勅使門へと続く参道は天然のレッドカーペットともいえるほど燃えるような赤色に染まります。開館時間:9:00~17:00 拝観料:500円/400円/300円(大人/高校/小学)
京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
- JR琵琶湖線「山科」下車、北へ徒歩約15分
- 地下鉄東西線「山科」下車、北へ徒歩約15分
- 京阪電車京津線「京阪山科」下車、北へ徒歩約15分
いかがでしたでしょうか?紅葉の美しい観光スポットを、今回は撮影ポイントを中心にご紹介しました。こちらはあくまでもきれいに撮りやすい場所ですので、それぞれの紅葉スポットで角度やレンズに写り込む広さを変えて、その日にしか撮れない美しい秋の京都の写真を撮ってみてください。