
京都に関する情報を発信するのなら、京都スイーツにも言及がなくてはなりません、とはいえ、そもそも京都スイーツって何なんでしょう? 定義も難しそうな話ですが、やたら行列のできているあの店や、京都の定番と言われるまでに成長したかのお菓子、京都のスイーツをめぐるあれこれを紹介していきましょう。

せっかく京都に来たんだから舌の方にも京都らしさをと思いながら、つい広域チェーンのお店に入ってしまう貴方、海外旅行をしても、土地の味にチャレンジするよりマクドナルドの安定感を選んでしまうのでは?
それは冗談として、京都でスイーツを論じるなら、どういう方向性を求めればいいのでしょうか。お食事全般の話でお豆腐や湯葉の話題になると、なるほど京都かなと思いますし、漬け物、特に柴漬けの話なら具体的に、大原のあのお店かなと思い浮かんだりします。それに対して、スイーツとなると、どっちを向けばいいのやら。スイーツのカテゴリーでいうところの京都らしさとは何かというお話です。
土地の味をめぐって
京都の茶舗として有名な一保堂、現在、関東に越している知人が言っていた話は「こちら(関東某所)で飲む一保堂のお茶は今ひとつ」なのだとか。モノが悪いとかではなく、京都で味わう時と何かが違う気がしてならないのだそうです。同じ茶葉なのに京都にいた時に味わっていた風味が出ないのはなぜだろうと。
そして、その人が出した結論は、きっと水が違うからなんだろう、ということでした。その人曰く、一保堂のお茶は京都の水で美味しくなるようにできている、と。本当かどうかわかりませんし、そもそも20年も昔のことなので、これっぽちの責任も持てない話ですが、土地の味を考える時の示唆が籠められているように思います。つまり、素材の鮮度や水の質、いろいろな要因が絡むでしょうが、その土地で食した時に一番の美味しさが表現されるものが土地の味、ある意味での「風土」なのではないでしょうか。
MACCHA HOUSE抹茶館
美味しいかどうかの二分法だけでいえば、美味しい方に入るでしょう。しかし、よく調べてみると京都でなくても味わえる味なのだとか。そもそも京都のお店でもないし、となると、行列に参加することに意義を見いだすのならともかく、といったところが結論かも。
マールブランシュ
マールブランシュが言うところの「京スイーツの定番、マールブランシュの顔」と言うのも妥当な表現と思ってはいるのですが、それでもオンラインショップでも入手可能というのなら、京都限定とは?と首を傾げてしまいます。いいものはいい、と素直にそれだけ言っておけば済むところですが、余計な一言を添えてしまうのは天邪鬼に悪い癖です。
京洋菓子司ジュヴァンセル
ラインナップには抹茶クッキーもありますが、同じ路線の「茶の菓」と比較してしまうのも事実。そしてコスパ相応の評価をしてしまいます。ただし「茶の菓」にご出陣を願うほどでないシチュエーションの時、コンビニスイーツ同様に、ジュヴァンセルの抹茶クッキーは重宝させてもらっています。
菓子職人
その「菓子職人」、10年前に糖質OFFスイーツを開発したとのことがホームページに記されています。かつて「苦みの走った」という形で印象に残った要素が「糖質制限商品」という形で結実したということなのでしょうか。少しばかり気になる1軒です。

