京都 嵯峨野トロッコ列車 紅葉(4K) Youtube
京都の紅葉シーズン、混雑必須で人気ぶりがあるのが、トロッコ嵯峨駅~トロッコ亀岡駅間7.3キロを約25分間でつなぐ嵯峨野トロッコ列車です。平均速度は時速約25キロ、とふつうの電車よりゆっくり保津峡沿いを走ります。紅葉時期は乗るのが難しいと言われる嵯峨野トロッコ列車ですが、チケットを事前に購入しておく事、ツアーに参加する事などでスムーズに乗車する事も可能です。ご紹介する内容を参考に、ぜひ楽しんでみてください。
運転期間
2021年03月01日(月)~2021年12月29日(水)
運賃
大人630円、子ども320円(全区間共通)
アクセス
・トロッコ嵯峨駅
・JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩1分
・保津川下り着船場下車、約20分
・トロッコ嵐山駅
・トロッコ嵯峨駅から徒歩約20分
・保津川下り着船場下車、約10分
・トロッコ亀岡駅
・JR嵯峨野線馬堀駅下車、徒歩10分
・保津川下り乗船場までバス約20分、タクシー約10分、京馬車約25分
・駐車場:あり
チケットは乗車1ヶ月前の10時から販売開始で、JR西日本のe5489というWebサイト(J-WESTネット会員登録(無料)が必要)やJR西日本の「みどりの窓口」、主要旅行会社にて購入可能です。
紅葉のハイシーズンは数分で売り切れてしまうこともあるので、
早め早めの購入をおすすめします。
JR西日本のe5489というWebサイトから購入すると、座席指定ができません。友達や恋人と離れたくない!という方には、e5489経由の購入はおすすめしません。
当日のチケットに余裕がある場合、トロッコ嵯峨駅では8時35分、トロッコ嵐山駅では8時40分ころ、トロッコ亀岡駅では8時50分ころから先着順で販売します。立見席も限定販売されます。
トロッコ亀岡駅からは舟下りする方もいるので、トロッコ嵯峨駅やトロッコ嵐山駅よりもトロッコ亀岡駅のほうがチケットは手に入れやすいです。また、トロッコ嵯峨駅よりはトロッコ嵐山駅のほうが当日券はゲットしやすいようです。
窓ガラスのないオープン車両「ザ・リッチ号」は開放感があって人気のため、当日販売のみです。
事前購入した乗車券を乗車日当日にトロッコ各駅窓口で、リッチ号の当日乗車券と交換することもできます。その日の混雑具合によっては、片道のみ交換できる場合や交換できないこともあります。
なお、主な旅行会社では2週間前以降はチケットを販売しないため、もしかしたら、その際にあまったチケットがJR西日本に戻ってきている可能性もあります。
乗車の2週間前以降にこまめに問い合わせすれば、事前にチケットを購入できるかもしれません。
嵯峨野トロッコのチケット入手方法まとめ
<乗車日の1ヶ月前の午前10時から購入可能>
◆JR西日本の「みどりの窓口」で予約
◆全国の主な旅行会社で予約
◆電話で予約
◆インターネットで予約
ただし、インターネットからでの予約では座席の指定ができないので、西日本以外の地域にお住まいの方は旅行会社もしくは電話にて予約することをおすすめします。
<当日券の購入場所>
◆トロッコ嵯峨駅
◆トロッコ嵐山駅
◆トロッコ亀岡駅

紅葉を思う存分楽しむのに欠かせないのが
座席です。
これを知っているといないでは大違いです。
基本的にはどちらかも見えないという事はありませんが、嵯峨野初の列車で言えば、
進行方向に向かって右側の偶数席(AとD)がおすすめです。実はこちら側の方が
保津川沿いを眺める時間が長いのです。
そして大人の方であれば、
立ち席も意外と悪くありません。なぜならば、乗車時間30分さえ立ちっぱなしが辛くなければ、
左右どちらも見る事が出来るからです。その都度良く見える方に移動する事が可能というメリットがあるのです。
座り席はゆったり見る事が出来ますが、立ち席の人が多くなると窓から以外の景色は見る事が出来ないデメリットがあるのもお忘れなく。
通常は乗車1ヶ月前からしか予約できない嵯峨野トロッコ列車のチケットですが、
人数が15名以上の場合、乗車の1年前~2週間前まで全国の主な旅行会社で申し込みが可能です。
また、大手旅行会社では嵯峨野トロッコ列車の乗車が含まれたツアーも販売されています。
ツアーに参加すれば、あまり苦労せずに確実に嵯峨野トロッコ列車に乗車することができますよ。

2021年10月中旬~12月5日の毎日(予定)
ライトアップの時間帯には、臨時列車が1日1往復、紅葉の最盛期の週末と祝日は1日2往復します。
また、
嵐山花灯路の期間中には、トロッコ嵯峨駅~トロッコ保津峡駅間で平日1往復、休日2往復、臨時列車を運行。
臨時列車が保津峡駅に到着するタイミングでトロッコ保津峡駅のイルミネーションが開催されます。このチケットはトロッコ嵯峨駅とトロッコ嵐山駅のみで販売。当日だけ購入可能です。
毎年恒例の秋の風物詩を大切な人と堪能してみてはいかがでしょうか。
嵐山の例年の見ごろは11月下旬~12月上旬。
