出典:錦市場-Wikipedia
京都は世界遺産が多くある有名観光スポットです。歴史的にも古い建物が街中にも多く、古き良き日本の風情ある景色を楽しむのも、観光のひとつとも言えるでしょう。景色が素晴らしいだけではなく、美味しい食べ物も多くあるのが京の台所でもある錦市場になります。錦市場は、約400m続くアーケードです。そこに130ものお店がずらっと軒を連ねています。京都ならではの食材はもちろん、SNS映えするような目をひく盛り付けなど、舌はもちろん、目でも楽しむことが出来る場所です。全長約400mの商店街を端から端まで見尽くすのは、時間がとてもかかります。この中でもおすすめのお店などをご紹介していきましょう。
「錦市場」の歴史とは
出典:錦市場商店街 | 錦について錦市場の歴史は、約400年前から始まっていると言われています。その昔は、井戸を利用して野菜や食べ物を冷やし商売をしていたようです。その当時は冷蔵庫もない為、井戸水がこの錦市場にとって、とても貴重な役割を担っていたことが伺えます。江戸時代に入り、幕府より魚問屋の称号が与えられたことで、魚市場として栄えます。その後、昭和2年に京都中央卸売市場が出来たことがきっかけとなり、現在のような錦市場の形になりました。錦市場の地下を流れる名水「錦の水」は、1年を通して水温が15~18℃と一定に保たれています。はるか昔から、魚などを保存するための冷蔵庫のような役割を果たし、錦市場の発展にこの名水は欠かせない存在だったと言えるでしょう。今でも多くの店に、地下水が引かれてお店の繁盛に一役買ってくれています。錦市場の午前中はプロの料理人が訪れ、午後は主婦が買い出しへと来ます。夕方には、お惣菜を求めるビジネスマンらの姿も見られることから、京の台所とも言われるようになりました。京都の人々の食生活を支えていると言っても過言ではありません。錦市場は魚屋をはじめ、八百屋、京漬物、湯葉、うなぎ、つくだに、干物、抹茶、すし、豆腐、出し巻き玉子などのお店で賑わっています。[hr][/hr]
「錦市場」の混雑を回避して楽しむならば
錦市場は、地元の方向けの魚屋さんや八百屋さんも多く早ければ、朝7時から開店しているお店もあります。観光客向けの食べ歩きが楽しめるお店は、ほとんどが朝10時から開店するお店が多いようです。ただ、開店時間はお店によって違いますので、行きたいお店は事前に開店時間や定休日をチェックするようにしましょう。大体朝10時くらいにはほとんどのお店が開いている状態です。また閉店も多くのお店が、18時頃を目安に閉めます。定休日については、多くのお店が水曜日のお休みのようです。錦市場の道幅は、わずか3ⅿ程しかありません。その為混雑も予想されます。おすすめの時間帯としては、午前中の開店10時頃に合わせていくと、そこまでの混雑ではありません。[hr][/hr]「錦市場」のおすすめの名物
出典:京錦 井上佃煮店 (京都市) トリップアドバイザー■井上佃煮店のチョコレートコロッケ京野菜を使って、季節の料理やつくだ煮がおすすめのお店で味合うことが出来るのがチョコレートコロッケになります。言わずと知れた錦市場の名物とも言えます。コロッケのまわりはサクサクの衣に包まれ、一口食べると中からトロっとあふれるチョコレートが病みつきになります。サイズ感も丁度よく甘さも控えめなので、食べ歩きにはぴったりです。
出典:錦市場 握りたてふっくらつやつや「錦の懐石米おむすび☆」中央米穀錦店 おむすび茶房 – Kyotopi [キョウトピ] 京都がもっと”好き”になる。■中央米穀の塩おむすび明治40年より続くお米専門店のおむすびは炊き加減が絶妙で、お米のおいしさにうっとりする程です。錦市場は、味が濃いグルメも多く白いご飯が食べたいと感じることもあるでしょう。そんな時におすすめなのが、こちらの塩むすびです。
出典:錦市場 コスパ最強のふわとろたこ焼き! 「カリカリ博士」 【食べ歩き】 – Kyotopi [キョウトピ] 京都がもっと”好き”になる。■「カリカリ博士」のたこ焼き大阪のたこ焼きとはひと味もふた味も違います。ソースの匂いに食欲も更にそそられ、ついつい手が伸びてしまいます。たこ焼きは中がふっくらとしており、だしのやさしい味ととてもよく合います。
出典:スヌーピー茶屋公式サイト■SNOOPY茶屋のスヌーピースイーツスヌーピーとチャーリーの像が目印となっている「スヌーピー茶屋」。ここの1階はグッズとテイクアウト、2階がカフェになっているので、ゆっくりと過ごしたい方にもおすすめです。コーヒーやラテ、お団子やおまんじゅうなどはテイクアウトすることが出来ます。どの商品も可愛いらしいモチーフになっているので、食べるのがもったいないと思ってしまう程です。
出典:こんなもんじゃ 店頭販メニュー|錦市場こんなもんじゃ■こんなもんじゃの豆乳抹茶ソフトこんなソフトクリームは見たことがないと驚く人が多いことでしょう。つるんとしたフォルムに思わず写真を撮りたくなってしまいます。京とうふ藤野の直営店としてオープンしたこのお店は、まだ豆乳がスイーツとして流行っていない時に、このメニューを考案したと言われています。[hr][/hr]
まとめ気になるお店はありましたでしょうか?京都にお越しの際は、京の台所へと足を運んでみてはいかがでしょうか。