秋の京都では美しい紅葉を見ることができる紅葉の名所がたくさんありますが、四角く縁どられた窓から見る風景は、まるで絵画のような素晴らしさ!そんな風情ある紅葉の景色を見ることができる額縁スポットを持つ寺院を、この記事ではいくつかご紹介いたします。お庭を散策しながら眺める紅葉も素晴らしいものですが、額縁からの景色を堪能するのも、風情があっておすすめです。
ホームページやガイドブックで見たことのある紅葉の景色は、
部屋の中のフレーム越しに眺めるとまた違った雰囲気で、美しい絵画のような素晴らしさ。アート作品のような色鮮やかな紅葉を楽しむことができる、
額縁スポットを持つ紅葉の名所をご紹介します。

例年11月中旬から11月下旬にかけて見ごろをむかえる
光明院では、
作庭家の重森三玲が手掛けた「波心庭」が有名で、このお庭を吉野窓越しに美しい紅葉を見ることができます。
季節限定で、お抹茶(500円)もいただくことができます。
通常は非公開とされてますが、紅葉の時期は茶席やお食事付きで拝観することができる「
天得院」。
華頭窓からは、紅葉と杉苔の見事な調和を楽しむことができます。
嵐山の中心地から少し離れた場所に位置している
静涼院。こちらで見ることができるのはお部屋の窓枠ではなく、
回廊から臨む写真のフィルムのような美しい光景です。静涼院の紅葉の見頃は
例年11月下旬から12月上旬とされています。
雲龍院の「れんげの間」では、4枚の雪見障子が並び、その左端に座ると椿・燈籠・カエデ・松がそれぞれの窓から見ることができます。
写経やお抹茶も楽しむことができ、より一層贅沢な時間を過ごすことができます。
まとめ
秋の京都では美しい紅葉を見ることができる紅葉の名所がたくさんありますが、四角く縁どられた窓から見る風景は、まるで絵画のような素晴らしさ!そんな風情ある紅葉の景色を見ることができる額縁スポットを持つ寺院は、京都にはいくつかあり、この記事では「東福寺 光明院」「東福寺 天得院」「静涼院」「泉湧寺 雲龍院」をピックアップしました。ホームページやガイドブックで見たことのある風景も、額縁越しに見てみると、また違った雰囲気を楽しむことができるのです。