その年の気象条件によっては多少前後しますので、京都観光Naviの紅葉だよりなどで最新情報をチェックしてみてください。
トロッコ列車で往復するのも良いですが、
行きはトロッコ列車、帰りは保津川下りで嵐山まで戻るという手もあります。
嵯峨野トロッコ列車に乗車しても、保津川下りは割引になりませんが、トロッコ嵯峨駅に保津川下りコーナーがあるので、事前に乗船予約や乗船券を購入することができます。またトロッコ亀岡駅から乗船場までの交通手段の予約も可能です。
12月10日からはお座敷暖房船に乗車することができるので、川の近くでも寒くありません。
嵐山や嵯峨野周辺の観光スポットは知っていても、亀岡周辺の観光スポットはあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
トロッコ亀岡駅周辺ではないのですが、亀岡市の中でおすすめの観光スポットをご紹介します。
鍬山(くわやま)神社
色鮮やかな約1,000本の紅葉を見ることができます。
アクセス
亀岡市上矢田町上垣内22-2
● JR嵯峨野線亀岡駅下車、亀岡市コミュニティーバス(東コース)鍬山神社前バス停下車すぐ
● JR嵯峨野線亀岡駅下車、京阪京都交通バス矢田口バス停下車、徒歩約20分
● 駐車場:自家用車30台無料
見ごろ
11月上旬~11月中旬
穴太寺(あなおじ)
西国三十三所の札所で、釈迦涅槃(しゃかねはん)像で知られるお寺です。
江戸時代に造られた庭園は、京都府の名勝に指定されています。
紅葉の名所ではないですが、少し紅葉を見ることができます。
開館時間:8時〜17時
入場料(本堂・庭園):500円
アクセス
亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
● JR嵯峨野線亀岡駅から京阪京都交通バス穴太口バス停下車、徒歩10分
● 駐車場:私営駐車場50台
がんこ お屋敷・京都 亀岡 楽々荘
現在は嵯峨野トロッコ列車となっている、旧山陰線を造った立役者・田中源太郎の自宅跡を利用した日本料理店です。
田中源太郎の別荘跡は、現在、瑠璃光院になっています。庭は植治こと七代目小川治兵衛によるもの。
開館時間
平日:11時~15時30分(L.O. 15時)、17時~22時(L.O. 21時)
土曜・日曜・祝日:11時~22時(L.O. 21時)
アクセス
亀岡市北町44
● JR嵯峨野線亀岡駅下車、徒歩約10分
● 駐車場:あり(60台
嵐山温泉「 駅の足湯」
嵐山駅の「駅の足湯」は、嵐山温泉が使われています。中央ホームの一番先端にあるので、まずは駅のインフォメーションで足湯利用券を購入してからご利用ください。足湯の料金はお一人様200円で「駅の足湯」オリジナルのタオルも付いてきます。足湯の小屋の前には「ふれ愛地蔵」がお出迎えしてくれます!トロッコ列車や京都の紅葉のすばらしさを、お近くの方とも共有しふれ合ってみるのも、旅の楽しみですね。皆さんも嵯峨野・嵐山めぐりで疲れた足を「駅の足湯」で癒してみませんか?
【料金】:200円(タオル付き)
【営業時間】:午前9時から午後8時まで(冬季は午後6時まで)
【休業】:年中無休
【効能】:神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・疲労回復など
【泉質】:単純温泉
京都嵐山温泉 湯浴み処 「風風の湯(ふふのゆ)」
トロッコ列車「嵐山駅」から車で10分ほどのところにある「風風の湯」は、
「京都嵐山温泉公認」で、嵐山温泉で唯一の日帰り入浴施設です。
内湯は広々としており、ドライサウナやミストサウナ、水風呂にシルキー湯も備え付けてあります。さらに露天風呂もあるので、紅葉を観ながら体を温めることができます。
また、くつろぎコーナーも充実しており、漫画コーナー、売店、手もみコーナーもあります。ボディーソープやシャンプーも完備されているので、急に温泉に入りたいと思っても、
手ぶらで満喫することができます。
アクセス
京都府京都市西京区嵐山上河原町1
● 阪急嵐山駅、徒歩約1分
● JR嵯峨嵐山駅、徒歩20分
● 嵐電嵐山駅、徒歩10分
● 駐車場なし(お近くの提携有料駐車場をご利用ください
詳しくはこちらから)
【料金】:大人(中学生以上)1,000円、土日祝日1,200円 小人(3歳〜小学生まで)600円、土日祝日600円 乳幼児(二歳以下)300円、土日祝日300円
【営業時間】:正午から午後10時まで(最終入泉は午後9時30分まで)
【休業】:年中無休
【効能】:神経痛、筋肉痛、関節痛、くじき、うちみ、五十肩、痔病、冷え症、疲労回復、慢性消化器病、健康増進
【泉質】:単純温泉
まとめ
嵯峨野トロッコ列車では、景色だけでなく車掌さんのパフォーマンスなども楽しむことができます。「ザ・リッチ号」は窓のないオープンシートなので、防寒対策が万全な暖かい服装で楽しんでみてくださいね。京都の紅葉と嵯峨野トロッコ列車、おいしい食事に癒しの温泉。この時期にしか楽しめない京都を堪能してみてはいかがでしょうか。