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古くから事前申込制(予約制)を導入していたスポットもあれば、最近それを始めた場所もあります。共通しているのは、混雑回避のための方策であるということ。訪れる側からすれば、人混みの煩わしさから解放されるのはメリットですが、予約制であることを事前に知っていないと拝観さえできないことにもなります。
京都の秋は多くの観光客で賑わいます。世界遺産「古都京都の文化財」に登録されている17箇所を筆頭にたくさんの史跡や名勝があるからであり、行政もそれら観光資源を活用すべく積極的な観光客誘致を進めています。その結果、場所によっては混雑による煩わしさが目立ったり、観光客の心ない振る舞いによって近隣に迷惑が及ぶこともあります。そうしたことへの対策として、場所によっては観光客を制限することも行われています。観光資源があっての観光であることを思うと、やむを得ないところもあるでしょう。訪れる側の立場から見れば、煩わしい混雑が少なくなるという意味では、歓迎すべきところも少なくありません。苔寺西芳寺の場合
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修学院離宮と桂離宮の場合
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鞍馬の白龍園
料金設定で制限をかける場所も
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